逃走中 ~拝啓、ジョウトの君へ~   作:ハルカン

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準備中

 

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ブラックピット

「一旦整理しておくか? 今、ゲームがどうなってるか」

 

クリスタル

「あ、だったらせっかくホタルちゃんいるんだから、ハイカラニュースっぽく振り返ってみましょうよ」

 

イヌ

「おお、それは面白そうじゃな。 ワシらの暇つぶしになる」

 

ホタル

「……それアタシらの仕事なんだから暇つぶしって一言で片付けんといて」

 

エックス

「でもアオリがいないけど……?」

 

アミティ

「あ、じゃあアタシやりたい! アオリ役!」

 

ホタル

「……アミティちゃんが? まあやってみてもいいけど」

 

フェイ

「それじゃ……3、2、1、キュー!」

 

アミティ

「ごきげんイカがですか? ハイカラニュースの時間だよ!」

 

ホタル

「こんちゃ~、シオカラーズで~す。 違うけど」

 

アミティ

「アップデート情報でーす!」

 

ホタル

「なんね? なんね?」

 

アミティ

「新しいハンターが 追加されたよ!」

 

ホタル

「へ~」

 

アミティ

「その代わり賞金単価は300円に上がったからお楽しみに!」

 

ホタル

「イカ、よろしく~」

 

エックス

「なんとなく雰囲気は出来てるね……」

 

アミティ

「現在の ガチ逃走のステージはコチラ!」

 

ホタル

「じゃらじゃらじゃらじゃら……ばん!」

 

クラウド

「ガチ逃走って……」

 

アミティ

「このエリア、釣りスポットがいっぱいあるんだー! ロケ終わりにゆっくり釣りしたいなー!」

 

ホタル

「イカがタイを釣るってか?」

 

クリスタル

「あー、ぽいぽい! そういうこと言う!」

 

アミティ

「じゃ、今日も元気にいってみよー!」

 

アミティ・ホタル

「イカ、よろしくー!」

 

ブラックピット

「アミティ、なんで完コピ出来てんだよ?」

 

アミティ

「なんかこれ嬉しい……! ホタルとやるの嬉しい!」

 

ホタル

「でもやっぱりアオリちゃんにツッコミ入れたいわ……」

 

 

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アオリ

「1秒300円すごいね……単純計算残り65分で117万円? あと1時間逃げれば約100万円入るんだ」

 

スタッフ

「最終的には200円のも合わせれば、171万円です」

 

アオリ

「……獲りたいねー! 俄然、やる気出てきた! ハンター5体だけどね……それを忘れちゃダメだけど。 そこはちゃんと覚えとかないと」

 

 

アルル

「1票差だよ、1票差……えー、だって少なくとも7人がハンター増えても怖くないって思ってるんでしょ?」

 

賞金アップよりも、ハンター追加に憤るアルル

 

アルル

「皆分かってるのかな……必ず誰かがお金貰えるわけじゃないんだよ、これ? みんな捕まっちゃったら、みんな無一文なんだよ?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

賞金は誰かが必ず獲得できるとは限らない。 全員確保されれば、全員の賞金が……ゼロだ

 

 

 

スタッフ

「全く動いてないですね?」

 

ヒメ

「うん……投票すら行かなかったからな」

 

ゲーム開始から全く動いていない、テンタクルズ・ヒメ

 

ヒメ

「周りが結構動いてくれるから……そっち目立つだろ。 動かない奴は目立たない。 だから動かなくてもここまで生き残れるんだ」

 

 

イイダ

「センパイを全く見ないんですけど……どこに隠れてるんですか?」

 

 

ヒメ

「そういえばイイダも生き残ってるな、まだ……『センパァ~イ、ワタシミッション行ってきますぅ~♪』って言って、すぐさまポーンと捕まると思ったんだが」

 

 

イイダ

「変なところで要領よくやれるんですよねぇ……センパイって」

 

 

ヒメ

「今、幾らだ? おお……60万円」

 

 

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ヒメ

「ジッとしてるだけで……60万円貰えるんだから。 これ動く気にならないわ……」

 

 

カモ

「うわあ……ちょっと。 予想外でしたけど。 そんなにみんなお金欲しいとはですよ……」

 

増えたハンターを警戒する、ダックハント・カモ

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カモの近くに……ハンター

 

 

カモ

「草むらに隠れたくないんですよね……大型のポケモンがいたらそれに狙われそうで」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

見つかった……

 

 

カモ

「とりあえず草むらに隠れるのはやめて、壁とか……おおっ!?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

カモ

「これヤバいです! ヤバいです!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カモとハンターの距離が、みるみる縮まる

 

 

カモ

「ええーっ!?」ポン!

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

文字通りハンターが獲物をハントし、一丁上がり……

 

カモ

「早い……キツいゲームですね、これ。 ああ~、撃たれましたか……」

 

 

牢獄

 

ブラックピット

「ダックハント・カモ確保だな」

 

イヌ

「結局アイツは撃たれて捕まる運命でしかないんじゃよ……」

 

ブラックピット

「残る……カモは10羽だ」

 

 

 

イイダ

「何ですかここ……?」

 

隠れ場所を探し、8番道路に移動するイイダ

 

イイダ

「ここ海に近い道に……隠れてみましょうか? 今まであんまり来ていなかったところ」

 

 

ヒメ

「何だよ……フラフラするなよ」

 

そこには先客がいた……

 

ヒメ

「イイダの奴、こんなところに来やがって。 ここはアタシの穴場なんだから……どっか行って。 散らばってくれ……」

 

相棒が来ても……顔を出さない女

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

イイダ

「……道路から外れるとちょっと複雑な道になりますね。 意外と撒けるかも……?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

【挿絵表示】

 

 

見つかった……

 

 

イイダ

「うわっ、こっち来ました!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

イイダ

「わぁ~……!!」

 

 

ヒメ

「……イイダのヤツ追われてる」

 

イイダを追うハンターを目撃したヒメ

 

 

イイダ

「嫌です! やめてくださーい!」

 

 

ヒメ

「…………イイダ~、ああ捕まるなぁありゃ、捕まるなぁ」

 

もはやただの視聴者……

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

イイダ

「ええ……」ポン!

 

 

【挿絵表示】

 

 

イイダ

「やられました……悔しい」

 

 

ヒメ

「うわあ、普通に歩いてるハンターは何回か見たけど……あんな全速力で追いかけてるハンターはナマで初めて見たわ。 怖っ……」

 

相棒の確保で、改めてハンターに恐怖を感じる……

 

ヒメ

「ぜってーヤダ、ぜってーヤダよ……あんなの。 頑張ろ。 頑張って……隠れよ」

 

 

ハリエット

「イイダ確保、残り9人。 半分切ったわね……」

 

 

アルル

「さっきの確保から2分くらいしか経ってないのにまた捕まったよ……!! ハンター増やすから……」

 

 

その頃アーカラ港に、ある船が到着

 

牢獄

 

フェイ

「何ですか? モーターボートが……」

 

クリスタル

「準備かなんかするのかしら……?」

 

アミティ

「あれ、ラジオ持ってない……?」

 

ブラックピット

「なんだか逃走中のスタッフと恰好似てるな……」

 

ホタル

「テレビ局のADって感じやね~……あれ?」

 

クリスタル

「すぐそこにラジオ置いたわ?」

 

 

ドラマアンドドキュメント! バラエティアワーのお時間です

 

はーい『アオイのあいことば』お相手は引き続きアオイだよ! さきほどのメールによる公式SNSによる2択アンケート『高いところの大きなリンゴ』か『低いところの小さなリンゴ』か、投票結果が出たみたい!

 

それでは行くよ、結果は……

 

高いところの大きなリンゴ 54パーセント

 

低いところの小さなリンゴ 46パーセント

 

出ました! 『高いところの大きなリンゴ』の方が多いと判明しました! 意外と接戦になったねー、ちなみにあたしはどうにかして両方とも手に入れる! かなー

 

またアンケート以外にも公式SNSではお便りを募集しています! ダイレクトメッセージで送ってみてねー

 

 

エックス

「ここからは牢獄にいる僕らはラジオ聴きながら、ゲームの展開を見守ることになるのかい?」

 

イヌ

「まあいい暇つぶしにはなるじゃろ……」

 

 

 

ここまで10人が確保された

 

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残る逃走者は、あと9人!

 

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