結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

51 / 377
一章もクライマックス突入したし、出来たら、年内に第一章を終わらせたいなぁ・・・・


~前回までのあらすじ~

園子の考察によって、バーテックスの巣窟の所在がおおよそ明らかになった。
勇者部一行は二手に別れ、一方は襲来したバーテックスの迎撃を、もう一方はムゲンマウンテンへと向かうのであった───


二七話 侵入!ムゲンマウンテン!

 ̄ ̄ ̄ ̄\/\_______________

 

歌野の農場付近

 

_____________/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

レイ「こっちはまだ平気ね」

 

風「歌野が頑張ってくれてるのかしら?」

 

夏凛「なら私と樹は、先にはじまりの町の方に向かうわ!」

 

樹「はい!行きましょう夏凛さん!」

 

雀「それじゃ私はここで待ってるから───」

 

レイ「なんて事言ってらんなくなったわよ!バーテックスが来る!!」

 

雀「そんなぁ!?」

 

泣き言を叫ぶ雀を引きずって、夏凛たちは襲撃してきたバーテックスを迎え撃つのだった………

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄\/\_______________

 

一方、園子たちは──

 

_____________/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

友奈「来たね・・・・ムゲンマウンテン」

 

美森「それでそのっち。どうするの?」

 

園子「えっと~・・・・ここをこうして~・・・・こう!」

 

園子が端末を操作すると、端末の画面から、デジタマが現れた!

 

友奈「ええーーー!?!?!?」

 

美森「デジタマが・・・!?」

 

銀「これ、リアライズ機能!?園子お前、いつの間に・・・」

 

園子「今朝だよ~♪おっとと」

 

浮いていたデジタマをキャッチした園子は、そのままムゲンマウンテンを登る。その後を、友奈たちが着いていく。

しばらく歩くと、遺跡に向かう前に東郷が園子を発見した場所にたどり着いた。

 

美森「それでそのっち。バーテックスの巣は何処に?」

 

園子「んーとね~・・・・」

 

デジタマを前に突き出し、ダウジングの要領で探す園子。

すると、ある方角を向いた時、何かに反応するかの様に、デジタマが震えた!

 

園子「─────やっぱり、この亀裂だったね」

 

銀「これ・・・・昨日は無かったぞ?」

 

友奈「この中に、バーテックスの巣が・・・・・」

 

全員が、息を飲む。

 

友奈「───────行こう!」

 

友奈の号令に全員が頷いて、亀裂から内部に侵入しようとした。が─────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美森「────────ねぇ、そのっち」

 

園子「なぁに、わっしー?」

 

美森「これ、どうやって入るのかしら?」

 

東郷の問いに、答える者はいなかった。

実は、園子が見つけたこの亀裂、かなり小さく、腕の一本も通れないほどだったのだ!!

 

銀「─────どうする?ジオグレイモンにぶっ壊してもらう?」

 

美森「それでバーテックスが増えてしまっては意味が無いわ!」

 

レナモン「何処か、別の場所から侵入できないだろうか・・・・・バーテックスは海から現れるのだろう?」

 

園子「でも、さすがに海からは難しいんよ~。着替えも無いし、そもそも行く時間も無いし・・・・」

 

うーん、とみんなで頭をひねっていると、アグモンがポツリと呟いた。

 

アグモン「──────川は?」

 

銀「─────そうだ、川だ!」

 

友奈「へ?」

 

銀「なんで気付かなかったんだ!?」

 

園子「ミノさん、何かわかったの?」

 

銀「ああ!とにかく着いてきてくれ!」

 

―――――――――――†――――――――――

 

銀に連れてこられた先にあったのは、なんの変哲もない普通の川。

 

友奈「ちょっと深そうな川だね」

 

美森「銀?ここの何処に───」

 

銀「よっと」

 

突如、その川に向かって、銀が飛び込んだ!!

 

園子「?ミノさん何して─────え?」

 

その光景に、その場にいた全員は、呆然としてしまった。

なぜなら───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀「この川。立てるんだよ」

 

 

 

 

 

銀が、川の上に立っていたからである。

 

友奈「えっと・・・・・これは、どういうこと?」

 

美森「この川・・・・まさか、作り物!?」

 

園子「そっか・・・・だから、川からバーテックスが出てこなかったんだ・・・・」

 

銀「ここだけ、なんでか知らないけど、上に水が流れてなくてさ。前からおかしいとは思ってたんだけど・・・・」

 

レナモン「ソノコの推測から、バーテックスの通路として使用されていると睨んだ訳だな」

 

銀「別にそこまで考えてたわけじゃないけどね・・・・とにかく、ここから侵入できないかな?」

 

園子「可能だと思うんよ~。でも注意して。バーテックスが飛び出してくるかも知れないから」

 

銀「その時はその時!おっしゃあ!ジオグレイモン!!」

 

アグモン(進化)ジオグレイモン「任せろ!!『メガバースト』!!」

 

ジオグレイモンのメガバーストが、偽造運河に直撃。

見事、ムゲンマウンテン内部への侵入口を作ることに成功したのだった。

 

美森「バーテックスは・・・・・・・・・・いないようね」

 

友奈「ここは使ってないのかな?」

 

銀「まあ、ここ、島の反対側だし。めぼしい物も、特に何も無いからなぁ。昔は洋館があったって話らしいけど」

 

友奈「羊羮?」

 

じゅるり、と友奈がよだれを飲む。

 

美森「友奈ちゃん、羊羮食べたいの?さつまいもがあれば後で作ってあげるわよ」

 

友奈「ほんと!?やったぁー♪」

 

園子「わぁ~い、わっしーの芋羊羮だ~♪」

 

銀「ハイハイ、()()な」

 

冗談を言い合いながらも、四人は通路を通り、ムゲンマウンテン内部へと向かうのであった………

 




─次回予告─

ムゲンマウンテン内部に侵入した四人。
そこにあったのは広大な研究施設と、中央にそびえ立つ謎の培養槽。
その中に浮かぶモノとは────

次回『恐怖の敵。デジ・バーテックス現る!!』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。