光陰矢の如し。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもの。
レイからの、『デジタルワールド修復完了』の報が通達されたことを切っ掛けに、全てのデジモンはデジタルワールドへの帰還を言い渡されたのだった。
人々は涙ながらにデジモン達と別れを惜しみつつ、デジタルワールドより迎えに来たトレイルモンを見送った。
そして、
銀「最後はアタシらの番・・・だな」
美森「ねえ・・・・本当に行かなくちゃ駄目なの?」
ひなた「私たちは神樹様────スサノオモンによって召喚されたデジタル生命体。なので、修復したデジタルワールドに適応するためにも、一度帰還しなくてはならないのです」
美森「それは・・・・分かるけれど・・・・」
園子「わっしー、もう二度と会えなくなるわけじゃ無いんだし・・・・今は・・・ね?」
美森「・・・・・うん」
三人は抱き合い、別れを告げた。
銀「じゃ、園子、須美。またね」
園子「うん、またね」
美森「また・・・ね」
ハックモン「夏凜!修行怠けんじゃねーぞ」
夏凜「あんたもね!ハックモン」
ギルモン「風~~、また遊ぼうね」
風「うん、またいらっしゃい。ギルモン」
ララモン「樹。あんたの歌、悪くなかったわよ」
樹「ありがと、ララモン」
芽吹「ズバモン、これからも精進しなさい」
ズバモン「当然だ!それがトゥエニストたるオレ様の────」
ルドモン「うるせー!!ちったぁ浸らせろよ!!」
ズバモン「なんだとてめー!!」
雀「こんなときでもケンカしてる・・・・」
アルフレッド「マスター・・・・お元気で」
夕海子「アルフレッド。必ず、戻ってくるのですよ。あなたは私の、たった一人の、従者なのですから」
アルフレッド「イエス、マスター!」
友奈「ブイモン、ワームモン・・・・私、やりたいこと、見つけたよ」
ブイモン「そっか、頑張れよ!」
ワームモン「ゆーちゃんならできるよ!」
友奈「うん!!」
春信「若葉様・・・・此方を」
若葉「花束か?」
安芸「この世界をお救い頂き、大赦、及び人類を代表し、感謝申し上げます・・・・」
若葉「勇者として当然の行いをした迄だ」
オメガモン「さあ、そろそろ行くぞ」
付き添いのオメガモンに促され、若葉たちとデジモン達がトレイルモンへと乗り込んで行く。
友奈「じゃあね!!元気でねーーーーーーー!!!!」
走り始めたトレイルモンを追いかけ、友奈たちも駆け出す。
ブイモン「またなーーーーーーー!!!!」
銀「風邪ひくなよーーーーーーー!!!!」
銀は車窓から身を乗り出して手を振っている。
美森「もう、銀!そんなに身を乗り出してたら危ないわよ!!」
銀「大丈夫大丈─────────うわっ!?」
美森「銀っ!?!?」
その時、銀が車窓から足を滑らせてしまった!?
東郷の叫びがこだまし、花束の花弁が宙に舞う。
球子「──────っぶな~~」
若葉「銀!少しはしゃぎ過ぎだ!!」
銀「す・・・・すんませ~~ん」
美森「もう・・・・!でも良かった」
一悶着あったものの、こうしてデジモン達はデジタルワールドへと帰還を果たした。
こうして、デジモン達の住む世界“デジタルワールド”と、それを取り巻く大騒動は幕を閉じたのであった………
第五章・了
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これにて、ゆゆテ本編は完結です。本日迄の御愛読、誠にありがとうございました!!!!
次回からはオマケと称して、後日談をやる予定です。お楽しみに♪