結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ!!

ティアーズオブキングダム楽し過ぎてヤバい


百三六話 怨念(おもい)の拳。裁きの鉄拳 ~カミはサバキ~

弥勒蓮華

俺のしていた実験を嗅ぎ付けた大赦が送りつけてきた刺客の一人。こっちの世界で殺してやったそいつが今、幽霊となって俺の目の前に現れた。

 

バルバモンX「い・・・・今更、俺に何の用だ・・・・」

 

蓮華『別に?弥勒は今更、あなたに用事は無いわ。弥勒はただ、喚ばれたから来ただけよ』

 

タイタモン「えぇ・・・・?」

 

呼んだ本人すら困惑してやがる・・・・

 

蓮華『でも、ここにはあなたに対する恨みを抱えている子が、多く集まっているようね。何をしたのかは・・・・大体察せられるけれど』

 

俺の周囲には、沢山のデジモン共の幽霊が群がっている。幽霊程度にビビりはしないが、少しでも怪しい動きをすれば、確実にバレるだろう。

 

蓮華『さあ、藍原茂。選びなさい。この霊達に謝罪するか、それとも取り殺されるかを!』

 

タイタモン「勝手に決められた・・・・・」

 

どうする・・・・・?ここで謝るだけで済むならそうすれば良い。が、それだけで済むワケがない。

 

亜耶「蓮華先輩」

 

蓮華『何かしら?』

 

亜耶「ここは私に任せていただけませんか・・・?」

 

まさかの大チャーーーーンス♪

大天使な亜耶ちゃんなら、ちょっとオーバー気味に謝ってやれば、どうにでもなる!!

 

蓮華『・・・・・・どうするつもり?』

 

亜耶「お願いします」

 

蓮華『─────────────良いわ。弥勒の名において、他の霊達にも手出しさせないことを誓うわ。喩えどのような結末を迎えようとも・・・・ね』

 

亜耶「ありがとうございます!」

 

 

キタ━(゚∀゚)━!!!

 

 

おっといけない・・・・ここで焦っては元も子もない。

 

バルバモンX「うっ・・・・うぅ・・・・・」

 

なるべく苦しそうに・・・・同情を誘うように・・・・・

 

亜耶「・・・・痛みますか?」

 

バルバモンX「い・・・・痛いよぉ・・・・苦しいよう・・・・」

 

亜耶「この方達は、その倍以上の苦しみを、味わってきたのでしょうね・・・・・」

 

バルバモンX「うっうっ・・・・もう、こんなことしないよう・・・・だから・・・・・」

 

亜耶「───────────本当に?」

 

バルバモンX「ほ・・・・本当だ!誓っても良い!!」

 

亜耶「──────────分かりました」

 

よっしゃぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!

 

亜耶「もう二度と、他人に迷惑をかけるようなことをしてはいけませんよ。次にやったら、その時は容赦しませんから」

 

バルバモンX「ううっ・・・・あ・・・・ありがとう・・・・・ありがとう・・・・・!」

 

本当に、助かったぜ・・・・・!

 

タイタモン「・・・・・良いのか?」

 

エンジェモン「亜耶が決めたのならば、それに従う迄。それに──────」

 

タイタモン「─────────フッ。そうだな」

 

亜耶「ガーベモンさん。大丈夫ですか?」

 

ガーベモン「動けないだけだからな・・・・まったく、情けないぜ」

 

ホ~~ント!情けない連中だよ・・・・・

 

バルバモンX「そんな簡単に・・・・・・人を信じちゃうんだもんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

完全に不意打ち!これは勝った!!

 

タイタモン「んなことだろうと思ったよ」

 

バルバモンX「ンガッ!?」

 

唐突に俺の身体が動かなくなった。何故?いったい何が────

 

タイタモン「この中に一体、一際お前に怨み辛みを重ねてる奴が居てな。そいつと契約したのさ」

 

バルバモンX「な・・・・なに・・・を・・・?」

 

『かんたんさぁぁぁぁぁぁ。お前が約束を破ったとき、お前の身体を好きにして良いってなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

聞き覚えのある声と共に、俺の身体から出てきたのはデジモンの霊。こいつ・・・・!?

 

バルバモンX「お・・・・まえ・・・・」

 

『ずいぶんとヒトの身体で好き放題してくれたよなぁぁぁぁぁぁぁ』

 

そいつは、バルバモン。この身体のベースになった、俺の元パートナーデジモン。

 

『良いよなぁぁぁぁぁぁぁ、羨ましいよなぁぁぁぁぁぁぁ、だからさぁぁぁぁぁぁ、お前に・・・・復讐してやるのさぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

バルバモンX「あ・・・・ぅ・・・・」

 

亜耶「・・・・・藍原茂さん」

 

バルバモンX「た・・・・たす・・・・け・・・・」

 

必死に亜耶ちゃんに助けを求める。

大丈夫だ。亜耶ちゃんだったら助けて──────

 

亜耶「地獄へ落ちやがれ!です!───────シズク先輩を真似てみたのですが、どうでしょうか?」

 

タイタモン「いいね ️」

 

エンジェモン「と、言うわけだ。残念だったな」

 

バルバモンX「そ・・・そん・・・なぁぁ・・・・・」

 

身体を動かそうとするが、全く動かない。徐々にエンジェモンが近づいてきて──────────

 

エンジェモン「次にやったら、その時は容赦しない。亜耶は、そう言ったよな?」

 

バルバモン『ヒヒ・・・・!!楽しい楽しい・・・・・パーティータぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁイム!!!!!!』

 

エンジェモン「裁きを受けろ」

 

 

 

エンジェモン「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!!!!!

 

 

『ヘブンズナックル』によるラッシュがまずは炸裂!最後はアッパーカットで上空に打ち上げられる。

 

エンジェモン「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!!!!!

 

即座に追いかけ再びのラッシュ。今度の〆は踵落としで地面に叩きつけた。

 

エンジェモン「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無────────」

 

更なる追い討ちは両足によるラッシュ。バルバモンXは高速の地団駄で袋叩きにされる。

 

エンジェモン「駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!!!!!

 

蹴り上げ、三たびのヘブンズラッシュ。最早バルバモンXはボロ雑巾の様相。

 

エンジェモン「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!!!!!

 

それでもまだまだ終わらない!原型を留められなくなるまで、裁きの時は続くのだ!!

 

エンジェモン「ォォォォォォォ・・・・・・・」

 

そうして、とうとう一目ではバルバモンXとわからなくなるレベルにまで達した時、エンジェモンは腰だめに構えた拳に光のエネルギーを蓄え始めた。それを─────

 

エンジェモン「『ヘブンズ・・・・ナックル』!!!」

 

バルバモンXの顔(と思われる部位)に叩き込む!!

回転しながら吹っ飛ぶバルバモンXは、そのまま──────

 

ガーベモン「へーい、ゴミはゴミ箱へ・・・ってな!」

 

ガーベモンのゴミ箱へとぶちこまれて行った。

こうして、己が欲望のままに好き勝手しまくっていた巨悪は、ゴミ箱の中へと処分されたのだった……

 

 

 




~次回予告~












Gドラクモン「いよいよ・・・・・時は来た・・・・・!」









次回『泥』

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