逃走中 ~拝啓、ジョウトの君へ~   作:ハルカン

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ミッション3 ランダム

 

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りんご

「腕の装置が光りだしたから……そろそろ」

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

りんご

「……鳴りましたよ、ミッション3。 何かが起きてたらメールがそろそろ。 ザッツルーティンワーク!」

 

 

ミュウ

「『ミッション3。 残り30分になると、君たちの腕に取り付けられたアラーム装置が鳴る』」

 

ハリエット

「何なのそれ……腕のこれそういうことなの?」

 

ミュウ

「アラームってことはこれは音が鳴っちゃうってことよね? その音でハンターを呼び寄せるってこと……」

 

 

ルキナ

「『阻止するにはアラーム解除レバーを操作しなければならない』レバーですか……?」

 

 

アルル

「『ただしどのレバーが誰のアラームを解除できるかは、該当のレバーを操作するまで分からない』いくつもあるってこと? その解除レバーは」

 

 

アオリ

「ということは……運任せ? アラームが解除できるかどうかは」

 

 

ホタル

「このランプが光ってるってことは解除できてないって証拠だよね? 消えたら、誰かが解除してくれたってことかいな?」

 

 

ミッション3 アラームを解除せよ!

 

残り30分になると逃走者に付いているアラーム装置が起動

 

アラーム音に気付いたハンターは、すぐさまその方向へ逃走者の確保に動く

 

それを阻止するには、7カ所ある解除レバーを操作し、自分の名前が書かれたレバーを解除する必要がある

 

しかし誰のアラームが解除されるかは、レバーを動かすまで分からない……

 

 

アルル

「メールで地図が添付されてる……レバーの場所書いてある! 7個……残ってる人数の数だけあるってことだね、解除レバーが」

 

 

アオリ

「これ(レバーの地図)を頼りにやれってことか……アタシだけで5個くらい下ろしたいね」

 

 

ホタル

「よっしゃ……さっきまでのアタシと違うところを見せてやろ~」

 

 

全員が助かるには、すべての解除が必要となる

 

解除レバーの場所は、ハノハノビーチ、ヴェラ火山入口、ロードサイドモーテル、預かり屋前、カンタイビーチ、スーパーメガやす、ピカチュウの谷入口

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

しかし解除に動けば、5体のハンターに見つかるリスクは高まる……

 

 

 

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ハリエット

「これアタシらが動かなくても、勝手にランプ消える可能性あるんでしょ?」

 

ミュウ

「でもそれで消えない可能性あるわよ? 動いた方がいいわ……少なくとも私は動くことにする」

 

ハリエット

「ええ……勇気あるわね」

 

ミュウ

「それじゃあ……あなたも動いた方がいいと思うわよ」

 

ミュウは自ら、解除レバーを目指す

 

ミュウ

「ジッとしていたってミッションは進展しないわ……」

 

 

ハリエット

「どうしようかしら……? もうちょっと待ってランプ消えなかったら考えてみようかしら」

 

 

 

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ルキナ

「全員が助かるためには、全部下ろさないといけないんですか。 手当たり次第に下ろした方が身の安全につながりますよね」

 

アラームを止められなければ、確保は避けられない

 

しかし苦労してレバーに辿り着いても、自分のアラームが解除されるかどうかは分からない

 

ルキナ

「頑張って下ろしに行きますか……」

 

ここまでミッションに貢献していないルキナも……動き出す

 

 

 

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りんご

「レバーを出来るだけ数下ろさないと……被害者が増えていくのであれば、自分以外の解除にやぶさかではない……行きましょ!」

 

レバーの数は逃走者の数と同じ7個。 出来るだけ多くのレバーに向かうのが、得策だ……

 

りんご

「私が3個下ろしても、その3個全部が私のじゃない可能性も全然あり得るんだな……とにかく時間との勝負!」

 

 

アオリ

「これかな……レバーって」

 

真っ先にロードサイドモーテルのレバーに到着した、シオカラーズ・アオリ

 

アオリ

「これでアタシのランプが解除されればいいんだけど……」

 

果たして、誰が解除されるのか……?

 

ガチャン!

 

 

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アオリ

「ええ!? ホタルちゃん!?」

 

 

ホタル

「どこが一番近いかな……」

 

ピッ

 

ホタル

「ん……?」

 

 

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ホタル

「…………あんれ?」

 

ホタル、相棒によって解除された

 

ホタル

「やった~。 じゃあ、もう行かなくていいんじゃない? 隠れよ」

 

 

アオリ

「ホタルちゃんか……さっきのメールをスルーした貸しはこれで返したからね!」

 

 

ホタル

「これツイてるな……このまま一旦、様子見よ……」

 

スタッフ

「ホタルさんさっきミッション行くっておっしゃってましたけど、もう行かないんですか?」

 

ホタル

「そうさね……もう行かなくても自分の身は安全なことが確定した瞬間……さっきまでのアタシに戻ったね。 とりあえず復活した命は大事にしよ~」

 

 

アオリ

「ホタルちゃん一番体力残ってるはずなのに動かなくなっちゃうよ……だったらアタシのも解除してよ」

 

再びレバーを探すアオリ

 

アオリ

「預かり屋より火山の方が近いよね……おっと、ハンターいた」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

移動は常に、危険と隣り合わせ

 

 

アオリ

「これじゃあ、あんまり解除いけないな……誰かやってよ!」

 

 

りんご

「無いよ解除レバー……このスーパーの中? 入っていいんですか」

 

りんごが解除レバーのある、スーパーメガやすの内部へ

 

りんご

「中にあるんですよね?」

 

アナウンサー

『あなたの街のなんでもベスト3! あのまちこのひと!』

 

りんご

「何ですか……? この店は店内でラジオ流れてるんですか?」

 

アナウンサー

『アローラ地方・コニコシティのベスト3を発表いたしましょう! 第3位は~じゃかじゃん! 「コニコ食堂」!』

 

りんご

「あった、あった、あった! あれですか、解除レバーは」

 

果たして……誰が解除されるのか!?

 

アナウンサー

『第2位は~じゃかじゃん!! 「ライチのジュエリーショップ」!』

 

りんご

「それじゃあ行きますよ……じゃかじゃん!」ガチャン

 

 

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りんご

「私じゃなーい!! ずこーっ!」

 

 

ピッ

 

ハリエット

「何の音よ……? あれ?」

 

 

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ハリエット

「誰かやってくれたわ! やったやった! 行かなくて済む!」

 

 

 

りんご

「自分のじゃないんだけど……一応このお方は助かったということ。 プラスに考えるとすればそうだな……」

 

アナウンサー

『第1位は~じゃかじゃん!!! 「ディグダトンネル」! カンタイシティの道路にあるこのトンネルから、コニコシティへ抜けることが出来るんですねー』

 

りんご

「ただこの方は自分の解除されたら動かない予感がプンプンするんだよな~。 言っててもしょうがない。 次の場所だ……」

 

アナウンサー

『あのまち このまち みなさまのこころをむすぶ まちかどチャンネルぅぅ』

 

りんご

「まちかどとうそうちゅうぅぅ……一旦コマーシャルです!」

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