僕とテストと風紀委員   作:重装歩兵

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やっと完成…した


第10話

〜明久side〜

 

明久「よいしょっと…(ドサッ」

 

僕は今、学食用の食品類の入った段ボールを食料倉庫に運んだ所だ

え?なんで運んでいるかって?

 

竹原教頭直々に呼び出されて、開口一番に命令されたんだよね…ゴミを見るような目で

あ、ミカサさん達風紀委員は書類整理だとかで居ない

 

明久「はぁ〜、あのメガネ…面倒な事押し付けてくれちゃって」

 

竹原教頭はクールキャラで一部の女子に好意を寄せられている、もといインテリイケメンである

…が、性格は最悪で成績の悪い人に対する態度も悪いと噂が絶えない

 

まあ、他にもいろいろやってそうだけどね…

 

明久「いくら学食の係りの人が休みだからってさ、あの量を1人で運べとか…」

 

僕の視線の先には、高く積まれた段ボールの山

本当に最悪だよ……ん?

 

?「………ぅう」

 

ふと気配を感じ、そちらの方を向くと……女の子が倒れていた

 

明久「あの、大丈夫ですか……?」

 

とりあえず、声をかけて意識があるか確認してみると……

 

ぐうぅぅぅぅぅ

 

お腹の音で返事されたよ

 

 

〜Aクラスへ移動〜

 

廊下で倒れていた子を談話スペースのソファに寝かせ、キッチンスペースに立つ

実は、文月学園の全教室・設備は竹原教頭が決めてたんだ

 

つまり成績優秀者には最高の設備を、成績不良者には最低の設備を…という差別を率先して行っているんだよね〜

 

明久「っと、料理に集中しないと」

 

え、何で料理してるかって?

そりゃあ、お腹を空かせた人がいるからだよ!(ドヤッ

 

?「うぅ……ここは…?」

 

明久「あ、気がついた?もうすぐ…」

 

?「ひぃっ⁉︎勘弁してください‼お金なら明日渡しますから‼︎」

 

目を覚ました子はいきなり怯え、泣きながら土下座してきた

 

明久「お、落ち着いて!僕は何もしないから!」

 

?「……本当ですか?」

 

明久「うん、本当だよ。あと、はいこれ(スッ」

 

僕は先程作っていたパエリアを差し出す

 

?「これは…?」

 

明久「お腹空いてたみたいだったから、作ったんだ。食べて♪」

 

?「あ、ありがとうございます‼︎頂きます‼」

 

その子はお礼を言うなり、パエリアを食べ始めた

 

明久「あはは、そんなに急がなくても大丈夫だよ♪」

 

?「は、はい‼︎」

 

僕はその子が食べ終わるまで待っていた

 

 

〜数分後〜

 

?「ふぅ…ご馳走様でした‼」

 

明久「お粗末様でした♪そういえば、名前聞いてなかったね。僕は吉井明久、二年Aクラスだよ♪」

 

サシャ「私は二年Bクラスのサシャ・ブラウスです‼ご飯ありがとうございました、吉井さん!」

 

明久「気にしないで?それよりよろしくね、ブラウスさん♪」

 

サシャ「はい♪」

 

明久「それで、1つ聞きたいんだけど…何で廊下に倒れてたの?」

 

僕は疑問に思った事を聞いてみた

 

サシャ「そ、それは…」

 

ん…?ブラウスさんの様子がおかしい気が…

 

明久「誰にも言わないから、聞かせてくれるかな?」

 

サシャ「っ…分かり、ました。実は…」

 

 

 

〜少女説明中〜

 

 

 

明久「…そうだったんだ」

 

彼女の話は想像を超えていた…

 

クラスではハブられ、カツアゲ・パシリは当たり前。更にお昼ご飯までも奪われる始末

その主犯は根本君で、ブラウスさんを虐める理由が、根本君の命令に逆らったから

 

横暴にも程がある…

 

サシャ「なぜ、クラスの皆さんが私に酷い事するのかは分かりませんが…きっと私が悪かったんです‼だから…」

 

…そして、彼女は優し過ぎだ

 

明久「ブラウスさんは悪くないよ、君のした事は当然だから。悪いのはブラウスさんを虐める根本君達だ‼」

 

サシャ「…吉井さん」

 

明久「安心して!僕が君を救ってみせる‼」

 

根本…覚悟しろ‼

 

 

〜明久side out〜

 

 

〜オマケ〜

 

竹原「吉井はどこだ⁉︎仕事を放り出して!」

 

積み上がった段ボールの前で、竹原教頭が怒鳴っている

 

竹原「全く、これだから観察処分者は!」

 

西村「ほぅ…それはどういう意味ですかな?竹原教頭」

 

ミカサ「詳しく聞かせてもらいたい」

 

ヒストリア「私も知りたいな〜♪」

 

ユミル「くだらねぇ事だったら…」

 

アニ「…容赦しないよ」

 

竹原「………え?」

 

 

 

 

 

 

アッーーーーーー‼

 

 






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