博之は、先天的な空間把握能力があった。それに加え、ウルトラマンベリアルの力を吸収しその能力は、人間の限界を突破していると言っても過言ではないだろう。
つまり、彼には大勢の人を完璧に操るだけ能力があったのだ。結果として、大量のガジェットをコントロールすることに落ち着いたが。
さぁ、戦闘に戻ろう。攻撃が効いて無人機に接近することに成功したベリアルはためらいなく無人機に手を突っ込み、コアを回収する。
「オーブ!ジード!今だ!最大出力でぶっ飛ばせ!」
「わかったわ!」「うん!」
『いいか?スペリオン光線の撃ち方は、今見た通りだ。』
ジャグラーが映像を見せる。その通りにオーブは、右腕を下から上に伸ばすと、紫色の円ができる。そこから左腕も円の中心辺りから左側へ伸ばし体の前でクロスさせ放つ技。
「スペリオン光線!」
ジードもいつも通りの流れで放つ。
「れ、レッキングバースト!」
コアを失った機体は、避けることも抵抗することもなく二機のから発射される光線を受ける。
大破を超え爆散する無人機の破片を、ベリアルのデスシウム光線で綺麗に片付ける。
「おい!なんで俺の邪魔したんだ!」
アリーナに内で喚いているのは一夏。
『おい!何故一夏の邪魔をしたぁ!』
放送室で喚いているのは篠ノ之箒だ。凰は大人しく引き下がったが、織斑一夏はそうではなく、前線に出よう出ようとした為に怪獣ガジェット08グローザムフリーズで足元と両手足を氷漬けにした。それを見た篠ノ之がキレているのだ。なんせ、一夏大好きっ子だからな。
『海座、誰も破壊しろとは言ってないぞ?』
別方向、織斑千冬からの放送だ。
そちらには対応する。
「……完璧な安全を確保する為に、破壊しようとした。それが、俺の見立てと違い光線が強すぎた。以上です。」
『コア諸共……か?』
「えぇ、コア諸共になってしまいました。」
『おい!こっちに質問に答えろぉぉ!』
「やかましい!鬱陶しいぞ、この
『「!!」』
「いいか、お前ら2人ともよく聞け!織斑一夏が死んでも良かったんなら、俺はグローザムを使わなかった!被害を最低限にする努力をしたんだ!文句を言われる筋合いはない!」
「ひ、ヒロ?大丈夫?」
「ん?あぁ、問題な……(ピチューン!!?」
作られた島であるIS学園が揺れる。
「なんで、なんで!ここに現れるんだ!」
地面から大きな影が出現した。
「ねぇ、ヒロ。あれって……。」
「博之君のガジェットと似てる……。」
「あれは……
古代怪獣…ゴモラ!」
現れた大怪獣は咆哮をあげ、学園へと迫る。