賞金獲得か、それともゼロか……ハンター放出に備え、エリアに散らばる逃走者たち
クリスタル
「初めてアーウィンに乗ったときの感覚ってこんな感じだったかもしれないわ……この緊張感でやっていけるかしら……」
クラウド
「ハンター出るまでまだもうちょっと時間あるんだろ? その間に始まる前にちょっとでもエリアの構造を覚えとかないとな……」
ホタル
「まだゲーム始まってないのに……心臓バクバクしとる……情けないわ~。 こんなんで110分やってけんのか~?」
ヒメ
「決めるか……ある程度、ゲーム中のいる場所。 エリアの北! この辺を陣取っておこう。 ここに基本いておけばいいな……」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
ピット
「おっ、来た……メール。 そろそろもう……恐怖のゲームが始まるのかな?」
メールだ……
ルキナ
「『これよりゲームを始める。 ハンターは3体、どこから現れるかは分からない』 ええっ!? どこから来るか教えてくれないんですか……!?」
シュルク
「どこから来るか分かんないって……最初は運が大事ってことかな? 周りをよく見ておかないと……よしっ、覚悟決めた」
アオリ
「どっからでも……受けて立つ! どっからでも来なさい、ハンター!」
捕まったら即失格。 恐怖の逃走劇が……いよいよ幕を開ける
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゲームが、始まった
クラウド
「始まった……? うわあどこいるんだよ、ハンターは……? まず隠れようかとりあえず……」
イヌ
「どこにいるんじゃ? ハンター……それはまだみんな分からんってことじゃな? そこの条件は一緒ってことじゃな?」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
解き放たれたハンターは、3体
アミティ
「うわあまた……この恐怖感かあ。 ハンター怖いもん……逃走成功出来ないのは毎回恐怖が勝つからだよ……ってええ!? いた!」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どこから現れるか分からない恐怖が……逃走者たちを追い詰める!
アミティ
「危ないなあ……早速いたよ。 気付かれなかったね……」
一瞬でも油断すれば、即確保につながる……
アミティ
「もうやだよ……こんな放出の瞬間から、ハンターに遭遇するなんて今日ツイてないかも……」
ブラックピット
「ここだな……。 ここに身を置くか。 逃走中は自分がどこに基本身を置くかが重要だ……」
ハンターはエリアをくまなく捜索。 安全な場所などない……
ブラックピット
「とにかくハンターの視界にさえ、入らなければいいんだ。 それは分かってる。 それを今までも実行してきたつもりではあるんだが……しかし今回は3回目。 要領はしっかりつかんだはずだ。 今回こそはうまくいく……」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スーパー・メガやすの前のトラックに身を隠すブラックピットの近くに……ハンター
ブラックピット
「ここが今回の一番いい隠れ場所になりそうだ。 3台も置いてあれば、ハンターから死角を作るには十分だな……」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「これで周りだけ確認して……ん? 今、向こうに(ハンター)いなかったか?」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「見間違いじゃないな。 いたぞ……来たな……」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピットの隠れるトラックの横をハンターが通る……
ブラックピット
「よし……」
上手くハンターに見つからないように、ハンターからの死角へと移動……
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しかしその方向には……別のハンター
ブラックピット
「はっ? あそこにまだいるのかよ……! チッ」
それに気づき、思わず身を屈める……用心深い
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先に見つけたハンターが、その場を通り過ぎた
ブラックピット
「……どうだ? ハンターいなくなったか?」
その隙に、体制を戻し別のハンターの死角へ……
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戻る前に、見つかった……
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「……! 足音が早くなってるぞ!?」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「何だ……! クソっ!」
トラックを離れ走るが……
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「何だと……! ふざけるんじゃない!」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「うわあっ!!」ポン!
潜伏作戦、堕天使大敗北の巻……
ブラックピット
「ダメだ……チクショウ。 ここで終わりか……」
ヒメ
「さすがにまだ確保者は出ないだろ……」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
情報はメールで通知
ヒメ
「何だよ何だ……うるさいうるさい」
アオリ
「ええ……!? 確保情報!? もう!? ブラックピット確保!」
ピット
「残り18人? ブラピ早っ……もう捕まっちゃったの!? なんだかんだ動かないで、今まで生き残ってきてたじゃんか……ええ!?」
フェイ
「ということは今回は……まさか潜伏作戦はあまり通用しない? 動き回った方が意外と捕まらないってこと?」
ブラックピット
「クソ野郎が……まだ5分も経ってないのか」
ハンターの恐怖は……始まったばかり
ブラックピット
「この作戦、合ってないのか俺には……?」
ハンターから逃げた時間に応じて賞金を獲得できる。 それが……
イイダ
「曲がるのも怖いですね……かといって、立ち止まってるのも怖いですね……どうしましょうか? どうしようもないですかね? ハンターにどんな作戦が通用するんでしょうか……」
クラウド
「ハンターがどうのこうのと言うより……脱落するのが嫌だな。 確保された時点で即終了してしまうってことだろ? ゲームだからな……最後まで絶対残る」
アルル
「広いよ……この島広いよね。 ビーチ3カ所くらいあるよ。 地図よーく見ておかなくちゃ。 道に迷って確保とか絶対イヤだ。 今日中に土地勘作る、初めて来たけど勝手知ったる土地にしてやる……」
今回の舞台は、ポケットモンスターサン・ムーンに登場するアーカラ島
カンタイシティ、オハナタウンといった街や、ロイヤルアベニュー、ハノハノリゾートといったスポット、更に北はヴェラ火山、シェードジャングル、せせらぎの丘など自然溢れるエリアが混在
※ディグダトンネルより先はエリア外
広さは東京ドームおよそ4個分。 このエリアを、残る18名の逃走者が逃げ回る
イヌ
「賞金が1秒200円ずつ増えておるな……これだこれだ。 これが逃走中じゃな。 これが醍醐味じゃのう。 これがゲーム終わるころには100万円どころですまぬ額になっておるわけじゃから……」
アミティ
「4万円超えてる……どんだけハンターにドキドキしても、賞金増えてるのを見るのはやっぱりワクワクするね。 ひと時のリラックスタイムになる」
賞金は1秒200円ずつ上昇。 110分間逃げ切れば賞金132万円
ミュウ
「地図で見ると……ここに自首電話? 見晴らしいいところに置いたわね、随分と……。 道のド真ん中じゃないの。 自首するときに電話のボタンを押しているときとか相当無防備よ、こんなの。 自首の難易度高そうね……」
シュルク
「自首は考えてないね。 今のところ……ただ状況によるかもしれないから。 頭の片隅には常に入れておくことにする。 とりあえず今はするつもりがない! と、宣言しておきましょうか僕は……」
更にこのゲームでは自首が可能。 8番道路にある自首用電話から申告すればその時点までの賞金を獲得し、リタイアできる
ただし、ハンターに捕まれば即失格。 賞金は……ゼロ