逃走中 ~拝啓、ジョウトの君へ~   作:ハルカン

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ミッション3 起動

 

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まだアラームが解除出来ていないのはこの5人

 

 

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このまま残り30分になるとアラームが起動

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その音でハンターに、格段に見つかりやすくなる

 

 

アルル

「あと5分じゃん……」

 

警戒しながら解除レバーを探すアルル・ナジャ

 

アルル

「ハノハノビーチのレバー一番遠いから……誰も行かないと思うんだ」

 

あえて、遠くのレバーを狙いに行くようだ……

 

アルル

「他のところはまだ密集してるから……他の人たちに任せる! 僕がこのハズレっぽいとこ行こう!」

 

何回も逃走中に参加したアルル。 ベテランはチームプレーを大事にする……

 

 

ルキナ

「あっちの方向にレバーですよね……ロードサイドモーテルって、うわあ! もう下ろされてます!」

 

ルキナが辿り着いたのは、既にアオリが下ろしたレバー

 

ルキナ

「運が無いですね私は……ここが一番近かったんですけど。 これでホタルさんが解除されたんですか……ここからだとどこが他では近いですか?」

 

アラームを解除するには、誰かが動くしかない

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

しかし動けば……ハンターに見つかる危険が高まる

 

 

アオリ

「ここ真っすぐ行けば……火山の方だから」

 

ハンターの近くに……アオリ

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

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見つかった……

 

 

アオリ

「いたっ!」

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

アオリ

「こっちだ!」

 

アオリ、脇に逸れてカセキ復元所へ

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー……

 

ハンターの視界から外れた……

 

 

アオリ

「そこ! そこ行く!」

 

置いてあったトラックの裏へと侵入

 

アオリ

「やっば! 行き止まり……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アオリを追うハンターもカセキ復元所までやってきた……

 

 

アオリ

「いる? トラックの下から覗いてみるか……うわ! ハンターの足見えた……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ハンターがアオリの隠れるトラックの裏へと徐々に近づく……

 

 

アオリ

「こっち歩いてるじゃん……やばい!」

 

アオリ、トラックの下をくぐり、脱出を試みる

 

アオリ

「イカ状態になれたら、もっと楽なのに……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

アオリ

「よし……脱出!」

 

そのままカセキ復元所を後にする……

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

完全にハンターを、撒いたようだ……

 

 

アオリ

「超危なかった……!」

 

命拾いだ……

 

アオリ

「今のでアラーム鳴ってたら絶対アウトだったでしょ……」

 

しかし、根本の問題は未解決……

 

 

りんご

「スーパーの近くだと……預かり屋の前行こうか。 真ん中の方だからみんな行くかもな……でもそんなこと言ってられない」

 

レバーをひとつ下ろしたりんご、果敢に次のレバーを狙う

 

りんご

「とりあえず思い付きで動くしかないでしょ。 そこイケてこれ……私のが解除できたら……御の字だけども」

 

 

ミュウ

「ヤバいヤバい……誰かやってよ。 みんなでこのミッション終わらせるべきよ……」

 

 

アオリ

「もうあっちに向かうしかないよね……レバー火山入り口目指す」

 

焦りだす逃走者たち……アラーム起動まであと2分

 

 

ハリエット

「これ……鳴ったら相当キツイわよね。 良かったわ……ツイてる!」

 

スタッフ

「ハリエットさんは、他の人たちを助けるためにレバー行かないんですか?」

 

ハリエット

「行かない、行かない。 絶対イヤよ」

 

スタッフ

「下ろしにいけば、他の人たちが助かりますけど?」

 

ハリエット

「この幸運を生かさない手は無いでしょ? 解除されなかったら仕方なく動いてたけど。 悪いけど……このチャンスは利用させてもらうわよ」

 

 

ホタル

「どうだろ~向かってもいいけど……リスクはなるべく避ける方向で行こう。 働きアリでも休むことはあるから。 それで捕まっちゃったら元も子もないよ」

 

 

りんご

「見つけた……見つけた!」

 

預かり屋の前に到着した、あんどうりんご。 これが2度目の解除レバーだ

 

りんご

「今度こそ、私のアラーム解除してくれ……じゃかじゃん!!」ガチャン

 

 

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りんご

「いやまた私じゃないんかーい!」

 

 

アルル

「もうそこでしょ? ハノハノビーチって……」

 

遠くのハノハノビーチのレバーを狙うアルル

 

ピッ

 

アルル

「え、もう時間……? ありゃ?」

 

 

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アルル

「あ……やった! ランプ消えてる! 誰かやってくれたよ! ありがと……え、どうしよ……でもこれ。 僕、向かってる途中なんだけど」

 

 

りんご

「もう私動きたくないんですけど……!」

 

 

アルル

「えっ……どうしよ。 僕、誰のも下ろしてないよ。 このまま終わっちゃっていいのかな?」

 

 

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ミュウ

「カンタイビーチってここでしょ?」

 

解除レバーのあるカンタイビーチに辿り着いたミュウ・リンクス

 

ミュウ

「あれね……? 投票装置もそうだったけど、あの不自然に置いてあるやつね?」

 

 

ルキナ

「ここから……ヴェラ火山に向かった方がいいですかね?」

 

 

アオリ

「ひえ~、もう残り1分切ってるし。 このままだと相当ヤバいことになる……」

 

 

りんご

「マジか……こっち2人も助けてるのに。 自分が犠牲になる気は毛頭ないぞ……」

 

解除出来ていないのは4人

 

 

ミュウ

「……これだ! これをあげればいいのね?」

 

次に解除されるのは……

 

ミュウ

「そらっ! 私のであって……!」ガチャン!

 

 

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ミュウ

「あんどうりんご解除。 自分のじゃない……もう私無理よ、他のところに向かうなんて……」

 

 

りんご

「アルルとウサギ目の方、ちゃんと動いてんのかな……だったら私も文句は言いませんけど!」

 

ピッ

 

りんご

「……? お! 消えてるよ?」

 

 

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りんご

「やったよ、誰かやってくれた! やったやったやった……オッケー!」

 

これでアラームを解除出来ていないのは、ルキナ・アオリ・ミュウの3人。 アラーム起動まで、残り10秒

 

りんご

「やったやった。 やっぱり2個も下ろしてるんだから……努力すると報われるんだねぇー」

 

 

アオリ

「残り……ヤバい30分になる!」

 

 

ルキナ

「そろそろですよ……」

 

時間切れだ……

 

 

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ビーッ、ビーッ、ビーッ

 

ルキナ

「鳴りました……音が大きい!」

 

 

ビーッ、ビーッ、ビーッ

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

ミュウ

「携帯の音? アラームの音? どっちなのよ……『ミュウ・ルキナ・アオリのアラームが起動した』」

 

 

ホタル

「アオリちゃん……間に合っとらんやん! え~最悪な状況に陥ってるな……」

 

 

りんご

「ハンターは全員……そっち集中するってことだ? 私らはその間……安全と言ってしまうと鳴ってる人に気の毒だけども」

 

 

ハリエット

「ミュウったら自分で動いた方がいいって言っておいて……結局アタシが解除されて、ミュウが解除出来てないじゃないの。 皮肉なものね……」

 

 

アルル

「とりあえず僕のアラームは解除出来てて良かった……」

 

 

ミュウ

「……もう、厳しいわ!」

 

果たして、3人の運命は!?

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