僕とテストと風紀委員   作:重装歩兵

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遅くなってしまい、申し訳ありません!


第11話

明久side

 

〜Bクラス〜

 

明久「失礼します」

 

僕はブラウスさんと一緒にBクラスに来ていた

 

根本「あ?”学園の恥”がここに何の用だ?」

 

学園長室にあった生徒名簿で見た顔と同じ生徒…根本君がニヤニヤしながら前に出て来る

 

明久「ああ、単刀直入に言わせてもらうよ。僕達Aクラスと試召戦争をして欲しい」

 

根本「はぁ?お前みたいな馬鹿がAクラスだぁ?寝言は寝て言えよバーカww」

 

明久「…で、やるの?やらないの?」

 

根本「まあ、やっても良いが条件がある」

 

彼は下卑た笑顔でそう言った

 

明久「条件…?」

 

根本「一つ目はお前らAクラスに対し、俺達下位クラス全員で戦わせろ」

 

明久「…理由は?」

 

根本「仮にお前がAクラスだったとして、俺達だけじゃAクラスに勝てねぇからな。これぐらいのハンデを貰わないとやれねぇ」

 

明久「…分かった」

 

根本「じゃあ、次の条件だ。俺達が勝てたら………」

 

明久「‼」

 

 

明久side out

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No side

 

スタスタ

 

 

Bクラスから退室した二人は無言で廊下を歩いていた

 

明久「………」

 

サシャ「………」

 

明久「………」

 

サシャ「…あの、良かったんですか?」

 

無言の状態に耐えられなくなったサシャが、明久に話しかける

 

明久「…うん、君を救うためだ。それに、勝てば問題ない」

 

サシャ「…すみません、私の所為で」

 

明久「気にしないでよ。僕が勝手にしたことだから」

 

サシャ「……どうしてそこまでしてくれるんですか?」

 

明久「…理由は無いよ。僕が助けたいから助ける、それだけだから」

 

明久はサシャを安心させるように、笑顔で答えた

 

ミカサ「明久」

 

明久「…っ‼」

 

明久達が振り返ると、向こうから風紀委員の仕事をしていたミカサ達が歩いてきた

 

明久「ミカサさん、皆…」

 

アニ「何してたんだい?」

 

明久「ちょっと私用でね…」

 

ヒストリア「えっと、その子は…?」

 

明久「こちらは、サシャ・ブラウスさんだよ。色々あって、一緒に行動してるんだ」

 

ヒストリア「そうなんだ…」

 

ヒストリアは明久の様子の違いに気づいたようだ

 

明久「ミカサさん達は仕事終わったの?」

 

ミカサ「ええ。ただ…メガネの処分に手間取ってしまった」

 

明久「メガネ…?」

 

※前話、オマケ参照

 

ヒストリア「そんな事より、明久君顔色悪いよ…?どこか具合悪いの?」

 

明久「…っ、何でもないよ」

 

ミカサ「明久、嘘は駄目。本当の事を言って?」

 

ユミル「明久、諦めろ。こいつらの勘の良さはあんたも知ってる筈だ」

 

明久「………分かった」

 

明久は、隠しきれないと判断したのか本当の事を話し始めた

 

 

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明久が話し終えると…

 

ユミル「なるほどな…で、そんな事より明久」

 

明久「…何?」

 

ユミル「一発殴らせろ」

 

ゴッ!

ユミルは明久の脳天に拳を振り下ろした

 

明久「ーーーーーーーーっ⁉︎⁉︎」

 

明久はあまりの痛さに、頭を押さえてうずくまる

 

ユミル「ったくよぉ、あたしらに何も相談しないで勝手に突っ走りやがって…」

 

明久「……ごめん」

 

ヒストリア「もぅ、お姉ちゃん!殴る事ないでしょ!」

 

ユミル「い、いやほら!明久には言葉で教えるより体に教えた方が良いだろ⁉︎(オロオロ」

 

サシャ「…今の単語だけ聞くと卑猥ですね〜」

 

アニ「それには同意するよ」

 

さっきまでのシリアスな空気はどこへやら、幾分か柔らかい空気に変わっていた

 

ユミル「とにかく!困ってる奴を助けるのは良いが、考え無しに突っ走るのは止めろよな⁉︎」

 

明久「…うん」

 

ユミル「分かったなら良い。あとは、根本のクズ野郎をどう潰すかだ」

 

アニ「…一応、学園長に事の顛末を伝えに行かないかい?」

 

ヒストリア「そうだね…ブラウスさんが虐められていた事を報告しないとだし…」

 

ミカサ「私もそう思う」

 

ユミル「だったらさっさと行こうぜ?それで良いよな、明久?」

 

明久「うん、僕も学園長に話すべきだと思う」

 

 

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〜学園長室〜

 

カヲル「なるほどねぇ、あの糞ジャリはそんな事を…」

 

明久達の説明を聞いた藤堂カヲルは、苦々しい表情をしていた

 

カヲル「まあ、それだけの理由があるなら許可してやっても良いが…条件を出す」

 

明久「条件、ですか…?」

 

カヲル「ああ、この試召戦争には吉井とブラウスの二人だけで戦いな」

 

「「「「⁉︎」」」」

 

ミカサ「どういう事か説明して欲しい。理由次第では…」

 

カヲル「これはこいつらの問題だよ。部外者には関係無いさね」

 

ミカサ「………チッ(ギリギリッ」

 

カヲル「で…やるかい?やらないのかい?」

 

明久「…やります」

 

サシャ「私もやります‼」

 

カヲルの問いに、二人は同じ答えを出す

 

カヲル「……いい返事だ(ニヤッ」

 

明久「では、これで失礼します」

 

そう言って、学園長室を退室する明久達

 

カヲル「丁度あのシステムが完成した所だから助かったねぇ…(フッ」

 

誰も居なくなった部屋で、カヲルの呟きが響いていた

 

 

No side out

 






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