結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

365 / 377
先週は仕事が忙しく、更新できずに申し訳。おかげで風邪ひいたわ(何)


最終話 ディアマイフレンド ~いつまでも忘れない~ part.3

 ̄ ̄ ̄ ̄\/\_______________

 

ライブ会場

 

_______________/\/ ̄ ̄ ̄ ̄

 

樹「みんな~~~~~~!!!!盛り上がってますか~~~~~~~~!!!!」

 

風「いえーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!

 

樹「はーい、舞台袖のお姉ちゃんは静かにしててくださーい」

 

仲良し姉妹のいつものやりとりに、会場に笑いが沸き起こる。

今日のライブは、復興完了記念のもの。人間もデジモンも関係なく、皆が樹たちの歌を楽しんでいる。

そんな会場の様子を、最後方の扉の側で眺めているデジモンが一人。スサノオモンだ。

彼は、ライブを楽しむ人々の邪魔をしないように、こっそりとその扉から会場を出ていった。

 

ブイモン「どーだった?初めてのライブ」

 

スサノオモン「───────────悪くなかった」

 

外で待っていたブイモンと合流し、そのまま街の散策へ。

 

ブイモン「しっかし、なんだってライブ?」

 

スサノオモン「嘗ての私は、このような催しを見ることがかなわなかったからな。デジモンとなった事の利点とも言える」

 

ブイモン「そうかなぁ???」

 

おばちゃん「あら、そこのデジモンさん!お野菜いかが?」

 

と、そこへ八百屋のおばちゃんが声を掛けてきた。

 

スサノオモン「ふむ、拝見しよう」

 

ブイモン「それも気になるのぉ???」

 

おばちゃん「ちょっと値が張るけど、どれも良いお野菜だよ~」

 

スサノオモン「そうか・・・・これは何処で取れたものなのだ?」

 

おばちゃん「大赦で管理してる農園だよ!神樹様が去った後に備えて、上里家と乃木家が育てていたんだとさ」

 

スサノオモン「ほう・・・・・ふむ、良い大根だ。一つくれ」

 

おばちゃん「はいよ!毎度あり♪」

 

お金を払って大根を買い、再び散策へ。

 

ブイモン「それ、どうするつもり?」

 

スサノオモン「やる。すりおろして魚の付け合わせにするが良い」

 

ブイモン「オレに寄越すのかよ!?」

 

そんなやり取りを幾度か繰り返しつつ、二人は港へとたどり着いた。

 

スサノオモン「壁の無い世界・・・・・最期に見ることが叶って良かった」

 

ブイモン「────────そっか。良かったな」

 

スサノオモン「姉に代わり、礼を言う。二つの世界を護ってくれて感謝する」

 

ブイモン「それがオレたちの使命だからな」

 

スサノオモン「姉上にとっても、今回のことは想定外の出来事。きっと、悲しまれていたはずだ」

 

ブイモン「元々、ミレニアモンの仕業だったワケだしな」

 

スサノオモン「だが・・・・いずれ再び、今度は姉上自身が手を下す日が来るやもしれん」

 

ブイモン「大丈夫さ。人間はそこまで馬鹿じゃない。それに、オレたちも居る」

 

スサノオモン「─────────そうか。安心した」

 

その時、スサノオモンの身体が透け始めた。

 

スサノオモン「時間のようだ」

 

ブイモン「待て待て、お前が買ったこの食材の山はどーすんだよ!?」

 

スサノオモン「好きに使うが良い」

 

ブイモン「投げっぱなしジャーマン!!!!」

 

スサノオモン「はっはっはっは・・・・・では、去らばだ友よ」

 

ブイモン「ああ。じゃあな!」

 

そうして、スサノオモンは消滅した。それと入れ替わるように、友奈とワームモンがやって来る。

 

友奈「神樹様、行っちゃった?」

 

ブイモン「ああ、デジタルワールドへ先に帰った」

 

友奈「そっか・・・・お話、したかったなぁ」

 

ブイモン「ああ、それと・・・・」

 

ブイモンは友奈に、スサノオモンが購入した食材の山を手渡す。 

 

友奈「うわ!?何これ・・・?」

 

ブイモン「んー・・・・シンジュの恵み?的な?」

 

ワームモン「ちょっとよくわかんない」

 

友奈「うーん・・・・大根、白菜、お肉・・・・あ、うどんもある。じゃあ今晩はうどんだね」

 

ワームモン「わーい、やったー♪」

 

ブイモン「たまには蕎麦とかも食べたいぜ・・・・」

 

そんな軽口を言い合いながら、友奈たちは自宅へと帰るのであった。

 




次くらいで終わりかな。

最終回が終わっても、後日談をやるつもりでいるから、まだまだ続くんじゃよ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。