結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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今更ながら、グリッドマンユニバースを視聴。
いやぁ!!やっぱりグリッドマンは最高だぜ!!!
特にラストの、全員集合お祭りバトルは男心がトキメキラリしたなぁ・・・・!


百四十一話 繋がるココロ。燃え上がる勇気~今すぐ キミに会いに行こう~

プロキシマモンが斧を振り下ろそうとした、その瞬間だった!

 

「セイヤァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

真横から飛来してきた三日月形の衝撃波が、プロキシマモンの斧を弾き飛ばした。

 

ドゥフトモン「な・・・なんだ?救援だと・・・・?」

 

少女「良かった・・・・なんとか間に合ったぁ・・・・」

 

元防人小隊長B「え?誰?なんでデジモンと一緒??」

 

衝撃波を放ったデジモンの正体は、ザンバモンだった。

下半身である馬部分に少女を乗せている。恐らく彼女がテイマーだろう。

 

┌─────┐

ザンバモン

└─────┘

魔人型デジモン

騎馬武者姿の魔人型デジモン。ムシャモン軍団の将軍として君臨している猛将である。将軍でありながら自ら軍団の先頭に立ち、敵に切り込んでいく戦い方を好む。下半身は戦場で動きやすいように馬と一体化しており、激しい戦闘でもバランスを崩すことなく刀を振るうことができる。必殺技は右手に持つ巨大な斬馬刀「龍斬丸」を使って繰り出す『打首獄門』で、たとえ相手が防御していようとも巨大な刀身で鎧ごと切り落とす威力を持っているのだ!『十文字斬り』は左手に持つ妖刀を使って繰り出す技で、細身の刀身を素早く振りぬくことで発生する衝撃波を放ち、相手を十字に切り裂くことができるぞ!

 

少女「ご無事ですか!?」

 

元防人小隊長B「え・・・・ええ、大丈夫・・・・・あの、あなたは?」

 

少女「私は─────────あ」

 

名を問われた少女はみるみる顔を真っ青にさせ、ザンバモンとひそひそ話を始めた。

 

少女「どどどどどーしよう義経!?!?表立って活躍しちゃいけないって、蝶々のヒトに言われたのに~~~~~!」

 

ザンバモン「いやもう手遅れだろ・・・・つーか、突っ込めーって言ったのトミ子の方じゃねえか」

 

少女「そうだけど~~~~(泣)」

 

そんなやり取りをしている間にも、プロキシマモンが自身の斧を拾って戻ってきた!

 

ドゥフトモン「不味い・・・・!おい、そこのザンバモン!!ワタシに手を貸せ!」

 

ザンバモン「む・・・・」

 

少女「むむっ」

 

迫るプロキシマモンに気付いた二人の雰囲気が変わる。先程までのおちゃらけな様子は何処へやら、プロキシマモンと対峙する瞬間には歴戦の勇士の風貌をしていた。

 

少女「分かってるよね、義経」

 

ザンバモン「ああ。一撃で決める」

 

少女が木刀を、ザンバモンの馬に跨がった状態で構える。

 

少女「───────三好流居合術 三連鍛」

 

瞬間、ザンバモンが駆け出す。真っ直ぐ一直線に、プロキシマモンへと向かって。

 

ドゥフトモン「待て!奴に近付くのは不味い!!」

 

叫ぶのが遅れた・・・・!そのままザンバモンはプロキシマモンの出す霧に突っ込んで───────

 

ザンバモン「『皐月』」

 

しまう前に、右手の斬馬刀で霧を切り裂いた!恐ろしく速い振り抜き・・・・このワタシにすら、見えなかった・・・・!?

 

ザンバモン「『優駿』」

 

そのまま突っ込んで行くザンバモンは、左手の妖刀でプロキシマモンの両腕を、すれ違い様に切り捨てた。

 

プロキシマモン「!?!?!?!?!?!?」

 

自分の腕を斬られたことに驚愕しているプロキシマモン。

その頭上に、先程迄ザンバモンに乗っていた少女が居た。

 

少女「『菊花』」

 

キン───────という、鞘走りの幻聴が聞こえそうな程、力強い居合い抜き。

その一刀を以て、プロキシマモンは真っ二つに両断されたのだった。

 

少女「ふぅ・・・・あとのことはお願いします!私達、この御霊を壊すことはできないんで!」

 

御霊とは・・・?というワタシの疑問には、プロキシマモンの遺骸から現れた電脳核によって解消された。恐らくは、アレのことだ。

 

元防人小隊長B「えっと・・・・それで、あなた達は何者・・・?」

 

少女「あ・・・・えーっとぉ・・・・」

 

ザンバモン「・・・・蝶の羽ばたきが起こした揺らぎ、その先からの来訪者だ」

 

元防人小隊長B「はい???」

 

蝶の羽ばたきが起こした揺らぎ・・・・なるほど、そういう事か───────む?

 

夢中になって話し込んでいた隙をついて、プロキシマモンの電脳核から霧が撒き散らされてしまった!このままでは、少女が危ない!!

 

少女「三好流居合術 『高松宮』」

 

ドゥフトモン「間に合えーーーーーーーー!!!!!!」

 

瞬間、ワタシと少女が同時に動いた。

ここ一番の切り札として残しておいたX抗体の力を使い、少女が巻き起こした旋風によって払われた霧を駆け抜ける。

 

ドゥフトモンX「『アイネ・ビリオン』!!!」

 

少女を救出しつつ、電脳核へ毎秒一兆回の刺突技を繰り出し、電脳核を消去する。

 

ザンバモン「トミ子!大丈夫か?」

 

少女「う・・・・うん。びっくりしたぁ・・・・助けていただき、ありがとうございました!」

 

ドゥフトモンX「──────礼には及ばん。貴殿の技が無ければ、ワタシもどうなっていたか・・・・」

 

元防人小隊長B「いや・・・・てか、そんな奥の手があるならさっさと使えって!!」

 

ドゥフトモンX「奥の手であるからな。頻繁に使う訳にもいかないだろう?」

 

元防人小隊長B「そりゃそうかもだけどさあ!!・・・・あれ、あの子は?」

 

気が付くと少女とザンバモンは居なくなっていた。彼女達の役目は終わった、ということなのだろう・・・・

 

ドゥフトモンX「ありがとう・・・・()()()()()()()。助力に感謝する」

 

電脳核から溢れ出した光を見つめつつ、ワタシは小さく呟いたのだった。

 

 




┌──────┐
│三好流居合術│
└──────┘
神世紀313年現在、■■富子が師範代を務めている居合術。
勇者 三好夏凜が興した剣術、“三好流剣術”を基礎としており、彼女独自の居合術として完成されている。

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