え〜、皆さん…投稿滅茶苦茶遅れて申し訳ありませんでした!
なんとか時間を見つけて書いては居たんですが色々事情がありまして(汗)
と、とりあえずゆっくりしていってね!
〜No side〜
明久達が居る文月学園からそう遠くない所に文月アリーナはあった。このアリーナはそれなりに大きく、サッカーコートが二つ入る程である。
今は急遽組まれた特設ステージが中央に鎮座している。
また、アリーナの観客席は、大手企業の社長などの文月学園のスポンサー達で埋まっていた。
多くの者が隣に座る相手と談笑しているからか、会場内はざわめいている。
しかし、そのざわめきも一人の男が特設ステージに上がる事で静まり返る。
言わずもがな、文月学園の教頭である竹原だった。
竹原「皆様、本日はお集まり頂き誠にありがとうございます。本来ならば我が文月学園の長である藤堂カヲル自ら試験召喚システムの新しい技術を御披露目する予定でしたが、生憎都合が取れず教頭である私竹原が任されました。よろしくお願いいたします」
竹原の挨拶が終わると、会場のあちこちから拍手が起こる。竹原は一礼し、咳払いをすると言葉を続けた。
竹原「さて、今回の新システムについてですがーーー」
「待ちな!!」
竹原の言葉を遮るように大きな声が会場内に響き渡る。
竹原が振り向くと、今は学園に居るはずの藤堂カヲルがステージに上がってきていた。
竹原「な…!今は学園祭の真っ最中で学園に居るはずでは!?」
カヲル「なに、古い知り合いにあんたを見張っててもらってたのさ。あんたの悪業もこれまでさね」
竹原「……何の事でしょうか?」
エルヴィン「惚けるな。君が街の不良達を使ってCクラスの小山優香君を攫った事、周辺の私立高校に出入りして学園の乗っ取りを企てた事…忘れたとは言わせん」
藤堂カヲルに続き、エルヴィンと明久達もステージへと上がる。竹原はそれに気づくと忌々しげにカヲルを睨みつけた。
竹原「全く…つくづく私の邪魔をしてくれますね、学園長」
カヲル「ふん、邪魔をしてるのはどっちだい。あんたの都合で評判を落とされちゃ堪ったもんじゃないんだよ」
カヲルの言葉を聞いた竹原は愉快そうに口元を歪めた
竹原「はははっ!ならば今落として差し上げますよ、この”腕輪”でね!」
竹原が突き上げた腕にはめられた腕輪が怪しく光る。すると、召喚フィールドがアリーナを覆うように展開された。
カヲル「な!?あんたいつの間に!」
竹原「貴女の最大のミスは私にも試験召喚システムを閲覧する権限を与えた事だ!来い、”サモン”!」
竹原の声により、魔法陣が現れ召喚獣が呼び出されるが…普通の召喚獣とは比べ物にならない大きさだった。
例えるなら、五階建てのビルとほぼ同じである。
『グオオアァァァァァァァ!!』
雄叫びを上げた召喚獣は拳を地面に叩きつける。叩きつけられた地面は陥没し、威力の高さを物語っていた。
カヲル「あんたまさか…物理干渉を!?」
竹原「クハハッ、その通り!フィードバックさえ付けなければ召喚獣は無敵、まさに最強の兵器だ!自分にダメージが来る事も、ましてや死ぬ事も無い!これを軍隊やテロリストに売りこめばホイホイと金を出して群がってくるでしょう!」
カヲル「ふざけた事を言うんじゃ無いよ!あたしゃ、召喚獣を兵器にする為に研究した訳じゃ無いさね!」
竹原「…そう、それですよ。私が貴女に失望したのは!貴女はこれ程の物を造っておきながら、我が学園の使えない生徒共にしか使用させていない!多くの国がこの技術を高額で買いたいと申し出てきた時も貴女は首を縦に振らなかった!野心無き貴女は、要らない!」
竹原の叫びを合図に巨大な召喚獣が拳を振り下ろす。カヲルは咄嗟に目を閉じたが、何者かに抱きかかえられ救出された。カヲルを助けた者の正体は…
エルヴィン「ふぅ…間一髪だったかな?」
カヲル「…全く、あんたは昔っから無茶ばかりする男さね」
エルヴィン「ハハハ、確かにそうかもしれないな」
談笑(?)するエルヴィンとカヲルの前に明久達が移動し、竹原を睨みつける。
明久「教頭…いや、竹原!お前の勝手な理想を学園長に押し付け、勝手に失望し、裏切ったお前を僕達は許さない!」
竹原「…いいでしょう。”学園の恥”の吉井明久君。かかってきなさい!」
To be continue…
今回の竹原の発言の補足ですが、彼は何かあった時の為に試験召喚システムのコピーを取っておいた為にカヲルから閲覧する権限を剥奪されても腕輪を開発する事が出来たのです。
…という、うp主の勝手な脳内補完ですごめんなさい(汗)