結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

374 / 377
今回、ティラノ師匠の語りが地の文として書かれております。その為、全文会話だけでお送りさせていただきます。
そういう演出として、ご理解ください。


EX.06 明かされる真実!?断片世界“ワドルピア” ーその弐ー

さて・・・まず最初に聞かねばならぬことがある。

お主等、“異世界”については、理解しておるかの?

 

赤嶺「知ってるよ。ミカグラの人たちがそうだし」

 

蓮華「弥勒たちからしたら、この世界も該当するわね」

 

なら、詳しくは解説せんでも良かろう。

 

プテロモン「ちなみに、そんな異世界を渡り歩いてお宝探しをするのが、私たち時空海賊なんですよ」

 

ホークモン「ホゥ・・・・そんなことが出来るのですか」

 

ジャスティモン「──────まさかとは思うが、『海賊らしく、いただいてゆくっ!』とか言って、強奪したりとか・・・」

 

レーベモン「俺達よりも弱い奴らからはしないさ」

 

話を戻すとするぞい。

 

まず話さなければならぬ事実として、“この世界には本来、()()()()()()()()()()()()()()()()”という事を知って欲しい。

 

テントモン「───────────は?」

 

静「???そりゃあ、そやろな。ウチらが作ったネットワークん中にできたんやから」

 

レーベモン「残念ながら、それは違う」

 

静「どういうこっちゃ?」

 

レーベモン「デジタルワールドは、リアルワールドとは別の独立した異世界だ。それは、どの世界線であっても同じ」

 

プテロモン「その一部分を、あなた方は使わせてもらっているだけに過ぎないのです」

 

赤嶺「──────────」

 

言いたいことは山ほどあるであろう。が、今はあとにさせてもらうぞ?

 

蓮華「・・・・仕方ないわね。続き、聞かせて?」

 

此処とは別の、数多あるデジタルワールドの中に、一つだけ、闇の軍勢が勝利してしまった世界線があった。

全てが混沌に包まれ、破壊と絶望が世界中を埋め尽くしてしまった。

やがて闇の軍勢は、自らを“ワールドエンド帝国(エンパイア)”、自分たちのいる世界を“カオス・ワールド”と呼び、他の世界へと進軍を始めたのじゃ。

このまま、総ての世界はWEEに支配されてしまうのか。

 

否、そうはならなかった。

 

光の軍勢には、生き残りがおったのだ。

 

生き延びた者たちは、異世界を渡り歩き仲間を集めた。

そして、決死の戦いを挑み、見事、WEEを討ち果たすことに成功したのだ!

だがここで、WEE皇帝“バグラモン”の最期の策が発動。

カオス・ワールドは幾つものデータ片となり、異世界へと散り散りになってしまったのだった。

当然、カオス・ワールドに乗り込んで来ていた光の軍勢のデジモン達にも影響はあった。

世界の崩壊から逃れる為、彼らは自らの力を封じた記録媒体“デジメモリ”となって、カオス・ワールドのデータ片と共に、異世界へと飛び散っていってしまったのじゃ。

 

 

 

 

 

こうして、世界が一つ、滅びを迎えた。

 

 

 

 

 

 

やがて散っていったデータ片のうち、別世界にたどり着けなかったものが一つに集まり、新たな世界を創造した。

 

そうして産まれたのがハブ世界─────お主等のデジタルワールドなのじゃよ。お客人方。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。