結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ!

今回は早めの投稿。その理由は───────

正直言って、最近ちょっとネタ詰まり感があるのですよ。
みんなぁー!オラにネタを分けてくれぇー!


と、言うわけで・・・・

アンケート調査を行いたいと思います。
内容はズバリ、『次は誰のお当番回にしたい?』です。
特に難しく考えず、テキトーに選んでくださって構いません。
それではまずは、本編どうぞ~



四九話 ビッグブリッジの大死闘! -後編-

雀は驚愕した。

当たり前だ。いきなりルドモンがドM発言をしたのだ。

 

ルドモン「違う!そうではないぞ!」

 

雀「じゃ、何だっていうのさ!?」

 

ルドモン「実は、この前電撃を受けた時から、体の調子が変でな・・・・・・もう一度受けたら、収まるかなあ・・・・って」

 

雀「やっぱり変になってる!?」

 

ルドモン「オレは変じゃない!いいからやってくれ!ライドラモン!!」

 

鬼気迫る顔でライドラモンに詰め寄るルドモン。

そんな彼に対して、ライドラモンは困惑している。

 

ライドラモン「どうしよう・・・・・(汗)」

 

友奈「うーん、やってあげたら?」

 

樹「えぇ!?友奈さん!?」

 

友奈「やって欲しい、って言われてるんだし・・・・・それに、この前のが原因ってことは、わたしたちにも責任、あると思うんだ」

 

ライドラモン「───────まあ、それもそうか」

 

美森「うふふ、友奈ちゃんは優しいね。私たちが引き付けておくから、その内にお願い!」

 

友奈「うん!」

 

東郷とタオモンがヴァンデモンへと向かう。

他の仲間たちもヴァンデモンのコウモリや彼が引き連れてきたデビドラモンの群れに立ち向かう。

そして、友奈とライドラモン、雀とルドモンだけが、その場に残った。

 

ライドラモン「えーと・・・・・んじゃ、やるぞ」

 

ルドモン「ばっちこーい!!」

 

雀「やーめーてー!私まだ死にたくなーい!!」

 

友奈「大丈夫!ライドラモンとルドモンを信じて!!」

 

雀「できないよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

ルドモン「大丈夫だ!!お前の信じるオレを信じろ!!」

 

雀「ぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・わかったよぉ・・・・・・」

 

ライドラモン「よし今だ『ライトニングブレード』!!」

 

愚図る雀が覚悟を決めた瞬間を見計らい、ライドラモンが電撃を放つ。

ライドラモンの『ライトニングブレード』は数分の狂いもなくルドモンに直撃し、やはりと言うかなんと言うか、そのすぐ後ろにいた雀も当然の様に巻き込まれた。

 

雀「んぎゃああああああああ・・・・・・・あれ?」

 

──────が、何故かライドラモンの電撃はルドモンに全て吸収されていった。

電撃を吸収しきったルドモンはティアルドモンへと進化しており、バチバチと身体中から電気を迸らせている。

 

ティアルドモン「──────まだだ。もっと・・・・・もっと電気を・・・・・!!」

 

友奈「──────お願い、ライドラモン!」

 

ライドラモン「『ブルーサンダー』!!」

 

連続で放たれる『ブルーサンダー』

都合、七回に渡って放たれた電撃を吸収しきったその時、ティアルドモンの身体に変化が訪れた!

 

 

 

 

 

HYPEREVOLUTION

 

 

 

 

 

ティアルドモン超進化!!

 

 

 

ライジルドモン!!!

 

 

 

 

 

友奈&雀「「なんか進化したーーーー!?!?!?」」

 

 

┌───────┐

ライジルドモン

└───────┘

防具型デジモン

機械化の要素が強まり飛行能力を手にしたティアルドモンの進化系。俊敏さは犠牲になったものの、究極体からの攻撃を一辺に受けても耐えきるほどの強固さを誇る。肩と腕に装着した盾で電気を帯びたバリアが自動展開される。そのバリアは視認することができず、敵はなぜ攻撃が効かないのか困惑する。また身動きは取れなくなるがバリアを広範囲に広げ、ある程度の地域をまるごと守ることもできるぞ。必殺技は、頭から放つ高出力電撃を敵に叩き込む『ライトニングバスター』と、両腕を射出する『ロケットメッサー』だ!

 

 

Sハックモン「───────オレのあの努力はいったい・・・・」

 

夏凛「───────気にしたら、負けよ」

 

あんまりな進化方法に、さしものセイバーハックモンもショックを隠しきれない。

 

Rルドモン「よっしゃあ!!『ライトニングバスター』!!『ロケットメッサー』!!」

 

ヴァンデモン「ふん」

 

グレイドモン「ぐあ!?」

 

ライジルドモンは進化して早々に必殺技を乱発。

頭から放たれた電撃で周囲のデビドラモンを一掃してみせた。そして、デュラモンとの戦いに集中しきっていたグレイドモンには命中したが、ヴァンデモンはやはりライジルドモンの攻撃をかわした。

 

グレイドモン「ふはははははははははははは!!!面白い!面白いぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

ヴァンデモン「ふむ・・・・剣を抜いているとは言え、完全に正気を失っておるな・・・・強化し過ぎたか?」

 

ライドラモン「余所見とは良い度胸だな!『ライトニングブレード』!!」

 

ヴァンデモン「ふむ」

 

死角からの攻撃。しかし、ヴァンデモンはこれもかわす。

 

サンフラウモン「『サンシャインビーム』!!」

 

グラウモン「『エキゾーストフレイム』!!」

 

ジオグレイモン「『メガバースト』!!」

 

三方向からの同時攻撃。避ける事は不可能と思われた。

が、しかしヴァンデモンはこれを、コウモリに変身してかわした!

攻撃が相殺され、虚しく響く爆発音。

煙が晴れたその場に、ヴァンデモンは元の姿を晒す。

 

風「今のもダメなの!?」

 

銀「いくらなんでも強すぎだろ!?」

 

樹「──────そういえば、園子さんは何処に?」

 

樹が呟いたその時───

 

 

 

 

 

ドルガモン「捕まえた!!」

 

 

 

 

 

ヴァンデモン「なんと!?」

 

攻撃を回避した一瞬の隙をついて、園子とドルガモンがヴァンデモンを捕らえた。

 

園子「今だよ、わっしー!!」

 

美森「南無八幡─────大菩薩!」

 

タオモン「『梵・筆・閃』!」

 

東郷とタオモンの攻撃が、ドルガモンごとヴァンデモンに命中!

 

ヴァンデモン「ぐ・・・・・!まさか、仲間ごととは・・・・・!?」

 

ドルガモン「はは・・・・・ほぼ、無傷・・・・・とは・・・・ね・・・・・」

 

美森「そんな・・・・・あそこは避ける手筈だったのに!?」

 

園子「・・・・・・・ドルるんが逃げられないように、()()()()()()()()?」

 

タオモン「だとすれば・・・・・ヴァンデモン、恐ろしい奴・・・・・・!!」

 

しかし、ヴァンデモンも完全に無傷とはいかなかった模様だ。

 

ヴァンデモン「──────充分なデータも取れた。今宵はここまでとしよう」

 

Rルドモン「逃げるつもりか!?オレはまだ暴れ足りないと言うのに!」

 

雀「盾が暴れようとしないでくれませんかね!?」

 

ヴァンデモン「まあ、そう急くな。近い内に逢い見えることもあろう・・・・・その時まで、しばしの別れだ」

 

パチン、と指を鳴らしたその時、ビッグブリッヂの下からエンジン音を轟かせて一台のバイクが飛び出した!

 

ベルゼブモン「チッ─────このオレをタクシー代わりとはな」

 

ヴァンデモン「そう邪険にするな・・・・・出せ」

 

ベルゼブモン「────────今すぐ放り出してぇ」

 

暴れるグレイドモンを小脇に抱え、ベヒーモスに乗ったヴァンデモンはベルゼブモンと共に、走り去って行った。

 

夏凛「・・・・・・去ったの?」

 

Sハックモン「みたい・・・・だな・・・・」

 

全員から安堵のため息が出る。

 

夏凛「あんな強いなんて聞いてないわよ!」

 

芽吹「あら夏凛、怖じ気付いたの?」

 

夏凛「んな訳ないでしょ!ちょっと、力の差を感じただけよ!!」

 

芽吹「心配ないわ。あの程度の差、努力次第で埋められる」

 

デュラモン「流石メブキだ!オレ様もやるぜェェ~~~~!!!!」

 

Sハックモン「ははは。だってさ、夏凛」

 

夏凛「・・・・・・はぁ、まったく。似た者同士ね、あんたたち」

 

雀「メブぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~~」

 

雀たちが二人を呼ぶ声が聞こえてくる。

戦いは、まだまだこれから激しさを増していく頃。

しかし勇者たちは、それに怖じ気付いた様子は無い(一部を除いて)

とにかく今は休む時!と、勇者たちは帰路につくのであった………

 




今回、次回予告はありません。

お話のプロット事態はおおよそ出来てはいるのですが、次回以降の話の流れをどうするのか、それが全くのノープランなのです。


そんな訳で!
前書きで言った通り、アンケートを実施したいと思います!!
締め切りは次回投稿の5月26日まで!
皆さん、どしどしご応募ください!!

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