Fate/Grand Order -episode of saiyan-   作:岸波

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10日空いてしまいました
今流行りのインフルエンザに人生で初めてなってしまいまして、いやはや中々に辛いものですね

無事治りましたので投稿します
お気に入り40件、ありがとうございます



現れた裏切り者

両者が構える

視線がぶつかり、緊迫の状況は続く

 

(…まるで隙が見つからん、大口を叩く程の実力は持っているようだ)

 

「どうした、かかってこいよ」

 

バーダックが挑発する

いつまでもこの状態を続けていては埒が明かない

 

「いくぞ」

 

セイバーが魔力を放出し一気に駆け抜け剣を振り落とした

その剣は確かにバーダックを切り裂いた

 

「何…?」

 

セイバーが切り裂いたのはバーダックの残像だ

 

「どこ切ってやがるァ!」

 

セイバーには直感スキルがある

それもAという優秀なスキルだ

だが、バーダックの超スピードを捉える事が出来なかった

 

「ぐはぁっ!?」

 

バーダックの拳はセイバーの鳩尾を見事に捉えた

 

「か…かひゅ…こはっ」

 

一撃

 

「おいおい、こんなもんかぁ?呆気ねぇ」

 

バーダックはつまらなそうに見下す

そして彼は手をかざし

 

「終わりだ、消えろ」

 

手からエネルギー弾を放ちトドメを刺した

セイバー対バーダック

それは余りにも短い決着だった

 

「すごい…」

 

リツカやマシュ、オルガマリーは目の前の事が信じられず呆然としていた

 

あのセイバーも相当強かった、なのにそれを一撃で仕留めたバーダックに驚きを隠せない

 

「さて、無事かてめぇら」

 

「はい!こちらは無事です、ありがとうございます」

 

「礼ならいらねぇよ、それよりアイツ…お仲間だろう?」

 

バーダックが大聖杯の方面を見る

カルデア一行も見つめる

するとある男が姿を現した

 

「…まさかここまで生きているとは思わなかったぞ」

 

レフ・ライノール

オルガマリーのもっとも信頼を置いていた人物だ

 

「あ!レフ!生きていたのね…!貴方がいなかったらこの先どうしようかと…」

 

「やつに近づくんじゃねぇ!」

 

駆け出したオルガマリーの襟元を掴みマシュに向けぶん投げる

 

「きゃあああああ!?」

 

「所長!?ぐふっ!」

 

見事な吹っ飛び様である

 

「全く、ロマニも生きているとは…すぐに来いと言ったのにどいつもこいつも」

 

「レフ…?」

 

レフ・ライノールは不気味に笑い、語り始めた

 

「私はこの時代を終わらせにきた者だ、まぁ愚かなマスターと使えないサーヴァント共に邪魔をされたが…」

 

「な、嘘と言いなさいレフ!」

 

「嘘ではないさマリー」

 

ゲヒャヒャヒャと下品に嘲笑うレフに一同は恐怖していた、一人を除いて

 

「おい、話し終わったか?終わったならさっさと死にやがれ、口が臭すぎてこっちまで臭ってきやがる」

 

「何だと?調子に乗るなよサーヴァント風情が」

 

レフが手をかざすと、オルガマリーの身体が浮き上がる

徐々に高度を上げ、ピタリと止まった

 

「え、え?何?何なの!?」

 

「まだ分からないのかマリー?君の体はもう無くなっているんだよ、ただの魔力の塊さ。カルデアに帰っても待っているのは…死だ」

 

「な!?」

 

絶望に染まる

彼女の顔には生気が感じられず

リツカやマシュの声は届いていない

 

「てめぇら諦めてんじゃねぇぞ!少しは抗おうとしやがれ!!」

 

バーダックの一喝が響き渡る

その声は所長にも確かに届いた筈だ

 

「おいそこのへんてこ帽子!そこの小娘を離しやがれ!」

 

バーダックの姿が瞬時に消え、レフの前に現れる

レフは驚く暇もなく腹に風穴を開けられる、バーダックの拳が貫いたのだ

レフが崩れ、オルガマリーが解放される

 

「おい、そいつに魔力をありったけわけてやれ…後はオレが何とかする」

 

「はい!」

 

「ぐふ…まさか…こんな事が…」

 

レフが立ち上がる

 

「チッ、まだ生きてやがったか」

 

「ここは一旦引くしかなさそうだ…だが覚えておけ、貴様らの生きる未来はない!」

 

そう言い残しレフ・ライノールは消えた

 

「まずい!今すぐレイシフトを開始する!そこは崩壊寸前だ!」

 

ロマニが叫ぶ

急がなければ自分達も消えてしまう

そうなれば生き残った意味が無い

 

「バーダックさんは!?」

 

「いずれまた会うことにならぁ、さっさと帰りやがれ」

 

そういうとバーダックはオルガマリーに近づき、胸に手を当てた

 

「…オレのエネルギーの殆どを分けてやった、暫くはこれで持つだろうよ」

 

バーダックはリツカ達の言葉を聞こうとせずに飛び去った

リツカ達にはまだ疑問が残るが、これでファーストオーダーは終了した

 

グランドオーダーは、まだ始まったばかり





次回はバーダックの今開示できるステータス、マテリアルを公開します
Fate/Grand Orderの霊基再臨をする事で開示される様に段階を踏んで開示していきます

今回オルガマリーにエネルギーをわけて生存となりましたが、これについても次回説明いたします
魔力だけで生存出来るわけねーだろと思った方も、次回無理やり納得させますのでお待ちくださいませ←

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