結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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敵側のターン。
別名、究極進化ラフム・マンユの本当の実力御披露目回。


百四十一話 繋がるココロ。燃え上がる勇気~究極進化体の力 壱~

デジタルワールドにて、デスモンが強化復活したのと同時期、四国各所に現れた究極進化ラフム・マンユ達にも、変化が起きた。

 

スレイプモン「ワタシの相手はアキレウスモンであったぞ。奴は中々に俊足かったがワタシの駿足さには到底敵わなかったがな!!」

 

元防人小隊長A「通信切れてますよ・・・・」

 

スレイプモン「なんだと?このワタシよりも先に切るとは・・・・!!!」

 

元防人小隊長A「え、怒るとこそこ?」

 

その時だった。

突如としてスレイプモンと防衛隊との間に稲妻が走り、スレイプモンだけが稲妻の結界に取り囲まれてしまった。

 

元防人小隊長A「え!?何!?!?」

 

スレイプモン「これは・・・・!」

 

振り返ったスレイプモンの視線の先に居たのはアキレウスモン────ではなく、

 

スレイプモン「カヅチモン・・・・か。駿足さでは敵わぬと知り、力で捩じ伏せる手段に出たか・・・・」

 

┌─────┐

カヅチモン

└─────┘

神人型デジモン

想像を絶する修行で、肉体と精神を限界まで鍛え上げ進化した究極体デジモン。カヅチモンにとって戦いは全てを捧げるもので、決して汚してはならない聖なる儀式だ。寝食を忘れて戦法や戦略を錬り続けるほどのめり込む生粋の戦士であり、ひとたび戦となると荒ぶる戦神となって一騎当千の力を発揮する。必殺技は二刀流で構えた雷の刀で敵を斬り伏せる『二刀勢雷(にとうせいらい)』と、稲妻の結界を張って一対一の戦いを強制する『士道一徹(しどういってつ)』。そして、周囲の電気エネルギーを圧縮した超高密度の雷の弾を放つ最終奥義『神電召雷光(しんでんしょうらいこう)』で確実にとどめを刺す。

 

スレイプモン「だが!!ワタシの駿足さの前には無意味であると、その身に刻み付けてやろうではないか!!!」

 

そう宣言し、ラフム・マンユの群れやアキレウスモンを屠った分身殺法を繰り出す。

 

スレイプモン'S「「「「「「「フハハハハ!!!どうだ!手も足も出まい!!!!!」」」」」」」

 

元防人小隊長A「言ってることが悪役のそれじゃん・・・・・」

 

スレイプモン'S「「「「「「「そこ!ごちゃごちゃと喧しい!!!!!」」」」」」」

 

元防人小隊長A「怒られた!?!?」

 

そんな寸劇をしている間、カヅチモンは瞳を閉じてじ・・・・としていた。まるで、何かの機会を待っているかのような─────

 

防衛隊のデジモンB「いけない!攻撃しちゃダメだーーーーーーーーっ!!!!!」

 

スレイプモン「な・・・・にぃ・・・・!?」

 

気付いた時にはもう遅い。

スレイプモンの動きを見計らっていたカヅチモンは、本体へ向かって刀を投擲。見事スレイプモンの胸に命中させてみせたのだった。

 

元防人小隊長A「す・・・・スレイプモンさん!!!」

 

スレイプモン「お・・・のれぇぇぇ・・・・!!この・・・・ワタシが・・・・」

 

カヅチモンの刀は雷の刀。故に、少しでもその刀身に触れれば、大概のデジモンは麻痺してしまう。

そしてそれは、ロイヤルナイツと言えども、例外ではない。

 

防衛隊のデジモンC「逃げてーーーーーーーー!!!!!」

 

ゆっくりと近付くカヅチモンを見て、スレイプモンへトドメを刺すつもりなのだと理解した防衛隊の面々が叫ぶが、スレイプモンは動かない────否、動けない。

 

そして────────

 

カヅチモン「─────────『ニトウセイライ』」

 

無情にも、スレイプモンは真っ二つにされてしまったのだった………

 

 

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