結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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誤字修正。いつもありがとうございます。この場を借りて感謝と謝罪の意を表明させていただきます。
なんというか、気をつけているつもりではあるのですが、こうも多いと自分の注意力と日本語力の低さを指摘されているようで、恥ずかしくなってきますね・・・
今回は、間違えないように、がんばるぞいっ!

では、本編どうぞ↓

~前回までのあらすじ~

はじまりの町の入り口にて、バーテックスを迎え撃つため、待ち構える風と夏凜。
そんな二人のもとに、急速に接近する一つの反応があった・・・


十四話 勇者部の危機。歌野、マトリクスエヴォリューション!

レイ「レーダーに感有り。こちらに真っ直ぐに向かって来るわ。凄い速度ね・・・。数は一つ!」

 

レイからの情報に、風と夏凜は顔を見合わせる。

 

風「ジェミニかしら?」

 

夏凜「浜辺で殲滅した中には、星屑しかいなかったはずだけど・・・・」

 

バオハックモン「何はともあれ、油断はしない!」

 

ギルモン「町を狙うやつ、許さない!」

 

パートナーたちはやる気満々である。

そんな彼女たちの耳に、遠くから何かの音が聞こえてきた。

 

ギルモン「この音なぁに?バーテックス?」

 

バオハックモン「うーん・・・さっきのやつとは別のやつか?」

 

風「あれ?この音は・・・」

 

夏凜「・・・・・・バイク?」

 

レイ「視認可能距離まで・・・・三・・・・二・・・・一・・・・来た!」

 

レイの声と同時に、大型バイクに乗った人型デジモンと少女が森から現れるのが見えた。バイクはブレーキ音を響かせて風たちの前に停車。少女とデジモンはそのまま風たちの方向を俯瞰する。

 

???「フン・・・・ここが例の町か?」

 

???「ええ。反応はこの町の中心からしているそうよ」

 

???「で、コイツらはその防衛のための駒か」

 

???「さぁ・・・・どうかしらね・・・・」

 

バイクから少女が降り立つ。端末を操作し、大鎌を喚び出して構えると、少女は告げた。

 

???「私は郡千景。ここに封じてある伝説のデジヴァイス"Dー3"を貰いに来たわ」

 

風「伝説のデジヴァイス・・・?」

 

夏凜「なによそれ。て言うか、バーテックスはどうしたのよ!?」

 

千景「ああ。あの紛い物なら行き掛けの駄賃として片付けて来たわ」

 

???「オレたちの敵じゃねぇよ。あんな雑魚。ま、お前らもだがな」

 

バオハックモン「なんだと!!」

 

夏凜「落ち着きなさい。バオハックモン!」

 

千景「・・・・・挑発するより先に、まず名乗ったらどう?」

 

自身のパートナーの様子に、千景は少し、呆れ気味だ。

 

???「フン・・・・こんな雑魚になんざ名乗る名前は」

 

千景「彼はベルゼブモン。私のパートナーよ」

 

ベルゼブモン「おいチカゲ!お前が言ってどうすんだよ!!」

 

千景「貴方が勿体ぶるからでしょう・・・・」

 

風たちの目の前でなにやら漫才を始めた千景とベルゼブモン。そんな彼女たちを見て、レイは戦慄く。

 

レイ「そんな・・・・・究極体ですって!?」

 

千景「あら・・・・()()()()()()()じゃない。それも()()()()()()()()()()()()()()

 

レイ「・・・・・・私のこと・・・いえ、()()()()()()()も知っているのね・・・」

 

ベルゼブモン「ほう・・・・。チカゲ。アイツ、()()()()()()()()()()()()?」

 

千景「へぇ・・・・なら、アレは()()()()()()()()()()ってところかしら?」

 

バオハックモン「ごちゃごちゃうるせぇ!!」

 

バオハックモンがベルゼブモンに襲い掛かる!しかし──

 

ベルゼブモン「すっトロいんだよ」

 

バオハックモン「ぐぁ!?」

 

夏凜「バオハックモン!?」

 

バオハックモン「まだまだぁぁぁぁぁ!!」

 

バオハックモン「『バーンフレイム』!」

 

バーンフレイムを放ったバオハックモン。ベルゼブモンはそれを避けようともせず、棒立ちしたまま。勿論直撃。そこに──

 

バオハックモン「『ドラグレスパイカー』!!」

 

ベルゼブモン目掛けて両足の刃を叩き込む!

バオハックモンの刃はベルゼブモンを切り裂いた。

 

 

 

 

 

────────筈だった。

 

 

 

 

 

ベルゼブモン「かすり傷にもなりゃしねぇじゃねぇか」

 

ベルゼブモンは無傷でそこに立っていた。

 

バオハックモン「な・・・・ぐわぁぁぁぁぁ!!!」

 

ベルゼブモン「フン」

 

只、蹴飛ばしただけ。それだけだというのにも関わらず、バオハックモンは瀕死の重症を負い、ハックモンに戻ってしまった。

 

夏凜「・・・・・実力が、違い過ぎる・・・!?」

 

千景「ベルゼブモン。あまり遊び過ぎないように」

 

ベルゼブモン「わーったよ!」

 

と、その時!

 

ギルモン「ぐるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

風「あ!ちょっとギルモン!?」

 

地中から、ギルモンが千景に襲い掛かった!

 

千景「ふ・・・」

 

ギルモン「ぎゃん!?」

 

しかし千景は、大鎌を巧みに操り、ギルモンを叩き伏せてみせた。

 

ベルゼブモン「こいつ・・・・穴を掘って・・・!?」

 

千景「大したものね・・・でも・・・」

 

千景は大鎌を振りかぶり、ギルモンを叩き飛ばした。

 

ギルモン「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

風「ギルモン!?平気!?大丈夫!?ちょっとあんた!私のギルモンになにすんのよ!!」

 

千景「貴方のパートナー?なら、ちゃんとしつけておきなさい」

 

と、そこに友奈たちがやって来る。

 

 

 

 

 

そうして、物語は前回のラストに繋がる───

 

―――――――――――†――――――――――

 

友奈「勇者・・・?いま、勇者って言ったの・・・?」

 

千景「・・・・・驚いたわ」

 

ベルゼブモン「ああ。まさか、()()()()()()()()()()()()()()

 

千景「ええ。面倒なお使いだと思っていたけど・・・・こんなこともあるのね・・・!」

 

友奈「え?・・・え?」

 

千景が友奈に近付く。それを阻止しようと、ブイモンたちが立ち塞がる。

 

千景「・・・・・邪魔ね。ベルゼブモン」

 

ベルゼブモン「こんな奴らにゃ勿体ねぇが・・・・」

 

ホルスターから愛用のショットガン"ベレンヘーナ"を抜き、

 

 

 

 

 

ベルゼブモン「『ダブルインパクト』」

 

 

 

 

 

ベルゼブモンがベレンヘーナを仕舞った時には、すべてが終わっていた。

攻撃が飛んできたことすら、ブイモンたちは気が付かなかった。

それだけの力の差が、ブイモンたちとベルゼブモンには存在していた。

 

友奈「あ・・・・ああ・・・・」

 

千景「ねえ、貴方・・・・"友奈"・・・よね?」

 

友奈「・・・・・・・なんで・・・こんなこと・・・」

 

千景「・・・・私だって、辛いわ。でもこれは仕方の無いこと。私の目的を果たす為には・・・・」

 

千景が友奈に触れようとした、その時!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歌野「ストーーーーップ!!そこまでよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千景「ちっ!」

 

千景は、自身目掛けて飛んできた草の鞭(ポイズンアイビー)を、後ろに跳んで避け、声のした方向を見た。

 

歌野「お久しぶりね、千景さん」

 

千景「・・・・・・・そうね。大陸の、『フローティア』で会ったっきりだから・・・()()()()()()()()・・・」

 

歌野「そうね。あのあと私は、このファイル島に来て農業を始めたから・・・・だいたいそのくらいね」

 

千景「・・・・・・同じ西暦の勇者のよしみで、見逃してあげるわ。だから」

 

歌野「答えはノーよ!」

 

間髪入れずに歌野が答える。

 

千景「そう・・・・なら、仕方ないわね・・・」

 

パルモン「・・・・ウタノ。どうするの?」

 

歌野「オフコース!決まっているわ!パルモン!()()()()()()()()()()()()()()()!」

 

その声に、レイが反応する。

 

レイ「駄目よ!あなたの持ってるデジヴァイスでは・・・・!」

 

歌野「それでも!やらなきゃならない理由がある!レッツゴー!パルモン!」

 

 

 

 

 

歌野「デジソウル────マトリクスチャージ!!!」

 

 

 

 

 

歌野はレイの制止も聞かず、自身のデジヴァイスに、デジソウルを大量注入した。

放たれた光はパルモンだけでなく、歌野にも降り注ぎ──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パルモン、ワープ進化・・・!!!

 

 

 

 

 

ロゼモン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歌野「う・・・う・・・う・・・!」

 

歌野に降り注いだ光は、()()()()()()()()()()()()()()

 

歌野「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

鞭を構え、格好良くポーズを決める歌野。しかし、衣装が普段着のジャージであるため、いまいち格好が付かない。

 

千景「・・・・・不完全ね。それで私に勝つつもり?」

 

歌野「ノープロブレム!そもそも私、こんなハイテクなもの持ってなかったし!」

 

千景「・・・・そういえば、そんな事を言っていたわね」

 

歌野「じゃ!バトル開始よ!」

 

 

 

 

 

千景とベルゼブモンに向かって突撃する歌野とロゼモン。

 

果たして、この戦いの行方や如何に!?




─次回予告─
拮抗する二体の究極体の戦い。
自身の無力さにうちひしがれるブイモン。
その時レイが、ある物を友奈に手渡す!

次回『二大究極体、衝突!ブイモン、アーマー進化!』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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