今回も短めですいません…(汗)
〜明久side〜
先程学園長から連絡があり、至急Fクラスに来るよう呼ばれたのでミカサさん達と向かうと既にリヴァイさんや他の人達が集まっていた
明久「学園長、急にFクラスに来いって…何かあったんですか?」
カヲル「ああ、それもかなり質が悪いみたいさね…」
険しい顔で僕の質問に答えた学園長は目の前に居るFクラスの面々を睨みつける
リヴァイ「さて、テメェら…何でこの状況になってるか理解出来てんだろうな?」
美波「言っている意味が分かりません!ウチらは普通に出し物をしていただけです!」
瑞希「美波ちゃんの言う通りです!何なんですか一体!?」
リヴァイ「…チッ。ならこれを見てもそんな事が言えるのか?」
リヴァイさんはそう言うと、ポケットから紙を取り出し美波達に見せる
瑞希「これは…私が作ったごま団子のデータですか?」
美波「これが何か…?」
リヴァイ「そこに書かれている材料の名前を言っていけ」
瑞希「えーと…胡麻、砂糖、小豆、白玉粉………硝酸系酸化剤、塩酸」
姫路さんの言葉を聞いた僕達は絶句した
硝酸も塩酸も強力な酸性水溶液とされ、単体での使用でも人体に有害な物だ
…しかし、その二つを合成するともっと危険な水溶液になる
それが、金属をも溶かしてしまう『王水』だ
リヴァイ「お前は何故こんな物を入れた…?」
瑞希「少し酸味を出す為に…」
それならば何故塩やお酢を使用しなかったんだろう…?
硝酸と塩酸を料理に使う人は居ないのに…
姫路さんは料理を実験か何かと思ってるのか?
いや、それ以前にごま団子に酸味なんて要らないでしょ
エルヴィン「リヴァイ。ここからは私が引き継ごう」
リヴァイ「…ああ、分かった」
エルヴィン「さて、君はこの硝酸と塩酸を混ぜると何になるか分かっているかな?」
瑞希「え、と…『王水』になります」
エルヴィン「そうだね。では、その性質も理解している筈だ。なのに何故、他の人に食べさせようと思ったんだい?味見はしたのかな?」
瑞希「いえ、太ってしまうので味見はしてないです」
…聞けば聞く程、理解出来ないよ姫路さん
ジャン「ふざけんなよてめえ!」
ジャンさんが姫路さんに詰め寄り、怒鳴りつける
ジャン「てめえの料理の所為で仲間が病院に居るんだぞ!もしもの事があったらどうするつもりだ!?」
エルヴィン「ジャン、君の気持ちは良く理解出来る。だが、冷静さを欠いてはダメだ。落ち着きなさい」
ジャン「っ…すいません」
エルヴィン「分かってくれたならそれでいいよ。さて…Fクラスは清涼祭の間、出し物を禁止とさせてもらう。他のお客さん達に迷惑をかけた罰だと受け取って欲しい」
エルヴィンさんの言葉に反論する生徒は居なかった
少なからず、姫路さんの料理が危険な物だと理解したらしい
これで一件落着かと思った時、ハンジさんが慌てた様子でFクラスに入って来た
ハンジ「た、たたた大変だよ!Mr.カヲル!」
カヲル「あたしゃ男じゃ無いと何回言わせる気だい、クソジャリ!」
ハンジ「おっと、間違えた…じゃない!一大事だ!竹原が近くのアリーナに向かってるらしい!そのアリーナには学園のスポンサーのお偉いさんが沢山来てるって!あの男、何かやらかす気だよ!」
『な、何だって〜〜〜〜〜!?』
僕達の驚きの声が、学園内に木霊するのだった
〜明久side out〜
さあ、清涼祭編ももうすぐクライマックス!
竹原の企みとは?
文月学園の運命は!?