というのを思い付いたのだけど、需要はあるのだろうか・・・?
ー前回までのあらすじー
サンゾモン一行を追ってきたガーベモンとその機甲兵団にとおせんぼされ、流石のサンゾモンもキレた。
キレたサンゾモンは、彼女の武器『ShowーRey』を駆使し、お供と共にこれを撃退するのであった………
サンゾモン「────
無 限 弾 幕 心 経
機甲兵団の数も五分の一程にまで減った頃、「しゃらくせぇ!」と毒づいて経を唱えたサンゾモン。するとサンゾモンの周囲に数珠が飛び散り、四方八方へと弾丸の雨を降らせ始めたのだった。
タンクモン「うわぁ!?!?」
ガーベモン「怯むな!こいつはただの幻だ!」
ガーベモンの突撃命令に、幻影の弾幕の中を突き進むメガドラモン軍。そのうちの数体が突然、眉間を撃ち抜かれてデジタマになった。
メガドラモン「!?!?!?」
ガーベモン「バカがっ!?ニセモノとホンモノの区別もつかんのか!!」
無理な話だ。
幻の弾丸と本物の弾丸はそれこそ、触れなければ区別が付かない程にそっくりなのだ。しかも高速で飛び交っているとくれば、判別が出来ないのは当然である。
チョ・ハッカイモン「今ブヒ!」
ゴクウモン「喰らえ!『秘技・夢現影』!!」
サゴモン「・・・降妖宝杖『渦紋の陣』!!」
タンクモン'ズ「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
メガ・ギガ軍団「ギャアアアアアアアアア!!!」
ゴクウモンとサゴモンの必殺技により、狼狽していた機甲兵団はあっと言う間に一掃されてしまった。
ガーベモン「お・・・・・オレの機甲兵団がぁ・・・・・!」
チョ・ハッカイモン「はーい、お疲れちゃ~ん、また来るブヒ♪」
項垂れるガーベモンの後ろにチョ・ハッカイモンが立ち、ガーベモンに満面の笑みを浮かべる。それを見たガーベモンはこの後起こる出来事を察して仏の顔になる。
ガーベモン「あ、これいつものパターンや」
「『
「また来週ううううううぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・」
カッキーン!と小気味良い音を立てて、ガーベモンは星になるのだった。
その勇猛っぷりを見せつけられた雀は震えながら一言。
雀「──────あの人は怒らせないようにしよう」
雀の決意に全力で賛同する勇者たちなのであった………
―――――――――――†――――――――――
何事も無かったかの如くサンゾモンは元に戻り、一行は再びフローティアへと歩き続ける。
サンゾモン「さ!もうすぐ着くわよ!!」
ゴクウモン「いや本当に長かった・・・・・サンゾモン様が寄り道さえしなければ・・・・・」
サンゾモン「わ・・・・悪かったとは思ってるわよぉ・・・」
そんな軽口を叩きつつ、渓谷を抜けた先にあったのは・・・
友奈「うわぁ・・・・!おっきい湖!!」
園子「どっちかと言うと、池っぽい~?」
周囲は草原地で、その入り口付近に対岸が見えない位の大きな池(?)があった。
が、肝心のフローティアは何処にも見当たらない。
夏凛「ねえ、フローティアは?ここにあるんでしょ?」
サンゾモン「何言ってるのよ?フローティアならあそこにあるじゃない」
樹「え?何処ですか?」
ゴクウモン「あそこだ」
そう言って、ある一点を指差すゴクウモン。
その方向へと目を向けると………
風「な・・・・・なな・・・・・なんじゃありゃああああああああああああ!?!?!?!?!?!?!?」
そこには、空に浮かぶ謎の島があった。
サンゾモン「あれが、このデジタルワールド中最大の都市!浮遊都市『フローティア』よ!」
全員『え・・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!』
驚愕に包まれる勇者たち。
更にそこに!
ズドォォ・・・・・ンン─────
全員『なんか降ってきたぁ!?!?』
いったいどうなってしまうのか!?
後半へ続く!
ゆゆテ!
長くなったし、ちょっとリアルが忙しくなってきたので分割。申し訳