ピリリ、ピリリ、ピリリ
ハリエット
「もーう……確保情報かしら? 違うわね……ミッションだったわ」
ピット
「『ミッション2 これよりゲーム難易度を決める重要な多数決を行う』難易度? 難易度こっちが決めていいの?」
イイダ
「『賞金単価が100円上がりハンター1体放出か、賞金単価が100円下がりハンター1体消滅か』なるほどですね……そういうバランスの取り方ですか」
カモ
「『5カ所のポケモンセンター前にある装置に、君たちの腕に隠されているカードキーを使って残り65分までに投票せよ』腕……? 腕っていうか……羽ですか?」
りんご
「本当だ……カードキーある。 これをポケモンセンターを目印にすれば見つかる投票装置とやらに、100円アップのとこに通すか、100円ダウンに通すか、禁断の選択をしろってことだな。 今回も説明口調で出しろを増やせましたかね?」
ミッション2 ゲームの難易度を決定せよ!
エリアのポケモンセンター前、合計5カ所に投票装置が設置された
残り65分までに、賞金単価100円アップでハンター1体放出か、賞金単価100円ダウンでハンター1体消滅かに、カードキーを通して投票できる
その結果多数決により、ゲームの難易度が決定する
果たして、逃走者の選択は……
アオリ
「えー……お金増やしたいけどさ……ミッションさっき失敗してるからな……増えちゃってるんだよ、ハンター」
シュルク
「どうしようかこれ……1秒300円にふさわしいリスクっちゃリスクだよね。 ハンター5体って」
アミティ
「これは1体消滅でしょ……逃げ切りたいんだもん、私は。 消そう消そう消そう」
イイダ
「ワタシですか? ワタシはハンター消滅に投票ですね、これは……さすがにこれ以上ハンター増えるのは」
ピット
「ハンター1体減らして1秒100円かあ……でも、しょうがないね。 ハンター減らそう、もう4体いるんだからエリアに。 5体は相当厳しい」
イヌ
「ワシは……増やす。 増やしてやろう……。 投票装置向かうぞ」
フェイ
「いくらになるんですか結局? 残り65分から300円だと、最高額が171万円? 100円だと93万円……結構、開きますねやっぱり……ええ、どうしよう?」
ハリエット
「賞金上げた方がいいわね、これは……お金は大事よ。 あればあるだけいいんだから。 5体くらいならまだいけるわよね……攻めてやるわ」
投票のタイムリミットは、残り65分。 各逃走者たちの意見が、この後の逃走劇を大きく左右する!
アルル
「あった、あった……ここじゃん、ポケモンセンターって」
一番に投票にやってきたのは、アルル・ナジャ
アルル
「えっと、皆そうだと思うんだけど。 賞金単価100円ダウンで、えー……ハンター1体消滅!」ピッ
自分が望む方にカードキーを通せば、投票したこととなる
アルル
「よしっ、投票した。 それじゃ、いい結果を待つよ……」
まずは賞金単価100円ダウンでハンター1体消滅に、アルルの1票が投じられた
ヒメ
「なんだよこのミッション。 まずよぉ……投票装置まで出向くのが面倒なんだが」
投票以前に、動きたくないテンタクルズのヒメ
ヒメ
「ただなあ……ハンター減ってほしいよな。 賞金はなんだかんだで100円でも全然いい額だしな。 93万円もあれば十分だよな……」
ハンターを減らす確率を上げるには、自分が動くしかない
ヒメ
「でも……動きたくない。 これがジレンマってやつか?」
アオリ
「おっ、あった投票装置!」
次に投票にやってきたのは、シオカラーズ・アオリ
アオリ
「ハンター4体でもきついけどね……そっから減らす……?」
牢獄
クラウド
「1秒100円か300円か……どっちになると思う?」
ホタル
「アオリちゃんはねえ……絶対賞金アップに投票すると思う。 なんやかんやいいながら」
クリスタル
「あら、そういう性格なの?」
ホタル
「キリギリススタイルなんよ……コツコツより一発ドカンでいきたいタイプだかんな……」
ブラックピット
「イカなのにキリギリスってややこしいな……」
アオリ
「えー、でも今更1秒100円とか地味でしょ……100万円にもならないんじゃない?」
賞金ダウンで93万円。 賞金アップで171万円。 賞金アップに心が揺れる
アオリ
「……難易度上げてみちゃう? ハンター5体くらいが、残りの皆がヒヤヒヤして盛り上がるってことじゃないかな。 展開的なことを考えて……賞金アップ!」ピッ
ホタルの予想通り、100円アップを選んだ
アオリ
「これでオッケー……テレビって怖いなあ! 好感度は下がるかもしれないけどアタシはヒヤヒヤを求める!」
賞金単価100円アップでハンター1体放出に、アオリの1票が投じられた……
イヌ
「行くか……これは動く」
牧場で寝そべっていたイヌも、投票に動き出す
イヌ
「ここから近いのはオハナタウンのポケモンセンターじゃな」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンターの数、そして賞金単価は多数決によって決定される
自分が選択した方が選ばれなければ、投票したところで無駄となる……
イイダ
「新しいノートパソコンが欲しいんですよ……」
スタッフ
「賞金単価上げた方が、その金額に近づきますよ?」
イイダ
「いやいやいや……それは誘い水です。 171万円もなくたって、ノートパソコンは買えますから。 難易度を下げる方向でいきましょう」
ピット
「あったよ……投票装置!」
カモ
「あれで投票すればいいんですね?」
ロイヤルアベニューの投票装置にやってきた、翼をもつ者たち
ピット
「とりあえず僕(賞金単価)下げるよ……君は?」
カモ
「僕も下げますよ……ハンター5体はダメです」
ピット
「よし……それで行こう」ピッ
カモ
「それでは僕も……カードキーを」ピッ
ピット
「これで大丈夫でしょ? 2票も入ったんだから」
カモ
「ハンター今の状態でもまだ警戒しなければ……」
翼をもつ者たちは……リスクを避けることを選んだ
イヌ
「あれかミッション……投票装置」
イヌも投票装置前に到着
イヌ
「アップ、アップ……アップじゃ」ピッ
ほのぼのとした見た目とは違い、ハンターが増える危険を選んだ……
アミティ
「ハンター減らしに動かないと……」
アミティも近くの投票装置に急ぐ
アミティ
「あっ!」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アミティがハンターを発見。 投票装置から遠ざかる……
アミティ
「ええ……近づけない。 あんなのが増えるんだよ? 絶対減らさなきゃダメでしょ……」
投票に行くのも、命がけ……
アミティ
「1回逃げたらもう私自分の場所分かんなくなっちゃうんだって……どこ、ここ?」
地図を見るのも、命がけ……
イヌ
「よしそれじゃ……牧場に戻るか」
投票を終えたイヌ、自分の持ち場に戻る
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しかしイヌの近くに……ハンター
イヌ
「これで逃げ切って……賞金を獲得だな」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
見つかった……
イヌ
「うわっ!?」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イヌ
「ちょっと待った待った待った……待つんじゃ!」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イヌ
「うおおお……!」ポン!
逃走中は、牧場の動物を映し続けるような、牧歌的な番組ではない……
イヌ
「早い……早い、ハンター……」
ハンターが逃走者を追い詰める番組だ……
ピット
「ダックハント・イヌ確保。 残り13人。 やっぱ擬態じゃごまかせないよね、ハンターからは……」
シュルク
「ほら……捕まってる。 ハンター減らすかな。 賞金はお預けってことでいい」
ハリエット
「あれでいいのよね? 投票装置……」
カンタイシティの投票装置にやってきたハリエット。 彼女が投票するのは……
ハリエット
「賞金単価上げましょう……これで」ピッ
ハリエットは、賞金単価100円アップに投票。 これで賞金単価100円ダウンと1票差
フェイ
「あそこで投票するのよね?」
そこへ、フェイ・スパニエルもやってきた
ハリエット
「あら……来た! ちょっと、そこのアンタ!」
賞金アップで一攫千金を狙うハリエット
ハリエット
「アンタ、投票したの?」
フェイ
「まだよ……あなたは?」
ハリエット
「アタシ、アップの方! アンタもそっちに投票しなさい!」
フェイ
「ええ、私はハンター1体消滅に投票しようかと思ってたんだけど……」
ハリエット
「駄目よ、そんなの。 アタシの目の前でその選択はさせないわよ」
ゲームの難易度は多数決で決まる。 自分が投票した方が選ばれるには、より多くの票を集めなければならない
フェイ
「ハンター1体増えるの、怖くて怖くて……出来ればいやですよ。 何でそんなに勇気あるんですか?」
ハリエット
「大丈夫よ、意外とそんなの。 投票中にハンターが来ないかどうか見張っててあげるから。 早く賞金アップに投票なさい」
フェイ
「賞金アップって言ってる……ハンター1体追加とは絶対言わないんだから」
ハリエット
「早く、早く……アタシも逃げたいんだから」
フェイ
「もう……分かったわ。 あなたがそう言うなら」ピッ
ハリエットの圧力に負け、フェイは賞金アップに投票した
フェイ
「…………投票しちゃった」
ハリエット
「よくやったわね……」
フェイ
「ええ……これ、取り返し付かなくなったらどうしよ……」
流されやすい性格のようだ……
これで賞金を上げたい逃走者の票が、1票リード
果たして残り65分の段階で、ハンターの数はどうなるのか……?