結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

336 / 378
レイ「はぁ・・・・まったく。私をファイル島ごと呑み込ませるだなんて・・・・とんでもない荒業を披露してくれたものね」

レイ「けど、おかげでこの新たなデジモン────“アフリモン”の詳細なデータを手に入れる事ができたのだから、そこは感謝しなくちゃね」

レイ「まぁ・・・・この泥の中から出られなければ、意味が無いのだけれども・・・・・」

レイ「?何か聞こえる・・・・・これは・・・・歌・・・?」


~~~♪♪♪


レイ「─────────すごい」

レイ「人間もデジモンも、みんなが心を一つにして、歌っている・・・・!」

レイ「しかもこの数値は・・・・!?これなら!」

レイ「ふふふ・・・・この私をコケにしてくれたお礼・・・・倍にして返してあげる・・・・!!」



百四十一話 繋がるココロ。燃え上がる勇気~余計なことなんて~

誰もが、スレイプモンが消去されたと、そう思い地に膝を着けた、その瞬間であった。

 

スレイプモンX「フフ・・・・・フハハハハハハ!!!よもやこのワタシが、ここまで追い詰められるとは思わなんだ!」

 

元防人小隊長A「生きてた!?!?」

 

防衛隊のデジモンC「やった!ゼヴォリューションだ!!」

 

先程迄スレイプモンが居た場所から、一歩分後ろに下がった場所に、ゼヴォリューションを果たしたスレイプモンの姿があった!

 

スレイプモンX「良いだろうッ!!であるならば仕方ない・・・・このワタシの、駿足さを超えた駿光(はや)さを見せつけてやろうではないか!!!!!!」

 

なにやら訳のわからないことを口走っていた、その時だった。

 

 

 

「────────『白詰一文字切り』」

 

 

 

突如現れた白い修道服の女性が、刀を振るい、カヅチモンの雷の檻を破壊してみせたのだった!

 

???「ごめんなさ~い。妹たちを次元の狭間から助けていたら、遅刻しちゃいました~~~」

 

スレイプモンX「むむ・・・・誰だ?何処かで見た覚えがあるのだが・・・・・」

 

シスタモンC「あら?まだ名乗ってませんでしたっけ?わたくしはシスタモンシエル。ガンクゥモン師匠の弟子が一人、ですわ~」

 

┌─────────┐

シスタモン シエル

└─────────┘

パペット型デジモン

頭にネズミの形をしたベールを被っているデジモンで、シスタモン ブランの姉でノワールとは双子の間柄。ノワールやブランとは行動をともにせず、デジタルワールドを渡り歩き異変などを調査し、ガンクゥモンに各地の情報を伝えている。性格はおっとりしているが芯が強く、渡り歩いた先々のデジモンたちからも人気が高い。日中は和気藹々と平和に暮らす姿を見せるが、夜になると情報を得た不穏分子を狩る暗殺者に一変する。“白詰一文字”と呼ばれる愛刀を持ち、音を立てずに敵を切る『白詰一文字切り』を得意技とする。また袖から忍びナイフを2連射する『白殺』、敵の油断を誘い至近距離から足に仕込むナイフで急所を突く『突蜂』と様々な暗殺技がある。

 

スレイプモンX「おお!思い出したぞ!御主は頑固親爺のところの、三姉妹が長姉だな?」

 

シスタモンC「思い出していただけて、光栄ですわ~」

 

スレイプモンX「して、妹たちは息災か?」

 

シスタモンC「はい~。今はあちら側(デジタルワールド)の救援に向かっております~」

 

元防人小隊長A「・・・・って、世間話してる場合じゃないでしょ!?!?」

 

小隊長が叫ぶのと同時に、カヅチモンが動いた──────

 

シスタモンC「あらあら・・・・・めっ、ですよ?」

 

と思いきや、シスタモンシエルがノールックノーモーションで放った二本のナイフが両手に刺さり、カヅチモンは刀を落としてしまった。

 

シスタモンC「さ、今ですわスレイプモン様~」

 

スレイプモンX「──────────思い出した。そなた、こういう娘だったね」

 

言いながらも、自身の弓に背中の翼を融合させ、矢をつがえる。

 

スレイプモンX「焼き尽くせ──────『スルトブランダー』!!!」

 

その一射でカヅチモンは焼き尽くされ、消去したのだった。

 

防衛隊のデジモンB「すげえ・・・・さすがロイヤルナイツだぜ!!」

 

スレイプモンX「クハハハハハハ!!!ワタシを讃えよ!そして!力とは、駿光さなり!!!!」

 

元防人小隊長A「またワケわかんないこと言ってる・・・・」

 

喜びに湧く一同を尻目に、シスタモンシエルはカヅチモンの遺骸より現れた電脳核を、一切の音を立てず、何事も無かったかのように、切り刻んでみせた。

 

シスタモンC「さて、あとはお願いいたしますわ・・・・・()()()

 

立ち上る光を見上げながらシスタモンシエルは、ひっそりと呟いた。




ゆゆテ!!!

次回どうしよう・・・・もういっそ、“ぼくのかんがえたさいきょうのオリジナル主人公”のアイツでも使うか
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。