結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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\( ゜∀ 。)/「スパッパッパラッパーwwww」
(σ 。∀゜)σ「パッパッパッパッパラッパーwwww」
щ(゜∀。щ)「スパッパッパラッパーwww」
\( 。∀ ゜)/「スパイアンドスパイスwwww」

↑ゆゆゆいでコラボしたからと、軽率にリリスパに手を出した阿呆の末路(爆)

あと、割りとどうでもいい事なんだけど、赤嶺ちゃんの『勇者は脳筋』って言葉を聞いて、『脳筋勇者バカ軍団』っていうパワーワードを思い付いた。
てー♪ててててーってってってっ♪
てってってっててー♪


-前回までのあらすじー

圧倒的なグレイドモンの力に、為す術もなく倒されるハックモン。
グレイドモンの語る真理とやらを否定したその時、ハックモンは完全体へと進化した!
今ここに、完全体同士の死闘が開幕する………!!


四九話 ビッグブリッジの大死闘! -前編-

Sハックモン「ハァァァァァァァァ!!!」

 

デュラモン「キェェェェェェェェェェ!!!」

 

グレイドモン「ぬぅぅぅぅ!?」

 

セイバーハックモンとデュラモンの猛攻に、さしものグレイドモンも徐々に圧され始めた。

 

芽吹「夏凛!武器の出し方は?」

 

夏凛「大雑把になら!細かい所は気合いと根性で!!」

 

夏凛が端末を操作すると一振りの剣に変化した。

 

夏凛「───って、なんで一本だけ!?」

 

芽吹「端末が一つしか無いからでしょ。援護するわ!!」

 

夏凛「なるほど、意外と不便ね・・・・はぁ!!」

 

芽吹が銃剣で後ろからサポートし、夏凛が剣でグレイドモンに斬りかかる。

 

グレイドモン「ぬぬぬ・・・・四対一では流石に分が悪いな─────よし」

 

戦況の悪さを悟ったグレイドモンは、踵を返し闘技場から脱出するのだった。

 

芽吹「逃げた・・・・!?追うわよ、デュラモン!!夏凛!!」

 

デュラモン「応さ!」

 

夏凛「分かったわ!!─────と、その前に・・・・」

 

夏凛は、その辺に投げ捨てていたゴクウモンの如意金箍棒を拾い上げて

 

夏凛「ありがとうゴクウモン!!これ、返すわ!!」

 

デビドラモンの群れと戦うゴクウモンへと投げ返した。

組み付いていたデビドラモンを弾き飛ばしたゴクウモンがそれを後ろ手で受け取ると、たちまちデビドラモンの数が急激に減り始めた!

 

Sハックモン「よし、行こう!!」

 

戦いながらも手を振って見送るゴクウモンに手を振り返しながら、夏凛は芽吹たちと共にグレイドモンを追いかけるのであった。

 

_____/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

大連絡橋:ビッグブリッヂ

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/\________

 

グレイドモン「──────────」

 

夏凛「追い詰めたわよ!グレイドモン!!」

 

芽吹「さあ、観念なさい。あなたに逃げ場は無いわ!」

 

グレイドモン「逃げる・・・・・?フフフ─────」

 

アーハッハッハッ、と高笑いするグレイドモン。

 

グレイドモン「違うぞ・・・・観念するのはお前たちの方だ・・・・・」

 

夏凛「何を・・・・!?」

 

次の瞬間、突如として空をコウモリの群れが覆い尽くした!

 

芽吹「これは!?」

 

Sハックモン「なんだ!?何が起きてる!?」

 

デュラモン「やべーな・・・・イヤな気配を感じるゼ・・・・・!!」

 

 

 

 

 

???「フン────出撃前には『貴殿の手は借りぬ』等と大口を叩いておきながら、このような有り様か・・・・・流星騎士団団長の名も、堕ちたものよ・・・・・」

 

 

 

 

 

空のコウモリが集合し、一体のデジモンに変化する。

 

グレイドモン「──────言ってくれるな。ヴァンデモン」

 

夏凛「っ!?こいつがヴァンデモン!」

 

Sハックモン「総大将自らが出向いてきたっていうのか!?」

 

 

┌──────┐

ヴァンデモン

└──────┘

アンデッド型デジモン

闇の術方により蘇り、強大なパワーを手に入れたアンデッドデジモンの王。もともとコンピュータのデータを吸収しては破壊する凶悪なコンピュータウィルスで、破壊したデータを悪質なコンピュータウィルスとして復活させる能力を持っていた。しかし、そのパワーも夜間でないと発揮できず、昼間はパワーが半減してしまうといわれているぞ。必殺技は無数の蝙蝠を操り、奇襲をかける『ナイトレイド』だ!

 

 

デュラモン「ヴァンデモン・・・・・相手にとって不足は無いゼ!」

 

芽吹「油断しないで。どんな策を仕掛けてくるか────」

 

ヴァンデモン「フフ───我輩に策など必要無い。どんな相手であろうとも、全力で相手をするのみよ・・・・・!」

 

Sハックモン「意外と脳筋!?」

 

グレイドモン「故に、ワタシはこのお方に付き従う事に決めたのだ!!」

 

ヴァンデモン「実際の所は、このような輩に合わせてやっているだけだがな」

 

グレイドモン「ヴァンデモン!?」

 

ヴァンデモン「我輩が脳筋かどうかなんぞは、この際どうでも良い事だ」

 

Sハックモン「いや、どうでもは良くないだろ・・・・」

 

ヴァンデモン「グレイドモンよ。我輩からお主に"ギフト"を送る────受け取れい!!」

 

ヴァンデモンが右手を掲げると、そこに黒い光が溢れだし"何か"を形造る。

 

夏凛「何・・・・?あいつ、何をするつもり!?」

 

光は、小さな端末へと変化した。夏凛と芽吹は知らないが、それは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

ヴァンデモン「"強化プラグインD"───セット!」

 

ヴァンデモンの持つペンデュラムから光が放たれ、グレイドモンに照射される。

 

グレイドモン「むん!!」

 

照射されたグレイドモンは紫色のオーラを纏い、腰の剣を抜いた。

 

グレイドモン「ゼアァァァァァ!!」

 

グレイドモンが剣を振るう。その力は先程よりも強くなっていた。

 

Sハックモン「なにっ!?こいつ、さっきよりも強く・・・!?」

 

デュラモン「ハッハー!相手にとって不足無ァし!!!」

 

Sハックモン「お前も脳筋か!」

 

セイバーハックモンとデュラモンは、グレイドモンの猛攻を捌きながらも、ヴァンデモンへの警戒を怠らない。

 

ヴァンデモン「─────フム、我輩のデジヴァイスもアップリンクなるモノを搭載してみたが・・・・上手く動作している様だな・・・・・ナノモンの奴の研究とやらも、強ち馬鹿には出来ぬな・・・・・」

 

グレイドモンの様子を観察しており、動く気配は微塵も無い。

と、その時だった!

 

 

 

 

 

???「ブルーサンダー!!」

 

 

 

 

 

ヴァンデモン「む!?」

 

背後からの攻撃!

しかしヴァンデモンはそれをひらり、とかわしてみせた。

 

ライドラモン「ちぃ・・・・外した・・・・!」

 

友奈「奇襲だなんて・・・・・ちょっとイケナイことしてる見たいな気分だね・・・・・」

 

ライドラモン「何を言ってるんだユーナは・・・・」

 

樹「夏凛さん!助太刀に来ました!!」

 

夏凛「友奈!樹も!」

 

友奈と樹が、ライドラモンに乗ってやって来たのだ。その後から他の仲間たちもやってくる。

 

芽吹「あら、雀。夏凛たちと一緒だったの」

 

雀「あぁ!!メブ!!!会いたかったよメブぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

芽吹に飛び付こうとする雀だったが、ヴァンデモンとグレイドモンの姿を見て、ルドモンの影に隠れてしまう。

 

雀「メブがなんかめちゃくちゃ怖そうなのと戦ってる!?ルドモン助けて!!」

 

ルドモン「任せな!!ライドラモン!」

 

ライドラモン「え?なに?」

 

ルドモン「オレに電気を与えてくれぇ!!」

 

ライドラモン「────────はぁ?」

 

 




ゆゆテ!

そういえば、リリスパコラボのツキカゲメンバー六人、小生は無事全員ゲットできました。
皆さんはどうですか?

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