逃走中 ~拝啓、ジョウトの君へ~   作:ハルカン

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ミッション4 行進

 

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ホタル

「さて……残り20分だけども」

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

ホタル

「おお、鳴った……なんだろななんだろなここに来て?」

 

 

りんご

「『ミッション4 コニコシティから10体のハンターが行進中』おお?」

 

 

ハリエット

「『彼らはディグダトンネルを通り、残り5分にカンタイシティに侵入する』15体になるってこと?」

 

 

アルル

「『阻止するにはディグダトンネルの入口に設置したゲートで封鎖しなければならない』 封鎖……? ゲート」

 

 

ミュウ

「やるしかないわね……時間的にもこれが最後のミッションでしょ?」

 

 

ミッション4 ハンターの侵入を阻止せよ!

 

コニコシティから10体のハンターが、ディグダトンネルを通りカンタイシティに侵入しようとしている

 

それを阻止するには、ディグダトンネルの入り口のゲートを下ろさなければならない

 

 

アルル

「10体はやばいって……ちょっと待って、ディグダトンネルに行かないと。 とりあえずそれくらいしか書いてないもんね」

 

 

ハリエット

「もう残り20分になってまで今更ミッション行きたくないんだけど……え~もう残り5人でしょ? 向かった方が自分のためになるかしらね……」

 

 

ホタル

「これどう転んだって厄介だな~……行こう、ミッション。 これ絶対止めよう」

 

 

ミッションをクリアしなければ、エリアのハンターは合計15体へと増えてしまう!

 

 

残る逃走者は5人……果たして、ハンター増加を止められるのか!?

 

 

ハリエット

「ディグダトンネルって地図の下の方でしょ……」

 

ここまでミッションは避けてきたハリエット。 しかし残り時間や残り人数といった状況を考え、動き出す……

 

ハリエット

「ちょっと待って、あれは……」

 

ハリエットの視線の先に……ハンター

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ハリエット

「何でいるのよ、ハンター……」

 

進みたくとも、進めない……

 

ハリエット

「……ミッション向かうってこんな感じなの!?」

 

 

ミュウ

「これでしょゲートって……あれ、なんだ? パソコンあるわよ……」

 

ディグダトンネルの入り口に一番に辿り着いたのは、ミュウ・リンクス

 

ミュウ

「これがゲートでしょ……どうやって下ろすの?」

 

ゲートの下ろし方が分からない……

 

ミュウ

「パソコン……なんか電源入ってるし。 『ミッション4 問題に3問正解せよ! 3問正解すればゲートが下ろされ、ディグダトンネルを封鎖出来る』何それ……問題? それ解かなきゃいけないの?」

 

問題に正解しなくては、ミッションはクリアできない……

 

ミュウ

「『なお1問でも間違えるとパソコンは使用不可能となる』実質ミッションがクリア出来なくなるってことでしょ……!『GO!』GO!じゃないわよ……ここクリックすればいいの?」ポチッ

 

Q1. アローラ地方、地図で一番東にあるのは?

 

A メレメレ島 B アーカラ島 C ウラウラ島 D ポニ島

 

ミュウ

「知らないわよ……分かんない。 ちょっと待って、これ目立つ! ここでパソコンいじるの……」

 

ディグダトンネルはカンタイシティの道路の真ん中……そこでパソコンを操作する姿は、よく目立つ……

 

 

ホタル

「この時間はミッションもせんといかんし、ハンターも警戒しないかんし……ど~せいと……」

 

ミッションによって脱力の増すホタル。 訛りも強くなる……

 

ホタル

「それでも移動せんとな……そんなハンター3倍になってしまう~」

 

 

ミュウ

「急に何でこんな脱出ゲームみたいなことしなきゃいけないのよ……」

 

 

ハリエット

「あれミュウよね? ねえ……ねえ!」

 

ハリエットも、ディグダトンネルの入り口に到着

 

ハリエット

「アンタ辿り着いてたならもうゲート下ろしなさいよ……」

 

ミュウ

「そう簡単にはいかないみたい。 何か……クイズやらなきゃいけないみたいなのよ」

 

ハリエット

「何、クイズって……『アローラ地方、地図で一番東にあるのは?』」

 

ミュウ

「そんなのわかんないでしょ……?」

 

ハリエット

「そりゃ、アタシらは分かんないけど……この島もアローラでしょ? その辺を歩いてる人に聞けばいいんじゃないの?」

 

ミュウ

「あ……そうか!」

 

ハリエット

「そんなの地元民に聞けば一発じゃないの! そんなことも分かんなかったの!?」

 

ハリエット、知恵を働かせる

 

ハリエット

「いいわ……アタシが聞いてくる!」

 

ハリエット

「ちょっとそこのあなた! アタシの質問に答えなさい!」

 

通行人

『はい、はい? 何ですか?』

 

ハリエット

「えーっと……アローラ地方で、一番東にある島って何かしら?」

 

通行人

『えーっとアローラ地方ですと、ウラウラ島ですね』

 

ハリエット

「恩に着るわ! 結婚する予定があればブルーダルズまで!」

 

通行人

『はぁ……どうも』

 

ハリエット

「ミュウ! ウラウラ島!」

 

ミュウ

「ウラウラ島ね……これ! C!」ポチッ

 

 

【挿絵表示】

 

 

ミュウ

「正解! やったわ!」

 

ハリエット

「これで封鎖ね?」

 

ミュウ

「いや、あと2問正解しないといけないのよ」

 

ハリエット

「そういう大事なことを早く言いなさいよ!」

 

Q2. カロス地方、ヒヨクシティの変わった移動手段は?

 

A モーターボート B モノレール C サブウェイ D サメハダー

 

ミュウ

「全然分からない! アローラでもないし……」

 

ハリエット

「これノーヒント……? そんなことあるの? ポケモンに詳しい逃走者いないの今日は?」

 

 

りんご

「やってるじゃん……おーい!」

 

そこへ、あんどうりんごも到着

 

りんご

「封鎖出来てない?」

 

ミュウ

「クイズに正解しないといけないんだって……」

 

りんご

「『ヒヨクシティの変わった移動手段?』何ですか……我々は旅行雑誌会社の人間じゃないんですよ」

 

ミュウ

「あなた(ハリエット)ウェディングプランナーでしょ? この街、新婚旅行先で有名じゃないの?」

 

ハリエット

「聞いたこともないわよ、ヒヨクシティなんて……」

 

クイズに正解しなければ、ハンター10体放出阻止は出来ない……

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ホタル

「そこいるな……あ~あ~あ~あ~」

 

ホタルもミッションに向かうが、ハンターの警戒で前に進めない……

 

ホタル

「危ない、ハンターいたよ……違う方向から行くか……」

 

 

アルル

「ここ真っすぐ行けばあるんだよね……」

 

アルルもディグダトンネルの入り口に、大急ぎだ……

 

アルル

「ここでミッション失敗するわけには……!」

 

 

りんご

「閃かない? なんか……じゃかじゃん!って感じで」

 

ハリエット

「何その変な擬音……こんな時にふざけてるの?」

 

りんご

「いやさっきスーパーの中に入ったときに流れてた番組が耳に残っちゃって……あ!」

 

りんごが何かを思い出した

 

りんご

「そのスーパーのラジオ放送が『じゃかじゃん!』って言いながらいろんな街の名物を発表してた!」

 

ミュウ

「マジ!? ひょっとしたらそれビンゴかもしれないわよ!」

 

ハリエット

「じゃあアタシここに残ってるから、二人で行ってきなさいよ……正解分かったら電話で教えて!」

 

ハリエットはパソコンの前に残って、二人からの連絡を待つようだ……

 

りんご

「それじゃあ向かうか……」

 

ミュウ

「さりげなくハリエット、動かなくていい手段とってない……?」

 

ハリエット

「余計な事考えてないで行きなさい!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

エリアには5体のハンター、移動は危険と隣り合わせだ……

 

 

ミュウ

「スーパーってどこなの?」

 

りんご

「えーっと……ロイヤルアベニューと隣り合わせ!」

 

 

ハリエット

「アタシはとりあえず二人の帰りをここで……ドッシリ構えてればいいのよね?」

 

そのハリエットの近くに……ハンター

 

 

ハリエット

「ハンター通った……!」

 

2人の帰りを待つ、ハリエットに……ハンターが迫る!

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