結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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百四十話 さいごのたたかい~ヤミノチカラ~

目の前に現れたアフリモンの姿に一部の勇者達は気圧されてしまう。

 

雀「ななななななんかかなりヤバそうな感じだよぉーーーーーー!!!」

 

Bドラモン「だが!コイツさえブッ倒せば全てにカタが付く!!気合い入れろよ雀ェ!!!」

 

しずく「──────────」

 

シズク「ブルッちまったか?」

 

しずく「───────少し」

 

シズク「なら、俺の後ろにいるか?」

 

しずく「ん・・・・平気」

 

シズク「おう、そうか。なら、いくぞ」

 

しずく「うん・・・・!」

 

ロトスモン「樹、大丈夫?」

 

樹「正直に言うと、大丈夫じゃないです・・・・・」

 

ロトスモン「でしょうね・・・・・ハッキリ言ってアイツ、今まで戦ってきた誰よりも強そうだもの」

 

樹「でも・・・・・」

 

ロトスモン「うん」

 

樹「私、負けないよ」

 

ロトスモン「そう言うと思った♪」

 

高嶋「よーーーーーーっし!!気合い入れて、行っくよーーーーーー!!!!超!変身!!」

 

そこで高嶋が、デジソウルのリチャージを行う。

先程よりも多くのデジソウルが集まり、衣装の形になる。

それに右腕を通す。すると、手甲から旋風が巻き起こりドリルのような形に変化した。

続いて左腕を通す。今度は、強風が吹き荒れ鋭い杭のような形に変化した。

最後に、暴風を振り撒きながらフードが頭に被さって、衣装に隻眼の竜を模したデザインが施される。

 

高嶋「変身完了!“一目連”!!!」

 

球子「おお!なんか強そーだな!特にそのドリル!!」

 

若葉「・・・・・元の姿とはかなり違ってるな」

 

高嶋「一番槍ーーーーーー!!!」

 

千景「続くわ、高嶋さん!」

 

Sエンジェモン「お供します!」

 

突撃する高嶋に迫る泥の触腕に、高嶋は右腕のドリルを突き刺す。ドリルはそのまま風を伴い高速回転を始め、泥を弾き飛ばすように触腕を抉った。

 

アポロモン「ほう!あのドリルは風を巻き起こすのか!」

 

続けて左腕の杭を突き刺すと、今度は突風が吹き、触腕に風穴を空けた。

 

オウリュウモン「成る程、風を操る能力を持っているのか・・・・!」

 

風「よーし・・・・高嶋に続けーーーーーー!!!!」

 

 

全員『おぉーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

勇者一同が、アフリモンの触腕へ攻撃を仕掛ける。

刈り取られ、燃やされ、凍らされ、叩き潰され、どんどん触腕が減っていく。

 

『─────────理解した』

 

その瞬間、アフリモンの触腕が瞬時に再生した!?

 

芽吹「再生能力!?・・・・・しかもこんなに早い!」

 

『貴様達の絆─────それこそが、貴様達の力の源・・・・・であれば、()()()()()()()()()()

 

美森「っ!?みんな気をつけて!何かしてくる──────」

 

パチン、とアフリモンが指を鳴らした瞬間、無数の数式によって描かれた幾何学的文様の魔方陣が辺り一帯を被い、そして─────

 

サクヤモン→レナモン「うっ!?───────何・・・だと・・・?」

 

デュランダモン→ズバモン「ち・・・・力が・・・・」

 

夏凜「な・・・・!?いったい何が・・・・」

 

園子「まさか・・・・!?」

 

何かに気付いた園子が、端末を操作する。

 

園子「“操作不能”・・・・やられた!あの魔方陣はデジヴァイスを封じるための──────」

 

『気付いた処で、もう遅い』

 

銀「うわ!?」とぷん

 

アグモン「姉御──────うわあ!?」とぷん

 

 

美森「銀!!」

 

銀とアグモンが、触腕に呑み込まれた。

 

雀「あああああああ・・・・・マズイマズイマズイマズイはやく逃げ───────」とぷん

 

 

ルドモン「雀ェ!!!───────あ」とぷん

 

一人、また一人と、触腕に呑み込まれていく。

 

ギルモン「ちくしょー!『ファイアーボール』!!!」

 

現在持てる全力で抗ってみるも、必死の抵抗も虚しく呑み込まれてしまう。

 

アルマジモン「いいいいい一大事に御座います!一大事に御座います!進化も出来ない抵抗も出来ないでは全くもって打つ手ナシに御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

 

美佳「落ち着きなさいアルマジモン!なんとかしないと・・・・そうだ!なんとかして、あの魔方陣を─────」

 

千景「花本さん危ない!」

 

美佳の背後に、触腕が迫る!

千景が美佳を突き飛ばしたことで、美佳はどうにか触腕から逃れられた。しかし、

 

美佳「そんな────郡様!!」

 

千景「うぅ・・・・はな・・・もと・・・さ・・・にげ・・・・」

 

美佳「嫌です!!」

 

完全に呑み込まれる前に、美佳は千景の手を掴む。

 

美佳「何があっても絶対に離しません!!!たとえ、郡様に嫌われようとも!!!!」

 

千景「花本さん・・・・・」

 

高嶋「勇者ぁ・・・・パーーーーーーンチ!!!」

 

そこへ、一目連姿の高嶋が駆けつけ、千景を触腕から救出してみせた!

 

高嶋「ぐんちゃん、大丈夫!?」

 

千景「高嶋さん・・・・どうして変身が・・・・?」

 

『ほう?貴様、神の力を介さずに進化しているな?』

 

美佳「─────神の力?」

 

高嶋「なんだかよく分かんないけど・・・・ダリアちゃんお手製のこのアプリは、この魔方陣の中でも動くみたい!」

 

美森「くっ・・・・こんなときに何もできないなんて─────!」

 

高嶋「大丈夫!私が、みんなを守る!!」

 

『やってみろ。貴様の仲間達を全て呑み込み、貴様の無力さを教えてやろう』

 

 




一応補足

現時点で高嶋ちゃんが助けた娘は他にも何人かいます。
が、最終的には高嶋ちゃんを除いて全員とぷん、します。
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