結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

93 / 378
~前回までのあらすじ~

ヴァンデモン軍によって占拠されたスワ・シティを奪還すべく、勇者たちがフローティアに集結。
食べ物の事になるとかなりアグレッシブに動くよね、うちの勇者たち・・・・(汗)


五五話 作戦開始!!潜入、セントラルタワー!

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/\____

 

AM08:00 スワ・シティ近郊

 

 

____/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

ひなた「時間です。これより作戦を開始します!全軍、進めーー!!!」

 

『おぉーーーーーーーーーー!!!!!!!!!』

 

ひなた率いる自警団がスワ・シティ周辺を警備していたデビドラモンの群れに攻撃を開始。

それに勇者たちが続く。

 

樹「サンフラウモンも行くよ!!」

 

サンフラウモン「任せて!」

 

風「樹だって、あんなに頑張ってるんだもの!姉の私がやらない理由なんかない!やるわよ!メガログラウモン!!」

 

Mグラウモン「よっしゃあ!!がんばっちゃうぞー!!」

 

銀「派手にやっちゃえ!ジオグレイモン!!」

 

ジオグレイモン「応さ!ド派手にぶちかまぁぁぁぁぁす!!」

 

樹、風、銀の三人がそれぞれのパートナーと共にデビドラモンの群れと戦い始める────────のだが

 

球子「むぅ・・・・・なぁーひなた。なんでタマは後方で待機なんだ?」

 

ひなた「こちらの軍において、一番の戦力は球子さんです。それは分かりますよね?」

 

コロナモン「あー、なるほど。大体分かった」

 

球子「ひなたの言う事は分かるけどさー、タマたちも参戦して一気にガーッ!とやっちまった方が早くないか?」

 

ひなた「もう・・・・それでは囮の意味が無いじゃないですか」

 

球子「・・・・・そういや、タマたち囮だったっけ。向こうのみんな、早く取り返してくれよー。タマ、退屈で死にそうだぞー」

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/\____

 

同時刻 スワ・シティ地下

 

 

____/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

ホエーモン「とうちゃぁぁくぅぅ。荷物の忘れ物にぃぃ、ご注意くださぁぁい─────前にも同じこと言った気がするぅぅぅぅ?」

 

棗「ありがとう。ホエーモン」

 

友奈「海からこんな場所に繋がっているなんて・・・」

 

ここは、スワ・シティ地下の貯水槽。

近場の入江から海水を汲んで、溜め込む為の場所である。有事の際にはろ過装置を経由して地上の各施設へと配水される仕組みだ。入江からこの貯水槽までの配管は、ホエーモンがギリギリだが、どうにか通れる大きさがある。

 

歌野「ここなら、海の中からしか入ることができないから、誰にもファウンドされないのよ!!」

 

美森「行きましょう!目的地はどっちかしら?」

 

歌野「道案内なら、私にお任せ!こっちよ!」

 

侵入に成功した実働部隊は、歌野の先導でセントラルタワーに向かう。

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/\____

 

セントラルタワー・B1F

 

 

____/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

歌野「ワッツ!?何ここ!?」

 

配水管を通り、セントラルタワーの地下階に到着した実働部隊は、そこに広がる図書館に驚愕していた。

 

園子「あれあれ~?作戦会議のとき、ここは温室だって言ってなかったっけ~?」

 

歌野「ええ・・・・そのはずよ」

 

芽吹「道を間違えた、とか・・・・?」

 

夏凛「でも、地図だとチェックポイントはここで合ってるわよ?」

 

ひなたより貰ったマップアプリを確認しながら、夏凛が周囲を見渡す。

と、その時だった………

 

 

 

 

 

???「ああ・・・・やっと来たのか」

 

 

 

 

 

突如、何者かに声をかけられた。

 

雀「ひぃ!?だだだだだだだだだだだだだ誰っ!?」

 

歌野「フーアーユー?私がここに居た時には居なかったわよね・・・・?」

 

???「ああ・・・・自己紹介が必要かね?」

 

本棚の影から現れたのは、一体のデジモン。

 

???「やれやれ、仕方ない。面倒だが、名乗らせて貰おうか」

 

実に面倒くさそうにしながら、デジモンは名乗った。

 

ワイズモン「ワタシはワイズモン。レジスタンスの一員でな・・・・今回はヴァンデモン軍がスワ・シティを占拠した、と聞いて斥候に来ていたのだよ」

 

 

┌─────┐

ワイズモン

└─────┘

魔人型デジモン

全てが謎に包まれたデジモンで、“本”を通じてあらゆる時間と空間に出現することができる。“本”を依り代とし、“本”が繋がる時空間のどこにでも姿形を変えて出没するため、本体は別次元に存在するのではないかと言われている。研究者の間では同じ魔人型のピエモンとは同眷属だと囁かれている。両手に持つ“時空石”は空間の記録と再生をすることが可能で、デジタルワールドのあらゆる事象や物象を時空間に保存している。必殺技は時空間に保存していた敵の攻撃を連続で高速再生する『パンドーラ・ダイアログ』と、敵を永遠に“時空石”に封じ込める『エターナル・ニルヴァーナ』だ!

 

 

友奈「レジスタンス・・・・?」

 

棗「斥候、だと・・・・・?」

 

ワイズモンの自己紹介に困惑する勇者たちだったが、とりあえず自己紹介を済ませるのだった。

 

夏凛「で?その、レジスタンスの斥候がこんな場所で何をしてるのよ」

 

ワイズモン「情報収集・・・・・と、趣味の書籍集めを────」

 

雀「え?趣味・・・・?」

 

園子「わぁ~ほんとだ~♪珍しい本がいっぱいなんよ~~♪」

 

美森「あら本当。西暦時代の書籍って、もうほとんど残ってな───────あれは!?」

 

東郷が何かを見つけ、走り去ってしまった。

園子は園子で、本棚を適当に物色し始めている。

 

夏凛「ちょ・・・二人とも待ちなさい!!まだ作戦中でしょうがー!!」

 

雀「あーあ、行っちゃった」

 

ワイズモン「─────彼女等は自由だねえ。さて、残ったキミ等にだけでも、ワタシの集めた情報を渡すとしよう。どうせ、ワタシの事を完全には信用していないだろうけどね」

 

歌野「そうね・・・・でも、情報はありがたく頂くわ」

 

ワイズモンを怪しみながらも、現在のスワ・シティの情報を貰う歌野たちであった。

 




─次回予告─


ワイズモンによりもたらされた情報により、スワ・シティを占拠したのが四英傑の一体、『"博識"のナノモン』である事を知った。
更なる情報を得ようとした勇者たちだったが、その時、ワイズモンの図書館に襲撃者が突撃してきたのだった!?

次回『強襲のナノモン。ワイズ書架での死闘!』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。