ゲートを通った先、赤嶺たちが最初に見たのは、広大な砂漠の世界だった。
蓮華「うーん・・・・見渡す限りの砂、砂、砂・・・・砂漠の世界ってところかしら」
ホークモン「そのようですね。此方を」
蓮華「ありがと」
ホークモンに手渡されたマントを受け取り、蓮華は辺りを見回す。が、見える範囲には砂しか見えない。
静「うーん・・・・元々はジップ砂漠やったんかなぁ?」
テントモン「かもなあ」
赤嶺「それにしたって、広すぎなーい?」
ジャスティモン「恐らく、砂漠のデータ片がそのまま世界として独立しているからだろうな・・・・端から端まで砂だらけだぞ、きっと」
赤嶺「うへぇ・・・・オアシスとかないの~~?」
ホークモン「我が偵察に参りましょう」
蓮華「頼むわ」
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静「──────で、見つけたは良いものの、怪しい連中が武装して占拠しとるんで、近付けそうにないっちゅーこっちゃな」
ホークモン「申し訳ありません・・・」
蓮華「謝罪は不要よ。偵察任務は生きて情報を届けることが重要だもの。貴方は充分、役目を果たしたわ」
ホークモンからの報告を受けた一行は、オアシス近場の砂丘に身を隠しつつ、占拠しているらしき集団の様子を探る。
黒いゴムスーツを着たデジモンたちが、大量のコンテナを運んでいる。
ジャスティモン「あのデジモン・・・・見た事の無いヤツだな」
静「図鑑にも載ってないんか?」
赤嶺「んーと・・・・・これじゃない?」
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│トループモン│アンデッド型デジモン
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特殊ゴムの身体の中に他のデジモンから奪ったエネルギーを詰め込んで造られた人造デジモン。命令されたことを実行するだけの機械のようなデジモンで自発的な行動は一切できない。疲れもせず、痛みも感じず、死も恐れず、眠ることも必要ない。まさに闘う機械である。 集団行動が基本であり個々の戦闘力はあまり高くないが、数に物を言わせた人海戦術には腕に覚えのある程度の実力では歯が立たないだろう。 傷ついたトループモンは中身のエネルギーだけ吸い出し、新しい特殊ゴムの身体に移し替えられて新しいトループモンとして再生され、何度も戦場に送り出されるのだ。
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テントモン「つまり・・・・誰かさんの兵隊っちゅーことかいな?」
蓮華「かもしれないわね・・・・どうする?友奈、シズ先輩」
赤嶺「やっつけちゃおっか。オアシスの独り占めなんて、良くないし」
静「せやな。ほな師匠、あとは宜しゅう・・・・」
テントモン「はいな!─────て、なんでやn」
テントモンのツッコミは、突如として起きた爆発によってかき消されてしまった。
赤嶺「え!?何!?もう始めちゃった!?」
ジャスティモン「おい、誰かが先に仕掛けてるぞ!」
静「誰やねん!こんな無茶するアホは!!」
砂丘から飛び出した一行が見たのは、両足のタイヤで空を駆け、炎を吐く槍と、首に巻いた赤いマフラーを自在に操り、トループモンの部隊を蹴散らすデジモンの姿であった。
赤いデジモン「オラオラオラァ!!!!!!この俺、ナタモンの目が黒い内は、
赤嶺「──────ナタモン?」
蓮華「──────ディザート・ワドルピア?」
ナタモン「む?そこにも居たか!」
静「ヤバ・・・・こっち来たで!?」
ナタモンと名乗ったデジモンは、殺意マシマシで赤嶺たちへと向かってくる。
ホークモン「待たれよ御仁!我らは決して、怪しい者では────」
ナタモン「問答無用ォ!!!!!!」
ジャスティモンが咄嗟に間に入り、ナタモンの槍を受け止める。
ジャスティモン「ああそうかい・・・!だったらこっちも暴力だ!!」
赤嶺「不本意だけど・・・・緋色舞うよ!」
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│ナタモン│サイボーグ型デジモン
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中国伝記のとある少年神のデータから生まれた、炎を司るサイボーグ型デジモン。3つの宝具を持ち、それらを器用に操る実力の持ち主。小柄な外見とは裏腹に、傍若無人な暴れん坊で好戦的な性格。そのため、ナタモンが一度暴れだしたら満足するまで戦いに付き合うしか止める方法はない。足に接続された「
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