「これが、一応の設計図だ。」
あ、ども。カイザーです。……海座です。
更識さん、改めて簪の機体設計図を一晩で書き上げたので持ってきてます。屋上に。
「これは、ultramanスーツ『type:GEED』です。俺のBelialを製作した時のデータを参考に設計してみた。」
あー、一応俺の機体は搭載してるからな。……あのシステム。まぁ、よっぽど出ない限り使わないけど。
「凄い。こんな、高度な技術見たことない。」
「何か注文はありませんか?」
「……この『Fusion Rise SYSTEM』って言うのは?」
「あぁ、この機体は、ちょいとピーキーって言うか。戦闘開始前及び戦闘中に『Ultra Capsules』を選択するんだ。それに合わせてスーツ形状が変化する。」
俺は、ポケットから試作品のウルトラカプセルを取り出す。
「現状の設計図は、ウルトラマンとウルトラマンベリアルを選択した時の姿。」
「なるほど。まだ、あるんですよね?」
「あるよ。でも、まだ設計段階でね。」
「はぁ。じゃあ、作るところ見てもいいですか?」
「もち。自分の機体だからね。」
「ありがとう、ございます。」
「さて、ご飯も食べ終わったし、そろそろチャイムも鳴るから戻ろ。」
「はい!」
こうして俺らはそれぞれの教室に戻った。
そして、今晩のことだ。
「カー君、おっじゃまっしまーす!」
「束様、おかえりなさい。╰(*´︶`*)╯」
絵文字表示可能レベルの笑顔で束様を出迎える。
「あ、うん。ただいま。カー君!」
「さぁ、こちらです。お食事はしっかり準備済みです。」
「わーい!流石カー君!それじゃあいっただきまーす。」
「束様、手を……。」
「?」
俺は消毒液を、束様の手にかける。
「一応、エチケットですから。」
「ありがとう!じゃあ、改めて!いっただっきまーす!」
束様は、海老フライを口いっぱいに頬張ると、次の
「うまー!じゃあ次々っと!」
次の
「小ぶりから慣らし食べで、徐々にエッグとか乗せるのがいいんだよねー!」
もちろん、エッグとかパイン焼きとか置いてある。
それらのトッピングを全部乗せて最後に食べるのが束様の食べ方だ。
その他オムライスやカレーライス、更にラーメンを食し最後のデザートに移る。
「こちら、デザートのグレイトフルパフェでございます。」
「これこれ!これを食べなきゃ、終わらない……いや!終われない!」
りんごや梨、スイカにメロンなど様々なフルーツを乗せたパフェは、その下にバニラ、ラムネ、チョコ、イチゴなどこれまた多種多様なアイスを土台にした普通の人が食せば、一発で糖尿病になること間違いなし!という狂乱パフェである。もちろん、細胞単位でオーバースペックな束様だから食べられる物だ。真似しないように。責任は取れないよ?
怒涛の勢いで口に入っていくパフェは、みるみるうちに無くなっていく。
「ぷはぁ〜、ご馳走さま。」
「お粗末様でした、束様。」
「それじゃ、また来るから元気でね。」
「えぇ、いつでもいらしてくださいね。」
「うん!じゃあ、またね!」
束様は人参ロケットで自分のラボに帰って行った。