結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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やらかした
時間予約入れるつもりだったの忘れてた
まあ、いいか!

ごめんなさい


~前回までのあらすじ~

バーテックスと共に現れたデクスドルガモン。
サンフラウモンが相手をするも、まるで歯が立たない。
駆けつける友奈とブイモン。
しかし、ブイモンもまるで相手にならない。
その時、かつてデクスドルガモンにより、町を滅ぼされたミノモンが、怒りによって進化───シェイドラモンとなるのだった………


十二話 哀しき死闘。シェイドラモンVSデクスドルガモン

シェイドラモン「ぐるわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

サンフラウモン「あれは・・・・いったい・・・・」

 

ブイモン「シェイドラモン・・・だって?」

 

┌───────┐

シェイドラモン

└───────┘

昆虫型デジモン

“勇気のデジメンタル”のパワーによって進化したアーマー体の昆虫型デジモン。正確には昆虫人間型の姿をしているが、その姿は凶々しく“勇気のデジメンタル”が逆作用してしまい凶悪になってしまった。必殺技は両腕から放射する灼熱の火炎『フレアバスター』だ!

 

シェイドラモン「ギチ・・・!!」

 

デクスドルガモン「ぐるる・・・・・!!!」

 

睨み合う両者。

沈黙がその場を支配する。

しかし、それも一瞬だけ。

最初に動いたのはシェイドラモン。

一気に距離を詰め、右腕を叩き付けると同時に必殺の『フレアバスター』を放つ!

 

Dドルガモン「ぐおぉぉ!!!」

 

しかし、Dドルガモンは怯みもせず、シェイドラモンの右腕を掴み、

 

Dドルガモン「ぐおぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

シェイドラモン「ギギ・・・!」

 

上空に向かって放り投げた!更に追撃で『キャノンボール』も放つ!

 

シェイドラモン「ギ・・・・!!!ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

上空で体勢を立て直すも、キャノンボールは直撃コース。防御しなければやられてしまうだろう・・・・

なのに、シェイドラモンは防御もせずにDドルガモンへ突っ込んで行く。当然、キャノンボールは直撃し、爆発した。もうもうと上空に立ち込める爆煙に、シェイドラモンの存命は絶望的に思えたが

 

シェイドラモン「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

爆煙を切り払い、シェイドラモンが再びDドルガモンへ突撃していく。

 

Dドルガモン「ガウッ!!」

 

シェイドラモンを迎撃すべく、Dドルガモンが頭を持ち上げる。その瞬間───!

 

シェイドラモン「ギッ・・・・!!」

 

Dドルガモン「ガッ!!!」

 

シェイドラモンは急降下。地面に降り立つと同時に、Dドルガモンの顎目掛けて急上昇。左アッパーを見舞う。同時に『フレアバスター』を食らわせる。

 

ブイモン「やった!?」

 

サンフラウモン「いいえ、駄目よ」

 

その左腕を、Dドルガモンが掴む。

そのまま叩き付け、

引き摺り回し、

踏みつける。

 

ブイモン「そん・・・な・・・・」

 

樹「っ・・・!!友奈さん!起きてください!友奈さん!!」

 

友奈「・・・・・・・・う」

 

あまりの死闘故に、今まで呆けていた樹だったが、事此処に至って漸く友奈を起こし始めた。

デジメンタル出現から気を失っていた友奈だったが、樹に起こされゆっくりと瞼を開く。

 

友奈「・・・・・・・ミノモン・・・は・・・・?」

 

樹「友奈さん!良かった・・・・」

 

ブイモン「ユーナ!大丈夫か!?」

 

友奈「うん・・・・・まだ、ちょっとくらくらするけど・・・・それよりも・・・・ミノモン・・・は・・・・」

 

目覚めた友奈が目にしたのは───

 

 

 

 

 

所々のテクスチャ(皮膚)が剥がれ、フレーム(中身)が剥き出しになったシェイドラモンと

 

 

 

 

 

身体の肉が徐々に溶け、汗の如く地面に滴らせるDドルガモン。

 

 

 

 

 

この二体が、それでも、戦い続ける姿だった………

 

友奈「・・・・・・・・・・・だめ」

 

樹「友奈さん?」

 

友奈「そんなの・・・・・だめ・・・・だよ・・・・」

 

友奈は気絶している間、彼女の端末を通して、ミノモンの記憶を垣間見た。

故に、ミノモンの怒りと憎しみが、理解できる。

()()()()()()()()()()()()()()()()

 

友奈「お願い・・・・ミノモン・・・!!」

 

シェイドラモン「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

Dドルガモン「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

 

しかし、二体は止まらない。

 

友奈「もう・・・・・やめて・・・・・」

 

友奈たちに、二体を止める力は無い。

だから、友奈は願う。

 

友奈「お願い・・・・ミノモン!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果たして、願いは通じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオグレイモン「うおおおお!!!!!!!」

 

トゲモン「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

銀「良いぞ!ジオグレイモン!そのままそいつを抑えつけるんだ!」

 

歌野「ファイトよ!トゲモン!なるべく傷付けないようにね!!」

 

ジオグレイモンがシェイドラモンを地面に抑えつけ、トゲモンがDドルガモンを捕まえた。

農場の周囲を囲んでいたバーテックスと対峙していた歌野たちが、戻ってきたのだった!

 

友奈「銀ちゃん!歌野ちゃん!」

 

樹「バーテックスは!?大丈夫なんですか!?」

 

銀「ああ。なんか急に現れなくなって・・・・」

 

歌野「イヤ~なフィーリングがしたから、急いで戻ってきたの。それと・・・・」

 

美森「友奈ちゃん!樹ちゃん!」

 

友奈「東郷さんも!?」

 

銀と歌野に遅れて、東郷もやって来た。

 

樹「東郷先輩が、お二人を連れてきてくれたんですか?」

 

美森「・・・・いいえ、私じゃないわ」

 

そう言って東郷はジオグレイモンの方を指差す。

友奈と樹が、そちらを見ると───

 

 

 

 

 

ジオグレイモン「大丈夫か?気をつけて降りろよ?」

 

園子「ありがとう、平気だよ~」

 

 

 

 

 

ジオグレイモンの肩から、背中を伝って地面に降り立ち、Dドルガモンと向かい合う園子の姿が、そこにはあった。

 




─次回予告─
デクスドルガモンと触れ合う園子。
シェイドラモンに言葉をかける友奈。
痛みと悲しみ
怒りと憎しみ
二つの感情に蝕まれた二体に、果たして、
二人の優しさは通じるのか!?

次回『触れ合う心。痛みすらも和らげて』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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