IS×仮面ライダー 仮面ライダー炎竜   作:柏葉大樹

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アリインベスをすべて倒した大樹は光実、ザックと強い信頼関係を結んだ。


仮面ライダー炎竜 第4話

side 大樹

 俺、マドカ、一夏は現在、それぞれリュックなど大きな荷物を持って電車で長距離を移動している。ここまで怖い目に遭ってきたマドカは外を見て、笑いながら、俺に外の風景を見てと催促するなど楽しそうな様子を見せている。その様子を見て、俺はここまでの経験がマドカにとって大きなトラウマになっていないことを伺えた。

 今回の同行者は昨日、IS学園から帰ってきた千冬姉ちゃんである。

 

 「万夏も大樹も楽しそうだな。」(千冬)

 

 千冬姉ちゃんが俺とマドカのやり取りを見て言った。

 

 「まあ、こういうこと、中々ないし。」(大樹)

 

 俺はそう言いながら外の様子を見る。

 

 「なあ、大樹。どうして、沢芽市に行くことになったんだ。」(千冬)

 

 千冬姉ちゃんが言った。

 

 「ああ、それは、、、、。」(大樹)

 

 俺は今回、沢芽市に行くことになった経緯を話し出した。

 数日前、ショッピングモールに出現したアリインベスを無事に倒した後、光実さんとザックさんは俺の今の住居である織斑家へと来た。その場に居合わせた、弾に蘭ちゃん、鈴も同行しており、当事者による話を聞いたのちにこの話を伏せておくように言った。この時は春奈さんに加え、一夏たちの父さん、秋人さんもいた。全員、詳しい事情を伏せることに賛成したところで光実さんが

 

 「大樹君、一度沢芽市に来ないかい?」(光実)

 

 と言った。

 

 「ええと。」(大樹)

 

 俺が返答に困っていると

 

 「大樹を沢芽市に行かせるわけにはいきません。」(春奈)

 

 春奈さんが強い口調で言い放った。

 

 「そもそも、仮面ライダーとして戦っていたなんて、まだ中学生ですよ。どうしてそんな危険な目に。」(春奈)

 「ですが、彼のおかげで助かった人たちも居ます。」(光実)

 「それが問題なんです。」(春奈)

 

 春奈さんが強く、光実さんとザックさんを見つめる。

 

 「彼がどういった経緯で戦っていたのは私たちはここで初めて聞きました。さらに、それが1回ではなく、2回目だということも。」(秋人)

 

 話を聞いていた秋人さんが口を開いた。

 

 「私たちはここまでは彼が自分の意思で一夏を、万夏を護るために戦っていたことに関しては否定をするつもりはありません。ですが、それが命にかかわる危険なことであれば私たちは黙って見過ごすわけにはいきません。

 もちろん、あなた方が子どもたちを守ってくれたことに関しては感謝しています。ですが、大樹も私達家族の一員です。だからこそ、私達には彼を守る義務があります。」(秋人)

 

 秋人さんと春奈さんが強い表情で言った。ドラマではここでは反発して本当の家族じゃないくせにという言葉が出てくるのだろうが、あいにく俺はそこまで恩知らずじゃない。この後、光実さんとザックさんは沢芽市に戻っていった。弾たちもそのまま帰った。俺は束姉ちゃんに家で話すことが出来たから、今日の続きは明日の空いている時間にすることを頼んだ。

 

 「大樹、話がある。」(秋人)

 

 秋人さんが言った。俺はこの時はああ、お説教の時間だと思った。きっとドライバーとロックシードも取り上げられるんだろうなとも思った。

 

 「まずは、一夏と万夏、五反田さんの所の弾君、蘭ちゃん、鳳さんの所の鈴ちゃんを護ってくれてありがとう。」(秋人)

 

 そう言って秋人さんも春奈さんが笑ってくれた。

 

 「大樹がうちに来てもうすぐで10年になるけど、僕も母さんも大樹のことは息子同然に思っているんだ。」(秋人)

 

 そう話す秋人さんの表情は怒っているのではなく、まるで、子どもの成長を喜んでいるようだった。

 

 「うちに来た時は大樹のお父さんとお母さんが死んで、お兄さんも居なくなったのに僕達や篠ノ之さんにも辛そうなそぶりを見せなかったね。

 そんな君を僕と春奈は精一杯守ってあげようって思ったんだ。

 大樹が戦っていた、それを聞いた時に驚いたし、自分たちは何もできなかったとも思った。でも、一番に思ったのはこの子は他人のために頑張れる人間に育ってくれたんだってことなんだ。

 僕も春奈も出来れば仮面ライダーとして戦うことはやめてほしいと思っている。けれど、その力を正しいことに使うなら、僕も春奈も応援するし、出来る限り護りたい。初めて来たときにも言ったけど、ここは君の家だ、君の帰ってくる場所だ。何があっても、僕たちは大樹の帰りを待っているから。」(秋人)

 

 そういうと預かっていたドライバーとロックシードを俺に渡してくれた。

 

 「ありがとう。」(大樹)

 

 俺は感謝の気持ちと同時に申し訳ない気持ちを抱いた。今の俺はここにいる人たちの知っている俺ではない。皆の思いを知るべき俺ではないのだ。感謝と申し訳なさが入り混じって訳の分からない感情になって抑えきれなくなって、俺は久しぶりに声を上げて泣いた。ここで俺を受け入れてくれて思ってくれている人達に感謝の言葉を言いながら。

 翌朝、皆と一緒に朝食を食べているとき、

 

 「昨日の話だけど、、、沢芽市に行こうと思う。」(大樹)

 

 その言葉に秋人さんも春奈さんもそうかと言って、背中を押してくれた。その後は束姉ちゃんの所に話をしたり、弾たちと遊んだりなどして過ごした。束姉ちゃんには俺が前世の記憶を持っていて、そこでも仮面ライダーとして戦っていたことを正直に話した。かなり、戸惑っていたけど、納得してくれたし、最後にこんなことを言っていた。

 

 「やっぱり、オカルトなことも現実にはあるんだねえ。パラレルワールドってことなのかなあ。これは研究するっきゃないね。」( ^∀^)(束)

 

 その一言で終わったのだが。俺に前世の記憶があるということは今の所は束姉ちゃんだけが知っている。願わくば、俺を実験台に別世界の存在証明をしないで欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なるほど、父さんと母さんがな。」(千冬)

 「本当はすごくやめて欲しかったろうに。」(大樹)

 「大人は子どもが精いっぱいやると決めたことは全力で応援するものだ。それと、大樹。」(千冬)

 「何?」(大樹)

 「万夏と結婚すれば名実共に正真正銘の家族になれるぞ。」(千冬)

 

 このタイミングでとんでもない発言をしてくださるこのお姉さん。

 

 「あ、え、あ、ちょ、え、えと。」(大樹)

 「もう//。」(万夏)

 

 俺、テンパる。隣のマドカさん、顔真っ赤っか。てか、マドカさん、まんざらじゃないの。え、良いの?俺、期待して良いの?

 

 「大ちゃんは、その大切は家族で、そんな、、、、。」(万夏)

 

 顔を真っ赤にしてマドカが言う。

 説得力無いよ、その様子。

 

 「ふむ、まあ、考えてみてもいいと私は思うのだが。」(千冬)

 「てか、マドカ、小さい頃に結婚するのは「ああああああああああああ!」ぶへ!」(一夏)

 

 衝撃発言をしようとした一夏をマドカがぶん殴って黙らせた。コイツ、自分に関しては鈍いのに他人のそういうことは鋭いって、、、。こいつ、絶対わざとだろ。

 正直、こんなラブコメは対処できない。

 そんなこんなで電車は沢芽市へと向かう。終始、千冬姉ちゃんにいじられっぱなしだった。俺の知っているブリュンヒルデはこんな感じの人じゃないんだよな。いじられるたびにマドカが顔を真っ赤にしていた。マドカ、そんな反応すると冗談でも期待しちゃうよ。

 まずは、沢芽市の位置関係から。沢芽市は関東地方にある地方都市で仮面ライダーWの舞台になった風都にほど近い場所にある(風都は東京都に隣接する都市なので沢芽市は東京都の近くにある)。俺たちの住んでいる町は関東地方の海なし地域で田舎ではないけど大都市という程でもない。まあ、街中にショッピングモールがあるからそれなりの規模の町ではある。俺たちの住んでいる町から沢芽市まで行くには電車で首都圏まで移動し、乗り換えて沢芽市行きのモノレールで沢芽市に到着する。所要時間は1時間半ほどである。交通網の整備は大事だということがよくわかります。

 沢芽市行きが決定した日、俺は光実さんに連絡していた。光実さんは当日に駅に迎えをよこすと言っていた。

 俺は今の沢芽市がどのようになっているか事前に調べていた。現在では復興を遂げて、ユグドラシルが管理していた以上に発展している。ストリートダンサーの聖地となっており、今では各チーム合同ダンスパフォーマンスは観光目的で来ている人の目的にもなっており、プロのスカウトも視察に来るほどになっている。あのシャルモンも名物店になっており、市内では5店舗が経営を行っている。ビートライダーズのたまり場だったドルーパーズも残っており、こちらは知る人ぞ知るビートライダーズの聖地になっている。市内外での人の交流が活発になったことが発展に大きく寄与することになったのだろう。流石に当時のビートライダーズの人達がどのような道をたどったのかはわからなかったが、原作以上ににぎやかで良い場所になっていることは分かった。

 

 「そろそろか。」(大樹)

 

 俺たちを乗せたモノレールが沢芽市に着いた。

 モノレールから降りると春休みということもあって、駅周辺は人でにぎわっていた。

 

 「予想はしていたけど、人が多い。」(大樹)

 

 予想以上の人に流石に驚いた。

 

 「私、ちょっと。」(万夏)

 

 マドカが少々、この光景に圧倒されている。

 

 「結構、居るもんなんだな。」(一夏)

 

 一夏が辺りを見渡す。

 

 「大樹、先方には私たちが来る時間を伝えたのか?」(千冬)

 

 千冬姉ちゃんが俺に言う。

 

 「この時間帯に駅に着くことは向こうも知っているよ。ただ、この人だかりで俺たちを見つけるのは、、、、、あ。」(大樹)

 

 俺は時間を伝えていることを千冬姉ちゃんに言い、辺りを見渡すとでかでかとプラカードに柏葉大樹君、織斑千冬さん、織斑一夏君、織斑万夏ちゃん、ようこそと書かれた文字を見つけた。それを持っていた人は俺に気付いて、こっちこっちと手を振る。俺はその人を知っている、というかアリインベスの襲撃の時に一緒に戦っていた人だった。

 俺たちはプラカードを持っているその人のもとへと歩いていく。

 

 「おう、大樹。元気にしてたか?」(ザック)

 「お久しぶりです、ザックさん。」(大樹)

 

 俺たちの出迎えをしていたのは仮面ライダーナックル、ザックさんだった。

 

 「おっ、一夏に万夏も元気そうだな。」(ザック)

 

 ザックさんが一夏とマドカの様子を見て、二人に声を掛ける。

 

 「お久しぶりです!ザックさん!」(一夏)

 「ど、どうも、、、。」(万夏)

 

 一夏が快活に返事する一方で、マドカはやはり2回ほどしかあっていないザックさんへの距離がある。

 

 「本日は父たちに代わって、姉の私が同行します。織斑千冬です。よろしくお願いします。」(千冬)

 「沢芽市復興局復興支援課の松原朔弥だ。気軽にザックと呼んでくれ。」(ザック)

 

 俺たちはザックさんに同行して復興局へと向かうことになった。

 復興局はもともと、沢芽市の復興のために残った元ユグドラシル職員たちが組織したもので現在では当時の沢芽市にいたビートライダーズが働いている。現在では各市町村ごとの役所の役割を担う一方で別の活動をしている。

 

 「ところで、あなた方は一体どんな組織なんですか?」(千冬)

 

 車で移動中に千冬姉ちゃんがザックさんに切り出した。俺達、中学生組は後部座席にいるので表情は分かりずらいが。

 

 「先程も言った通り、役所仕事を主な業務としているんだが。」(ザック)

 「それだけではないだろう。いまだに仮面ライダーがいる、それも15年前に戦っていた人物が今も仮面ライダーをしているなら、なおさら。」(千冬)

 「それは今から向かうところで俺たちの上司が説明するよ。俺から言えるのはいまだに世界から脅威は消えていないってことだよ、ブリュンヒルデ。」(ザック)

 

 ザックさんの言葉から俺たちの知らないところではいまだ人知を超えた悪が潜んでいることが伺えた。

 

 「ザックさん、復興局を通り過ぎるけど。」(一夏)

 

 一夏が外を見て、言った。

 

 「これから行くところはあまり部外者を入れない場所なんだ。」(ザック)

 

 ザックさんがそう言うと車は地下トンネルに入る。地下トンネルの立ち入り禁止エリアに入ると車はそのまま直進する。

 

 「ザックさん、もしかして、他のアーマードライダーのいるところに向かっているんですか?」(大樹)

 「正解だ、大樹。ミッチーの他にもいるぜ。俺たちの上司もアーマードライダーだ。」(ザック)

 

 車の進んだ先は海の上に作られた橋だった。そして、橋の向こうには白色の巨木をイメージさせる施設があった。

 

 「おし、もうすぐで着くぞ。沢芽市復興局復興支援課改め俺達アーマードライダーの本拠地ヴァルハラだ。」(ザック)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヴァルハラにはかつてのビートライダーズ、チーム鎧武、チームバロンのメンバーに元ユグドラシル関係者が常に動いていた。ここではユグドラシルの残党による戦極ドライバーに関する技術の流失で世界各地に広まってしまったアーマードライダーの摘発、インベス以外に過去に出現した敵対生命体の研究や対策、そして、世界各地の調査員による調査をもとに現地に出現した敵対生命体、アーマードライダーの殲滅を行っていた。その実働部隊として、光実さんをはじめとした仮面ライダーたちが現在でも戦っていた。

 

 「今、俺たちの上司でここの責任者を呼んでくる。」(ザック)

 

 ザックさんは会議室で待っているよう言うと部屋を出る。

 

 「いやあ、なんかすげえところに来ちまったな。」(一夏)

 

 一夏が言った。確かに一夏の言うとおりだ。

 

 「一夏兄さん、のんきなことを言わないで。思っていたよりもすごいことに巻き込まれたんだよ。」(万夏)

 

 一夏の様を見たマドカが苦言を呈す。そう、これは俺たちの予想を超えて事態が悪いことだという可能性が高いのだ。

 

 「2人とも、少しは落ち着け。少なくともここの責任者に会うまでは終われないんだ。それにこちらも聞きたいことが山ほどあるからな。」(千冬)

 

 千冬姉ちゃんが2人を落ち着かせる。

 俺はここには数多くの真実を求めて来た。両親のこと、両親の研究、俺の体、消えた兄貴の行方、インベスの再出現、ここはこの世界の俺にまつわる秘密があるのだ。それを聞き出すまでは俺は帰らないつもりでいる。

 

 「お待たせしてすまない。」(???)

 

 そう言って、部屋に入ってきたのは秋人さんと同じくらいの年齢のスーツの男だった。立ち振る舞いから何からに何までこの男が全てが洗練されたものであることが分かる。俺はこの男、いや、この人のことを知っている。

 

 (そうか、この子か。)(ええ、妻に似ているでしょ。)(主任もそろそろご結婚を考えたらどうです?)(主任、よろしければ、この子の名付け親になってくれませんか?)(主任はやめてくれ。それに名付け親なんて。)

 

 その途端、研究所の地下室で見たようなイメージがまた脳裏を走った。だが、今回は前回よりも長く、そしてひどい痛みを感じた。

 

 「ああああ!」(大樹)

 

 俺はとっさに頭を押さえる。だが、一向に痛みが引かない。俺は痛さのあまり床をのたうち回る。

 痛みが途切れるその瞬間に、俺はその人の顔を見た。年を取っていたがこの人は最強のアーマードライダー、呉島貴虎だった。俺はその人の顔を最後に記憶が途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side貴虎

 私の前に柏葉夫妻の息子、柏葉大樹が現れた彼は覚えていないだろうが彼とは過去に何回か会っている。恥ずかしい話だが私が彼の名付け親であるが。その彼が突然、叫びだし、床をのたうち回った。そして、気を失った。私は救護を担当している職員を呼び、彼を医務室に連れていくよう指示した。その時に彼に同行していた少女、織斑万夏も共に医務室へ行った。

 

 「今日、話をするつもりだったが、後日にしよう。」(貴虎)

 

 私はかのブリュンヒルデ、織斑千冬、その弟の織斑一夏にそう言った。

 

 「いえ、私もあなた方には聞きたいことがあります。大樹が回復するまでは付き合って頂きたいのですが。」(千冬)

 「千冬姉!大樹がやばいのにか!?」(一夏)

 

 だが、ブリュンヒルデにその気は無いようだ。

 

 「分かった。一夏君、ひとまず座ってくれ。」(貴虎)

 

 私の指示に一夏君は従ってくれた。

 

 「それでお聞きしたいことは?」(貴虎)

 「あなた方の組織は一体誰の差し金で動いている。」(千冬)

 「我々は誰の傘下にも入っていない。今、我々が動いているのは我々の独断でもある。」(貴虎)

 「どうして、大樹に接触しようと。」(千冬)

 「彼を保護するためだ。柏葉夫妻の殺人事件で我々が取り扱っている分野に関わる痕跡が見つかったからだ。」(貴虎)

 「それと大樹とどんな関係が?」(千冬)

 「一夏君は二度も見たがここ最近、インベスがまた確認されるようになったからだ。」(貴虎)

 「インベスと柏葉さんに何か関係が?」(千冬)

 「正確には行方不明になっている柏葉勇吾が全ての始まりだと我々は考えている。」(貴虎)

 「なぜ、勇吾が?」(千冬)

 「それは我々も調査中だ。」(貴虎)

 「大樹をどうするつもりだ?」(千冬)

 

 ブリュンヒルデが強い視線を私に向けた。

 

 「当初は保護するつもりだった。だが、彼はアーマードライダーとして高い技量を有している。今の我々の戦力はあまりにも不十分だ。」(貴虎)

 「それで、まだ中学生の大樹を組織に引き入れようと。」(千冬)

 「所属するかどうかは彼が判断することだ。」(貴虎)

 「なあ。」(一夏)

 

 ここまで、話を聞いているだけだった一夏君が口を開いた。

 

 「俺もアーマードライダーになるのはどうだ?」(一夏)




次回、気を失った大樹は精神世界で自身の記憶をたどる。そこにはこの世界を生きてきたもう一人の大樹が居た。
一方、一夏は貴虎に自身も仮面ライダーになると宣言する。そして、ヴァルハラに迫る新たなインベス。最強のアーマードライダー、斬月が再び戦場に現れる。

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