結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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今回のお話を執筆中、ついに・・・・・・・




ついに・・・・・・・!!!







インペリアルドラモンファイターモードが!!!
実装されたぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!









こんなに・・・・・嬉しいことは無い・・・・・(感涙)





早速引き当てましたよ、ええ勿論。散財してお財布すっからかんだけど・・・・・(白目)






あと、トリプル友奈ズの艶姿がヤバい(語彙力)


神光(こうごう)しくて言葉に出来なかった(恍惚)


ー前回までのあらすじー

ヴァンデモン軍の侵攻を阻止した勇者たちは、一時の休息を得るのであった………



五十話 名探偵園ちゃん様 消えたぼた餅の謎 -Question-

「あぁ~~~~~~~!!!!!!」

 

美森「どうかしたの、友奈ちゃん!!!」

 

友奈「ふぇぇ・・・・とうごうさぁ~ん・・・・・」

 

勇者たちが借りている宿泊施設。その一室にて、事件は起きた。

友奈の叫び声を聞いて、僅か二秒で駆けつけた東郷が目撃したのは、室内にて、しゃがみ込んで泣く友奈の姿。

 

美森「何かあったのね!?おのれ・・・・!!友奈ちゃんを悲しませるとは・・・・・!!!いったい何をされたの!!!」

 

友奈「ぐす・・・・・ぼた餅・・・・・・私のぼた餅ぃぃぃぃ・・・・・・」

 

美森「────────ぼた餅?」

 

―――――――――――†――――――――――

 

話によると、今日友奈は、居住区内のショッピングモールにて、重そうな荷物を背負ったおばあさんに出会ったのだと言う。当然、それを見過ごせない友奈はおばあさんの家までその荷物を運んであげた。そのお礼にと、手作りぼた餅を貰ったのだった。

自室に戻った友奈は、早速そのぼた餅を食べようとした。が、ここで友奈は自分が手を洗っていない事に気付き、洗面所にて洗った。これで準備万端!と喜び勇んで戻ったところ、ぼた餅が皿ごと消失していたのだった────

 

美森「おのれ・・・・友奈ちゃんのぼた餅を奪うとは・・・・・!!」

 

友奈「あ、えっと・・・・ちょっと違うの。ぼた餅をとられちゃったのも確かに悲しいけど、そうじゃなくてね。ぼた餅を乗せてたお皿、あれ、おばあさんに返さなくちゃいけなくて・・・・・」

 

美森「任せて友奈ちゃん!私がぼた餅もそのお皿も取り返してみせる!!」

 

友奈「ほんと!?」

 

美森「ええ、本当よ!!」

 

ふんす、と気合いを入れる東郷。と、その時だった。

 

 

 

 

 

園子「話は聞かせてもらったんよ~~~!!!」

 

 

 

 

 

美森「そのっち?」

 

友奈「そのちゃん」

 

瞳を爛々と輝かせ、園子が入室してきたのだった!

 

園子「現場の状況から考えて・・・・犯人は!このホテルに居るっ!!」

 

ババーン!なんて効果音でも付きそうなポーズを取りながら園子は語る。

直ぐ様東郷は端末を取り出してレナモンを呼ぶ。

 

美森「レナモン!急いでこの施設に残っている人たちを集めて!!」

 

レナモン「急に呼び出したかと思ったら・・・・いきなりなんなんだ?」

 

美森「とても大切な事なの!急いで!!」

 

レナモン「む・・・・うむ・・・・」

 

鬼気迫る東郷の様子にレナモンは気圧され、渋々従うのだった。

 

―――――――――――†――――――――――

 

レナモン「────これで全員だ」

 

友奈の部屋に集められたのは三人の男女。

 

一人目は用務員の牧さん。男性。

二人目はコックの中谷さん。男性。

最後の一人はこのホテルの支配人、上里ひなた。勿論女性。

 

ひなた「いったい何の騒ぎでしょうか?」

 

ミノモン「とゆーか、ヒナタってここのオーナーだったんだ・・・・・・」

 

園子「ぅおっほん!!え~・・・・みなさんにぃ、お集まりいただいたのはぁ・・・・他でもありません・・・・・この中にぃ、ゆーゆのぼた餅を盗んだ犯人が、いるからでぇす・・・・」

 

チビモン「なに、そのしゃべり方?」

 

ドルモン「■畑■三郎」

 

レナモン「────────知らん」

 

ざわつく三人。

ひなたが代表して、園子に話す。

 

ひなた「つまり、私たちのアリバイを知りたい・・・・・・そういう事ですね?」

 

美森「事情聴取は私が執り行います」

 

園子「よろしく、お願いしまぁす」

 

チビモン「ソノコ、わかっててしゃべってる?」

 

ドルモン「十中八九テキトー」

 

ミノモン「だよねー」

 

―――――――――――†――――――――――

 

こうして、事情聴取が始まった。

 

まず、ひなた。

彼女は明日行われるたいうこのホテルの補修工事の為、視察に来ていた。その為、ホテル内を転々としていて完全なアリバイは存在しない。

ちなみにこの視察は、メイクーモンも一緒に行っていたが、犯行時刻から現在まで、メイクーモンは外の見回りに出ている為館内にいたひなたのアリバイを証明できる者はいない。

 

美森「─────ひなたさんには悪いけど、メイクーモンが犯人という可能性は?」

 

園子「それは100パーあり得ないんよ~~」

 

友奈「え?どうして?」

 

園子「この部屋の窓を見て。この部屋には窓が二つ。そのどちらも、内側から鍵をかけるタイプ。レナっちに人を集めてもらってる間に調べたんだけど、この窓を外側から開けるには、窓に穴でも開けない限り無理な構造になってるんよ~~」

 

ドルモン「なるほど、見たところ窓には穴処か傷一つ存在しない。従って、外にいたメイクーモンが犯行を行ったとは言えない。そうなる訳だね?」

 

園子「そのとおり~♪」

 

疑いも晴れた様子なので次、用務員の牧さん。

犯行時刻、彼は北階段踊場に設置された鏡を掃除していた。このホテルはそれほど広くなく、ベッドメイキング等はデジモンたちがやってくれる為、用務員は彼一人だけ。

そのデジモンたちも、その時間は休憩室にて仮眠をとっていたので、犯行は無理と断定されていた。

そして、彼もまたその時刻には一人だけであった。

 

美森「北階段というと、この部屋に一番近い階段よね?」

 

園子「ん~~・・・・近いとは言っても、そこそこ距離はあるからね~。それに洗面所は入り口の隣。誰か入ってきたら直ぐにわかると思うんよ~」

 

友奈「うん。誰も入って来なかったよ」

 

そして最後、コックの中谷さん。

彼は犯行時刻、一階の厨房にいた。

今日の夕食の仕込みを行っていたという。

 

園子「他のシェフは~?あなた一人だけ~?」

 

中谷「え?はい、そうですけど?」

 

園子「・・・・・ふ~ん。一人だけで済んじゃうものなのかな~?」

 

中谷「"人間のシェフは"です。足りない手はデジモンたちに手伝って貰ってますよ」

 

美森「ということは、今も厨房にはデジモンたちが?」

 

中谷「はい」

 

美森「・・・・・そのっち、中谷さんは犯人から一番遠そうよ」

 

園子「・・・・・かもね~」

 

さて、これで三人からの事情聴取は終了した。

いったい、誰が犯人なのか・・・・!?

 

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ゆゆテっ!(コ◯ンのアイキャッチ風味に)


長くなりそうなんで、まさかの分割(笑)

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