此処まで来て出しそびれたネタは・・・・・あとは王竜剣と紅の聖竜騎士くらいか・・・・・
─────────それくらい、だよね??(疑心暗鬼)
ひなた「皆さん、お疲れさまでした。ですが、状況は依然として最悪なまま・・・・・そこで、今一度現状の再確認を行いたく思います」
亜耶とセラフィモンにより、デジタルワールドの空を覆う泥の半分が消滅したおかげか、フローティア周辺での戦闘行為は確認されなくなった。そこで、X軍団の襲撃からずっと戦い続けていた勇者達は、一先ずの休息を取っていた。
そうして半日過ぎた現在、ひなたによって呼び出された勇者達は修復されたフローティア行政区の大講堂へと集結していた。
千景「・・・・・ならまず、高嶋さんの容態について聞かせて」
ひなた「それでしたら、友奈さんに直接お聞きしては如何でしょうか?」
千景「え・・・・?」
ひなたは微笑みながら、大講堂の受話器を取る。すると────
高嶋「わぁ!?」
千景「た・・・・高嶋さん!?」
ひなたの取った受話器から、高嶋がリアライズされたのだった!
高嶋「ヒナちゃ~~ん、やっぱりこのテレポートは身体がむずむずするよ~~~~ 」
ひなた「はい。ご覧の通り、高嶋さんはもう平気です」
球子「おお!!やったな千景!!!」
杏「良かったです・・・・本当に・・・・・!」
千景「ええ・・・・そうね・・・・!」
友奈「高嶋ちゃん、無事戻ってこれて良かったーー!!」
若葉「ほら、千景。言ってやるべき言葉があるんじゃないか?」
千景「え?でも・・・・」
若葉「何を遠慮する必要があるんだ?千景だからこそ、言うべきだと、私は思うぞ」
球子「お、若葉もタマには良いこと言うな!」
若葉「“偶に”は余計だ!!」
ひなた「さあ、千景さん」
仲間達に背中を押され、千景は高嶋に告げる。
千景「───────お帰りなさい、高嶋さん」
高嶋「うん。ただいま、ぐんちゃん。みんなも!!」
わあ!!!っと湧きたつ大講堂。
それを皮切りに口々に高嶋への「おかえり」と「良かった」が飛び交うのだった。
そうして、たっぷり高嶋との再会を喜び合った勇者達は、再び神妙な面持ちで着席する。
ひなた「さて・・・・次の確認ですが、グランドラクモンの軍勢は現在、未だ徹底抗戦を訴えるもの達と、救援を求めるもの達とで二分されております」
夏凜「自分達からケンカ吹っ掛けておいて、ピンチになったら『助けて欲しい』だなんて・・・・図々しいったらありゃしない」
亜耶「みなさん、ただ地上に帰りたかっただけなんです・・・・それなのに、こんな酷いことに・・・・・」
タイタモン「───────ちょっとした、すれ違いがあったのさ。誰彼の責任ってワケでも無ェよ」
ガーベモン「が、グランドラクモンのヤロウに関しちゃ・・・・・アレは確信犯だ。許しちゃおけねえ・・・・」
サンゾモン「てか、なんであんたまでここに居るのよ?」
ガーベモン「故ありゃ寝返るのさ、傭兵だからな」
ひなた「その“故”が、変わらないでいて欲しいものですね。そして最後に──────あの“泥”の出所についてですが・・・・・」
そこでひなたは、モニターをリモコンで操作し始めた。
映し出されたのは、仮研究室に居るダリアの姿。
ダリア『む、ようやくボクの出番ですか。随分と待たせやがりましたね』
ひなた「ダリアさん。あの泥のデジモンについて、調査結果を報告してください」
ダリア『嫌味をスルーするとは良い度胸です。が、時間が無いので端的に語らせてもらうのですよ』
画面が切り替わり、二重螺旋といくつかの注釈が描かれた図面が映される。
ダリア『端的に言うならば・・・・・アレは、“命の源”なのです』
ゆゆテ!!
作戦会議回はしばらく続く予定。
その後、ラストバトルの為の決戦のバトルフィールドに突入します。