やっと完成…した
〜明久side〜
明久「よいしょっと…(ドサッ」
僕は今、学食用の食品類の入った段ボールを食料倉庫に運んだ所だ
え?なんで運んでいるかって?
竹原教頭直々に呼び出されて、開口一番に命令されたんだよね…ゴミを見るような目で
あ、ミカサさん達風紀委員は書類整理だとかで居ない
明久「はぁ〜、あのメガネ…面倒な事押し付けてくれちゃって」
竹原教頭はクールキャラで一部の女子に好意を寄せられている、もといインテリイケメンである
…が、性格は最悪で成績の悪い人に対する態度も悪いと噂が絶えない
まあ、他にもいろいろやってそうだけどね…
明久「いくら学食の係りの人が休みだからってさ、あの量を1人で運べとか…」
僕の視線の先には、高く積まれた段ボールの山
本当に最悪だよ……ん?
?「………ぅう」
ふと気配を感じ、そちらの方を向くと……女の子が倒れていた
明久「あの、大丈夫ですか……?」
とりあえず、声をかけて意識があるか確認してみると……
ぐうぅぅぅぅぅ
お腹の音で返事されたよ
〜Aクラスへ移動〜
廊下で倒れていた子を談話スペースのソファに寝かせ、キッチンスペースに立つ
実は、文月学園の全教室・設備は竹原教頭が決めてたんだ
つまり成績優秀者には最高の設備を、成績不良者には最低の設備を…という差別を率先して行っているんだよね〜
明久「っと、料理に集中しないと」
え、何で料理してるかって?
そりゃあ、お腹を空かせた人がいるからだよ!(ドヤッ
?「うぅ……ここは…?」
明久「あ、気がついた?もうすぐ…」
?「ひぃっ⁉︎勘弁してください‼お金なら明日渡しますから‼︎」
目を覚ました子はいきなり怯え、泣きながら土下座してきた
明久「お、落ち着いて!僕は何もしないから!」
?「……本当ですか?」
明久「うん、本当だよ。あと、はいこれ(スッ」
僕は先程作っていたパエリアを差し出す
?「これは…?」
明久「お腹空いてたみたいだったから、作ったんだ。食べて♪」
?「あ、ありがとうございます‼︎頂きます‼」
その子はお礼を言うなり、パエリアを食べ始めた
明久「あはは、そんなに急がなくても大丈夫だよ♪」
?「は、はい‼︎」
僕はその子が食べ終わるまで待っていた
〜数分後〜
?「ふぅ…ご馳走様でした‼」
明久「お粗末様でした♪そういえば、名前聞いてなかったね。僕は吉井明久、二年Aクラスだよ♪」
サシャ「私は二年Bクラスのサシャ・ブラウスです‼ご飯ありがとうございました、吉井さん!」
明久「気にしないで?それよりよろしくね、ブラウスさん♪」
サシャ「はい♪」
明久「それで、1つ聞きたいんだけど…何で廊下に倒れてたの?」
僕は疑問に思った事を聞いてみた
サシャ「そ、それは…」
ん…?ブラウスさんの様子がおかしい気が…
明久「誰にも言わないから、聞かせてくれるかな?」
サシャ「っ…分かり、ました。実は…」
〜少女説明中〜
明久「…そうだったんだ」
彼女の話は想像を超えていた…
クラスではハブられ、カツアゲ・パシリは当たり前。更にお昼ご飯までも奪われる始末
その主犯は根本君で、ブラウスさんを虐める理由が、根本君の命令に逆らったから
横暴にも程がある…
サシャ「なぜ、クラスの皆さんが私に酷い事するのかは分かりませんが…きっと私が悪かったんです‼だから…」
…そして、彼女は優し過ぎだ
明久「ブラウスさんは悪くないよ、君のした事は当然だから。悪いのはブラウスさんを虐める根本君達だ‼」
サシャ「…吉井さん」
明久「安心して!僕が君を救ってみせる‼」
根本…覚悟しろ‼
〜明久side out〜
〜オマケ〜
竹原「吉井はどこだ⁉︎仕事を放り出して!」
積み上がった段ボールの前で、竹原教頭が怒鳴っている
竹原「全く、これだから観察処分者は!」
西村「ほぅ…それはどういう意味ですかな?竹原教頭」
ミカサ「詳しく聞かせてもらいたい」
ヒストリア「私も知りたいな〜♪」
ユミル「くだらねぇ事だったら…」
アニ「…容赦しないよ」
竹原「………え?」
アッーーーーーー‼
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