結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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皆さん、お待たせしました。

ついにあの悪童に、これまでの仕打ちの報いを受けてもらいます。
とりあえず今回含めて何回かは、そのための前準備回です。
その時が来るのを、お楽しみに・・・・


百三六話 怨念(おもい)の拳。裁きの鉄拳 ~救出~

アヤを縛り付けていた十字架を斬神刀でぶっ壊したオレは、アヤを抱き抱えて目の前の巨大なデジモンと対峙する。

 

オーガモン「テメエがグランドラクモンだな?」

 

Gドラクモン「そうだと言ったら?」

 

オーガモン「お前・・・・アヤを使って何をしようとしていた・・・・!」

 

Gドラクモン「なぁに、ほんの実験だよ。世界の裏側に潜むモノに、エネルギーを与えたらどうなるのか・・・・という、ね」

 

オーガモン「ワケ分かんねーこと言いやがって・・・・・!」

 

Gドラクモン「分からぬだろうさ。我以外には知らぬ真実に基づく実験なのだからな」

 

藍原「んな悠長なコト言ってる場合かよ!?その実験、できなくなっちまったじゃねーか!!」

 

その時、グランドラクモンの足下にいる人間が吠える。誰なのかは分からないが・・・・何故か奴からは()()()()()()()()()()()()

 

Gドラクモン「そう言うな藍原・・・ちゃんと別プランは考えてある」

 

藍原「なら良いけどよー・・・・・」

 

オーガモン「藍原・・・・?」

 

ガーベモン「そうか・・・・!お前がバルバモンか!!」

 

オレが突入した窓から、ガーベモンが入って来ながらそう言った。バルバモンと言えば確か、元人間で自分のパートナーデジモンを使って身体を改造したキチガイ野郎だとか・・・・

 

藍原「あー?な~~んだ、裏切り者のガーベモンじゃん」

 

ガーベモン「どの口が言う!!」

 

ガーベモンがバズーカを藍原に向ける。が、藍原は平然とグランドラクモンに話しかける。

 

藍原「で?プランBの内容は?」

 

Gドラクモン「その前に・・・・・この状況をどうにかしなければな」

 

藍原「えー?・・・・・ま、しゃーないか・・・・んじゃ、パパッと片付けるかー」

 

Gドラクモン「うむ。頑張ってくれ」

 

藍原「はいよー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」

 

藍原が振り返った瞬間には、グランドラクモンは下に向かって急速に落ちて行っていた。

 

Gドラクモン「あとはまかせたぞ~~~~・・・・・(フェードアウト)」

 

藍原「ちょちょちょちょちょちょちょおッ!?!?!?!?オレに任せて自分はトンズラとかアリかよ!!!!置いてきぼりはナシだぜ~~~~~~~~!!!!!」

 

オーガモン「・・・・・で?どうする気だ?」

 

閉じていくグランドラクモンの消えていった床の穴に向かって叫ぶ藍原に、少しだけ同情しつつも油断はしない。

 

藍原「──────────────チッ・・・あーあ、めんどくせーなー・・・・・」

 

ゆっくりと起き上がる藍原に警戒しつつ、侵入してきた窓ににじりよる。

 

藍原「逃げんなよ」

 

その瞬間、藍原がリモコンを操作し部屋の全てのシャッターが降りてしまった!

 

ヒョーガモン「危ねえ!」

 

ガーベモン「おわっ!?」

 

ガーベモンが外のヒョーガモンに蹴飛ばされ、代わりにヒョーガモンがシャッターに挟まれてしまう。

 

オーガモン「ヒョーガモン!」

 

ヒョーガモン「ぐおお・・・・オレが押さえているうちに・・・外へ・・・・」

 

ヒョーガモンの尽力を無駄にしない為にも、急ぎ窓へ向かう。だが───────

 

藍原「させるかよ」

 

ヒョーガモン「ゴッ──────」

 

 

 

 

 

藍原の放った一条の光線が、ヒョーガモンの頭を撃ち抜いた。

 

 

 

 

 

頭を喪ったヒョーガモンの身体は、そのままシャッターに押し潰されて、名残のデータ片が床に飛び散り、消去()えた。

 

亜耶「ひっ・・・・」

 

オーガモン「ヒョーガ・・・・・モン・・・・・!!」

 

ガーベモン「不味い・・・・退路を断たれちまった・・・・」

 

ガーベモンの冷静な分析と腕の中のアヤの感触が、オレの頭を冷静にさせてくれる。落ち着け・・・・今ここでキレたら、アヤを助けられない・・・・!

 

藍原「オラオラどうするよォ~~~~??」

 

ニヤついた笑みを浮かべた藍原に対し、腸が煮え繰り返る思いではあるが、下手に手を出すワケにはいかない。こっちにはアヤがいる。

 

ガーベモン「特大!『ウンチバズーカ』!!!」

 

藍原「ぎゃーーッ!?!?!?」

 

どうするべきかを考えていると、ガーベモンがバカでかいウンチを放っていた。

 

ガーベモン「こっちだ!」

 

自身の入っているゴミ箱と、同サイズのバズーカを抱えたガーベモンに誘われ、オレ達は城の奥へと向かうのだった。

 

 




ゆゆテ


初期案では、この辺りでガーベモンにも退場してもらう予定でしたが、意外としぶとく生きてますね、彼。想定外。(え?)
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