結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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かつて、ここまで書くのが大変だった回があっただろうか・・・・ってレベルで大変だった。

無計画に投稿を早めた罰則やな・・・・(白目)


~前回までのあらすじ~

友奈「いくよ、ブイモン!デジメンタルアーップ!!」






ブイモン、アーマー進化───!!





燃え上がる勇気!フレイドラモン!!!


十六話 戦いの終わり。そして、レイの真実 ー前編ー

┌───────┐

フレイドラモン

└───────┘

竜人型デジモン

“勇気のデジメンタル”のパワーによって進化したアーマー体の竜人型デジモン。“勇気のデジメンタル”は“炎”の属性を持っており、このデジメンタルを身に付けたものは燃え上がる炎のように格闘能力が上がり、強烈なパワーで敵のデジモンに攻撃をすることができるようになる。必殺技は炎と化した拳を敵にたたきこむ『ナックルファイア』と、全身を炎のロケットに変え、敵を粉砕する『ファイアロケット』だ!

 

ベルゼブモン「────へっ!たかだかアーマー進化したからって、オレ様の敵じゃねえンだよォォォォォォ!!!」

 

友奈「──────フゥゥゥ」

 

フレイドラモン「──────フゥゥゥ」

 

友奈が拳を構え、深く、腰を落とし、右手を引く。同時にフレイドラモンも、同じ動きをした。そして───

 

友奈「勇者────」

 

フレイドラモン「ナックル────」

 

 

 

 

二人「「ファイア(パンチ)!!!」」

 

 

 

 

 

ベルゼブモン「なっ!?ぐおぉぉぉぉ!!!」

 

菊燐を構えて迫るベルゼブモンの土手っ腹に、『ナックルファイア』を叩き込んだ!

一瞬、踏ん張りはしたものの、そのパワーにベルゼブモンは押し負け、千景の真横をかすめて吹き飛んでいき、電柱の絡まった樹木に衝突したのだった。

 

千景「───────────嘘でしょ?」

 

ベルゼブモン「─────────────」

 

千景(いくらなんでも可笑しい・・・・アーマー体は、進化の性質上、成熟期~完全体ほどの力を持っている。それだけだったら、たとえロゼモンとの戦いで消耗しているとしても、私のベルゼブモンが負けることは無い。なら・・・・あのフレイドラモンは・・・・?)

 

ベルゼブモン「─────んの野郎!!!」

 

ベルゼブモンが起き上がり、ベレンヘーナによる銃撃を行う。

 

友奈「ふっ─────ふっ─────」

 

フレイドラモン「ふっ─────ふっ─────」

 

しかしフレイドラモンは、華麗なステップでこれを避ける。これもまた、友奈と同じ動きだ。

 

風「・・・・なんか、友奈とあのデジモン。同じ動きしてない?」

 

夏凜「と言うか、友奈の動きを真似ている・・・・?」

 

そこにレイがやってきた。友奈とフレイドラモンの様子を見て感心した様子で呟く。

 

レイ「パーフェクトシンクロ・・・・・まさか、彼女にここまでの才能があるなんて・・・・」

 

樹「パーフェクトシンクロ・・・・・?」

 

歌野「テイマーとデジモンの心が、パーフェクトにシンクロしている状態のことよ!」

 

銀「そのまんまじゃないっすか・・・・」

 

レイ「実際その通りなのよ。テイマーとデジモンの心が一つになった状態の事を"パーフェクトシンクロ"と呼ぶのだから」

 

樹「デジモンと、人の心が、一つに・・・」

 

レイ「パーフェクトシンクロ状態のデジモンは、通常よりも数倍パワーアップするわ。けど、それにしたって、あのフレイドラモンは強いわね・・・」

 

―――――――――――†――――――――――

 

友奈「勇者───」

 

フレイドラモン「ファイア───」

 

 

 

 

 

二人「「ロケット(ヘディング)!!」」

 

 

 

 

 

ベルゼブモン「ぐあぁぁぁぁ!?!?!?」

 

千景(まさか・・・・あのフレイドラモン、究極体クラスの力を持っている!?そんな・・・あり得ない!?伝説に名高い黄金のデジメンタルでも使っているならまだしも、フレイドラモンが使用しているのは"勇気のデジメンタル"。だと言うのに・・・・なんなの・・・・いったい!?)

 

ベルゼブモン「くっ・・・・こンのォォォォォォ!!!」

 

ロゼモン「私を忘れてないかしら?」

 

ベルゼブモン「しまっ─────ぐっ!?」

 

ベルゼブモンの虚を突いて、ロゼモンが『ソーンウィップ』で簀巻きにした。

 

ベルゼブモン「────クソ」

 

歌野「フィニッシュ!さあ、あなたたちにDー3奪取を指示した奴は誰?」

 

ベルゼブモン「───────」

 

歌野がベルゼブモンに近付き、尋問を開始する。

その時───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千景「逃げるわよ!ベルゼブモン!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千景がバイクに乗って、突っ込んで来た!

 

千景「ふっ───」

 

歌野たちとベルゼブモンの間に割って入ってきた千景は、ベルゼブモンをバイクの後ろに乗せてさっさと走り去ってしまった。

その手際の良さは、まるでその手のアニメを見ているかのように、とても鮮やかであった・・・

 

―――――――――――†――――――――――

 

友奈「───────えっと?」

 

フレイドラモン「───────逃げた・・・のか?」

 

友奈と一緒になって、首をかしげるフレイドラモン。

 

ロゼモン「どうやら、そうみたいね」

 

ロゼモンの一言に、全員が安息のため息を吐く。

 

風「あーもう!なんなのよあいつ!!」

 

夏凜「歴史の闇だとか、失格だとか、訳のわからないことを言っていたわね・・・」

 

樹「とにかく、みんな無事でよかった・・・」

 

友奈「ふぅ・・・・おつかれ、ブイモン!かっこよかったよ!ドキッとしちゃった♪」

 

フレイドラモン「フフ、テレるなぁ♪だけど、今のオレは勇気のデジメンタルでアーマー進化した、アーマー体のフレイドラモンだぜ!」

 

友奈「ああ、そっか!進化すると、姿形だけじゃなくて、名前も変わるんだっけ」

 

銀「さて!そろそろ須美たちを迎えに行くとしよっか」

 

歌野「なら、銀くんと樹さんと私で行くとしましょう」

 

パルモン「ウタノ~。それ、さっきと同じ編成よ?」

 

樹「いつの間にか元に戻ってる!?」

 

ララモン「さすがのお姉様でも、おつかれみたいね」

 

パルモン「そりゃあねぇ・・・」

 

歌野「オーケー。それじゃ、早く迎えにいきましょ!」

 

銀「デジモンたちは休んでていいよ。アタシらだけで大丈夫」

 

アグモン「姉御がそう言うなら~」

 

ギギモン「つかれた~」

 

風「お疲れさん。ゆっくりおやすみ」

 

夏凜「ハックモン。休憩だって修行の内なんだから、休める時にしっかり休んでおかないとよ!」

 

ハックモン「それくらいはわかってるさ。姉妹からもきつく言われてきたからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いの後の、しばしの休息。

勇者たちとそのパートナーは、各々のやり方で、しっかりとそれを満喫したのであった。




ゆゆテ!

長くなったので分割
詰め込み過ぎたかな・・・
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