結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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少女説明中



百四十一話 繋がるココロ。燃え上がる勇気~新たな神託 下~

ひなた「なるほど・・・・そんな事が・・・・」

 

水都「ひなたさんは知っていると思うけれど、()()()()()()()()()()()()()()()から、だから、裏側のことを知ることができたんです」

 

亜耶「“繋がっている”・・・・・?あの、それはどういう・・・?」

 

水都「───────前にね、私とオファニモンは一つになったことがあるの」

 

ひなた「本来、勇者アプリは勇者の為のもの。それ故に、私達巫女がパートナーを究極進化させるには、身も心も一心同体となる“真のマトリクスエヴォリューション”を行わなければならなかったんです」

 

ダリア「当然今は改修済みなのです。安心して、使うが良いですよ」

 

亜耶「そんなことが・・・・・」

 

水都「でも、そのおかげで私は、特別な力に目覚めたんだ」

 

タイタモン「それが、裏側の世界を知る切っ掛けになった?」

 

水都「“邪悪なるモノの存在を感知し、封じる能力”──────この能力に目覚めたおかげで、私は今までズィードミレニアモンを封印し続けていられた・・・・・でも」

 

クレニアムモン「悪しき心の持ち主により、その封印は破られた・・・・・か。しかし案ずるな、巫女の少女よ。最悪の未来を回避する為、我々はイグドラシルの命を受け、ここに居るのだ」

 

そうしてクレニアムモンは、大講堂のモニターに映像を映し出した。

映し出されたのは、二つの円。離れたところにもう一つの円。

 

ダリア「ふむ・・・・この世界と、お前達のデジタルワールドの図解ですか」

 

クレニアムモン「左様。今、此方の世界の状況は非常に不味いことになっておる。本来接触しないはずの此方のデジタルワールドと現実世界が完全に接触しているのだ」

 

ひなた「はい。それは存じ上げてます」

 

クレニアムモン「その元凶とも言える、あの泥の神。アレがもたらす影響は、()()()()()()()()()()()()()()()()のだと、イグドラシルは計算したのだ」

 

全員『!?!?!?』

 

クレニアムモンからの報告に、会議室にいる全員が顔を真っ青にする。

 

クレニアムモン「故にこそ、イグドラシルは命じられたのだ。『事態への早急な対処』を」

 

タイタモン「なるほどな・・・・・そういうことか」

 

クレニアムモン「既に同胞達が、あの泥の神の手先を対処しに向かっている。今頃は既に倒してしまっていることだろう」

 

再びモニターを操作すると、今度はどこかの戦場が映し出された。

 

水都「あ、うたのん!」

 

ひなた「となると・・・ここはスワ・シティ近辺ですね」

 

クレニアムモン「うむ。予想通りであるな・・・・・ロードナイトモンが居るのは予想外ではあるが・・・・・・」

 

水都「───────────────」

 

爆煙に包まれるデスモンを見て楽観的に語るクレニアムモンとは対称的に、水都の顔色は悪いままだ。

と、その時、爆煙の中で何かが動いたのを、水都は見逃さなかった。

 

水都「待ってうたのん!!まだ終わってない!!!」

 

無我夢中で通信機をひっつかみ、水都は叫んだ。それと同時に、爆煙から一筋の閃光が放たれ───────────映像はそこで途切れた。

 

水都「うたのん!?うたのん!!」

 

亜耶「そんな・・・・!」

 

タイタモン「おい、どういうことだ!倒したんじゃないのかよ!!」

 

クレニアムモン「───────────なんと言うことだ。こんなことは予想外だ」

 

タイタモン「さっきからそればっかだなオメー!?」

 

にわかにざわつき始めた会議室。

その時、ぱんぱん!と乾いた音が鳴る。

 

ベル「はいはーい。とりあえず、全員一旦落ち着きなって」

 

それまで蚊帳の外にいたベル達が、場を静めたのだ。

 

ガンド「今オレ達がやらなきゃなんねぇ事は、奴等への対策。そうだろ?」

 

ひなた「──────────そうですね。その通りです」

 

ガンド「なら、オレ達も協力できそうかもなぁ」

 

ひなた「え?」

 

ガンド「ラブ!例のモン」

 

ラブ「あいあ~い」

 

ラブラモンが、自身のPCをモニターに繋ぎ、全員に何かを見せる。

 

ダリア「こ・・・これは!?」




ゆゆテ!

果たして、ラブちゃんが見せたモノとは!?
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