皆様の意見を参考に作りたいと思いますので、たくさんの意見をお願いしますm(*_ _)m
《前回のあらすじ》
入学早々からタチの悪い学生を蹴散らした和人は、再会した珠雫と一輝の行為に対してまだ、幼いユイには刺激が強過ぎると判断してその場から去った。
そして、空から降ってきた直葉と再会すると一緒に来た謎の少女と出会う……
「__という訳で、妹の直葉だ。」
「はじめまして、お兄ちゃんの妹の直葉です。この姿ではリーファって呼んでね!で、こっちが……」
「僕はユウキ!今日は、リーファとパーティ組んで一緒に来たんだ!よろしくね!!」
和人は、その場に居合わせたみんなを連れて寮の自室へ戻ると、すぐにこの状況を一輝達に説明をすると、リーファやユウキは改めて自己紹介をた。あまり、理解が出来ていないステラや珠雫は、まだ謎だらけだった。
「つまり、桐ヶ谷君は異世界から女神と呼ばれる存在の力を経てこっちの世界に来たのに対してリーファさんやユウキさんは、ゲームの世界からそのまま来てしまったと?」
「まぁ、そんな感じだ。それに厄介なのは、そのオベイロンとかいう存在だな。でも、何で仮想世界が
「確かにそこに関しては不明な点が多いです。そのALOとは一体どんなゲームなんですか?」
「ALOはね、アルブヘイム・オンラインって言って妖精やファンタジーがテーマなの。種族同士の争いが激しいプレイヤーキル推奨のゲームだよ。」
ユイの質問にリーファが答えた。どうやらそのALOにどっぷりハマったのが和人にはよくわかっていたが、あまりいい気がしなかった。
「プレイヤーキル推奨か……俺も、この世界に来る前もVRゲームはしてたけど……中々いい気がしないな。」
「お兄ちゃんの入ってたSAOのシステムを一部利用してるよ?」
「何だって!?カーディナルを使ってるのか!?まさか、またデスゲームが!?」
リーファがSAOという言葉を出した瞬間、血相を変えた和人はリーファの心配をしたが、リーファは和人の心配を否定した。
「そんなことないよ。それにあの後、ナーヴギアは販売中止して新たにアミュスフィアっていうVRゲーム機が出回ってね!私も中学の友達に進められてゲームを始めたんだ。」
「そうか……なら、イイんだ。」
「それでもカーディナルに何かあったとしか考えられません!パパ、急いで仮想世界に戻りましょう!」
「「パパ!?」」
ユイの発言にリーファとユウキは驚くと大声をあげて叫んだ。ユウキは驚くだけだったが、実の妹であるリーファは黙っていられなかった。勢いよく和人の胸ぐらを掴むと問い詰め始めた。
「お兄ちゃん!?いつの間にこんな可愛い子が!?てか、結婚してるの???え、私は知らない間に叔母さんになったの!?」
「お、落ち着けスグ……ユイは元々SAOのメンタルヘルスカウンセリングプログラム試作第一号なんだ!カーディナルの命令に背いて一旦は、消されたが女神が人間として蘇らせてくれたんだ。」
「SAOの……ってことは、カズトはそのデスゲームを生き抜いてきたの!?」
遅れて状況が理解出来たステラは、和人に質問した。頭を整理するためな周りの声が聞こえなくなっていたステラは、初めて和人がデスゲームの舞台となったSAOの世界にいた事を知らされた。
「あぁ、俺は元々SAOプレイヤーだったんだ。その時は生きた心地がしなかったよ、毎日毎日攻略に力を入れて死んだら現実でも死ぬSAOで何人のもプレイヤーが死んでいった。そんな俺の心を癒してくれたのがアスナだった、彼女は血盟騎士団副団長を務める実力派だった、閃光と呼ばれるそのスピードは二刀流だった俺より早いと思う。」
「じゃあ、そのアスナさんがお兄ちゃんの恋人で……」
和人は説明するとリーファは、そのように呟くと横目でユイをチラッとみた。
「__はい、私のママです!」
ユイは、自慢そうな態度を取りながら恥じることなくそう言った。だいぶ事が収まろうとした時、和人、ステラ、一輝、珠雫の生徒手帳と呼ばれる通信機器に一通のメールが届いた。
「パパ、どうかしたんですか!?」
「あぁ、校内予選の実行委員会からだ。」
和人はそう言うとメールを開き、中身を確認した。すると、そこには校内予選が開幕する日時とそれぞれの対戦相手が書かれていた。
「誰だった?」
「僕はこの人だよ。」
一輝とステラは、早速対戦相手の話で盛り上がるが和人は妙な緊張に襲われていた。
「開会式終了後、第1訓練場にて執り行う。桐ヶ谷和人さんの対戦相手は、3年
開幕戦でさらに相手は3年だった。和人は、ユイの方へ視界を向けると彼女の顔をじっと見ていた。ユイは、不思議な顔して和人の事を不安なるが、そんなユイの頭を和人は、優しく撫でた。
「ユイは、パパの強いところが見たいんだもんな……」
「はい、私はパパやママに強くあってほしいです!」
その言葉に和人は、自然と胸の奥から力が湧き上がってきた。当然、破軍学園の生徒であるユイも和人の試合を見に来る。そんなユイの前で負けることは絶対できないと思った和人は、撫でていたユイの頭から手を離した。
「安心しててくれ、ユイ。俺は……絶対に負けない!」
そう言うと和人は、ユイをみんなに預けたまま自室から出て行ってしまった……。
アルブヘイム・オンライン内の世界樹頂上。
そこには、妖精王オベイロンと呼ばれるプレイヤーが王座に座っていた。
「ふん、ティターニアはまだか?」
「はい、もう少々お待ちください。」
彼は、妃であるティターニアを探しているらしいが未だに見つからない事に苛立ちを覚えていた。
「ティターニア……必ず見つけ出して、俺のモノにしてあげふよ。」
オベイロンは、そう言うと大人しく異世界に行った妖精達の帰りを待つことにした。
和人が、1人で特訓を続け始めてから既に数週間が経過して月暦が5月になった頃、待ちに待った七星剣武祭の校内予選が幕を開けようとしていた。
「お兄ちゃん……」
「ん?どうした、スグ?」
控え室で静かにその時を待っていた和人にリーファが話しかけてきた。彼女は、七星剣武祭のルールを聞いて少し不安になっていた。
「本当に行くの?」
「あぁ、ユイの前で負けるわけには行かないしな。」
「嫌だよ!せっかくまた会えたのに……私は、お兄ちゃんが死ぬのを見たくない!!」
リーファは、和人に抱きつくと今まで我慢来てきたものが込み上げてきた。和人は、そんなリーファを優しく抱きしめた。
「スグ、俺は死なない。だってあのデスゲームのラスボスと相打ちするまで生きてた男だぜ?命をかけることには、もう慣れてるさ。それに……」
「それに?」
リーファは、和人の方を見上げると上目遣いをしながら聞き返した。
「たまには、お兄ちゃんにもカッコつけさせてくれよ。」
和人は、優しい表情でリーファを安心させるように言った。リーファは、うんと頷くとゆっくり和人から離れると同時にユイが控え室に入ってきた。
「パパ、もうすぐ試合の時間ですよ?」
「あぁ、分かった。じゃあ、行ってくる。」
「うん、お兄ちゃんなら勝てるって信じてるよ!」
リーファは、そう言うと和人はそのまま控え室を出てフィールドの方へと向かった。
一方、第1訓練場で和人の次に試合がある東堂刀華は、颯爽と控え室へ向かおうとしていた。
「会長は、見に行かなくてイイんですか?」
ある生徒が刀華にそう聞くと彼女は、足を止めてその生徒の方を振り返った。
「桐ヶ谷君なら、楽勝で勝てますよ。あの重い一撃をそう簡単に受け止めれる人は、この学園には早々いません。彼を含めた数人の1年生達がこの校内予選を最後まで勝ち抜くでしょう。」
それを聞いた生徒は、驚いて何も言えなくなると刀華は、そのまま先に控え室へと向かった。
『桐ヶ谷君に、黒鉄君……私は、校内予選の最終戦でどちらかの騎士とやりたい!!それまでに負けるわけにはいかない!!』
そう自分に喝を入れ直した刀華は、ゆっくりと眼鏡を外して準備をし始めた。
《次回予告》
遂に始まった校内予選……
和人は、対戦相手の南條に勝つことが出来るのか!?
そして、数日後……ショッピングモールに出かけることになった和人達は、そこで……
第7話「異世界攻略組」