逃走中 ~拝啓、ジョウトの君へ~   作:ハルカン

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ミッション1 釣り

 

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シュルク

「……とにかく、このナマコブシってポケモンのどれかが停止ボタン持ってるっぽい」

 

アオリ

「ちょっと向こうの浜が手薄だから、あっち側のナマコブシを探してみてよ」

 

クリスタル

「あっちにも浜辺があるのね……分かったわ!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ミッションに挑む3人の元へ……ハンター

 

 

シュルク

「…………!! アオリちゃん! いる!」

 

シュルクは、階段の脇に隠れる

 

 

アオリ

「え、ハンター? ハンター?」

 

アオリは、ビーチの見晴らし台の上に避難

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

シュルク

「………………」

 

ハンターが通り過ぎたのを確認し、ホテルの方へ避難する

 

シュルク

「あっち行かれたら……(アオリ・クリスタル)2人に逃げ場あるかい? だいぶ危険だよ…………!」

 

 

アオリ

「あっち向かってる……クリスタルの行った方……あっち行き止まりだよね? どうしよ……」

 

上手く隠れたシュルク・アオリの2人に対し……

 

 

クリスタル

「このコの下?」

 

浜辺の奥を任され、まだハンターの接近に気付いていないクリスタル

 

ナマコブシ

「…………ぶっ、ぶっし………………」

 

ボチャン

 

クリスタルはナマコブシを海に放り投げた……

 

クリスタル

「ボタン持ってないわね……キリがない」

 

ナマコブシ

「…………ぶっ、ぶっし………………」

 

ボチャン

 

クリスタルはナマコブシを海に放り投げた……

 

 

ミッション終了まで残り5分

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ミッションを着実にこなそうとするクリスタル

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

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見つかった……

 

 

クリスタル

「結構な数を投げたわよ……キャッ!?」

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

クリスタル

「ちょっと待って! 行き止まりよ、こっち側!」

 

すぐさまハンターをかわし、ホテルの方向へ走り出す!

 

クリスタル

「ひどいわよ! 追い詰めるなんて……!!」

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

アオリ

「ハンターがビーチいたら、しばらく出れないじゃん……うわっ、クリスタルさん追われてるし!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

クリスタル

「嫌よ……こっち来ないで!」ポン!

 

 

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クリスタル

「やっちゃったわ……まだまだゲームやりたかったわ……」

 

危険なミッションから……戦線離脱

 

クリスタル

「やっぱり何でもミッションって危険なのね……」

 

 

アルル

「あ~クリスタル確保! 残り15人! やばいよ……」

 

 

エックス

「ハンター増えたらキツそうだね、このペースだと……」

 

 

シュルク

「やばいやばいこっち来る……!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

クリスタルを確保したハンターは、そのままシュルクの隠れるホテルの方向へ

 

 

シュルク

「大丈夫、大丈夫……こっち来ない」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

係留施設に隠れるシュルクに気付かず、ハンターはカンタイシティの方向へ

 

 

シュルク

「よし。 今回は見つからなかった……仕切り直し!」

 

 

アオリ

「もう降りなきゃ……ミッションの残り時間もう5分切ってるんだから!」

 

2人は再び、ボタン探しへ挑む

 

 

ミュウ

「釣り……多分これ集中しないと釣れないんだろうけど……慌てるわね、これだけアタリが無いと」

 

ミッションのため、釣りでコイキングを釣ろうとするミュウ

 

 

イイダ

「ミュウさん、何やってるんですか……?」

 

遅れてイイダも、せせらぎの丘に到着した

 

ミュウ

「ちょっと……さかなのポケモンにボタンがくっついてるんだって! だからそれを釣り上げて……きたっ! あれ?」

 

タイミングが早すぎた!

 

イイダ

「無防備すぎますよ。その姿! 」

 

ミュウ

「だったらあなたハンター来るの見張っててよ!」

 

イイダ

「そうですね……手分けしてやりましょう!」

 

イイダはハンターの接近を、釣りをしているミュウに知らせる役割を任された

 

ミュウ

「ハンター来たらもう……おっと、もう釣り竿借り物だけど放っぽって逃げるから……あら?」

 

タイミングが遅すぎた!

 

ミュウ

「調子悪いわね……」

 

イイダ

「今のところ、何匹釣れたんですか?」

 

ミュウ

「0匹よ……言わせないで!」

 

イイダ

「だ……大丈夫ですかそれで?」

 

ミュウ

「もう聞かないで!」

 

 

ミッション終了まで残り3分

 

 

ナマコブシ

「…………ぶっ、ぶっし………………」

 

ボチャン

 

シュルクはナマコブシを海に放り投げた……

 

シュルク

「このボチャン!って音に反応してさっきハンター来たんじゃないかい?」

 

 

ナマコブシ

「…………ぶっ、ぶっし………………」

 

ボチャン

 

アオリはナマコブシを海に放り投げた……

 

アオリ

「結構投げたんだけどな……どれもボタン持ってないよ!」

 

 

イイダ

「まずいですよ、このままだと……2体放出されます!」

 

ミュウ

「分かってるったら……あら?」

 

タイミングが早すぎた!

 

イイダ

「ちょっと待ってください……代わりますか? ワタシと?」

 

ミュウ

「いや、いいわよ……ここまで来たら意地!」

 

イイダ

「…………あんまり釣り向いてないんじゃないですか?」

 

 

スイレン

『…………初心者』

 

 

ミュウ

「ちょっと……遠くであなたなんか言った?」

 

 

ナマコブシ

「…………ぶっ、ぶっし………………」

 

アオリ

「え……これ何? 重さが違う」

 

アオリが拾ったナマコブシの裏に……

 

アオリ

「あった! あった! ボタンだ! シュルクさん、ボタン!」

 

 

ナマコブシ

「…………ぶっ、ぶっし………………」

 

シュルク

「えっ? じゃあ早く押して!」

 

ボチャン

 

シュルクはナマコブシを海に放り投げた……

 

シュルク

「それ押せばミッションクリアできる! ハンター1体止められる!」

 

 

ボチャン

 

アオリはボタンを取って、ナマコブシを海に放り投げた……

 

アオリ

「行くよ!」ポチッ

 

 

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シュルク

「ミッション終わり! オッケー! もう逃げよう、こんな逃げ場のないエリア!」

 

 

ミッション終了まで残り1分

 

 

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アオリ

「残り1分だよ、結構ギリギリだったね……危なかった!」

 

 

シュルク

「よし……これで少なくともさっきのワカツダケトンネルを含めて2体は止められたはず」

 

 

ピット

「残り85分だっけ……ハンター出るの。 やばい、結局行けなかったな……」

 

 

ハリエット

「もうそろそろ……ミッションの終了時間ね。 誰かやってくれてるのかしら?」

 

 

イイダ

「ハンターは来てないけど……時間が」

 

ミュウ

「分かってるわよ……分かってるけど」

 

 

残り30秒

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

牢獄

 

クラウド

「あれかい? ホバークラフトって……」

 

ブラックピット

「こっからもう見えるな、水しぶきあげてるのが。 もう1艘到着するだろあれ……」

 

ホタル

「ハンターって何でも出来んだね~オールマイティーすぎるわ。 適応能力パないな~」

 

クラウド

「あと20秒くらいで誰かがボタン押せばそこで止まるんだよね。 まだ間に合うかもしれない」

 

ブラックピット

「もう無理だろ……」

 

 

イイダ

「釣果ゼロって……ボウズで終わりますよ!」

 

ミュウ

「そんなこと言われたって……! 釣れないものはしょうがないじゃないの!」

 

イイダ

「ああ……残り時間が」

 

 

ハンターボート1艘が……港に到着

 

 

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ハンターの数は合計4体に……

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ブラックピット

「ホバークラフトが陸に着いた瞬間、走っていきやがった。 うわ、めちゃめちゃ早いな。 これでハンター1体増えたってことか……」

 

ホタル

「ミッション失敗ってやつやね。 3個全部は無理だったか。 けっこ~難易度高いね~」

 

クラウド

「それでも増えたのは1体だけか……何とかみんな頑張ってよ」

 

 

イイダ

「あれ……過ぎた?」

 

ミュウ

「本当に……!? ええ……」

 

 

ピリリ、ピリリ、ピリリ

 

アミティ

「来たよ……『ミッション失敗』!? ああ、失敗しちゃった? ええーっ、ハンター増えた?」

 

 

ピット

「『カモとアオリにより、2艘のホバークラフトが停止された。 しかし残りの1艘からハンターがエリアに解き放たれた』おっ、2体は止めたんだ? ありがとう、カモ、アオリちゃん……」

 

 

カモ

「もう1体はアオリちゃんがやってくれたんですね? だけど更にもう1体は無理でしたか……」

 

 

フェイ

「『現在エリアにハンターは4体』増えちゃった! 増えちゃったよ……怖ーい!」

 

 

アオリ

「ハンター4体かい……近いからミッション行っといてよかったぁー!」

 

 

ヒメ

「ちょっとこれ待ってくれ……? ミッション失敗って、イイダの奴何にもやってないだろ、これ?」

 

エリアに1体のハンターが追加され、合計4体。 捕まれば賞金はゼロ

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