「えーと、転校生が2人と……クラス入れ替えが1人で3人紹介します。では、簪さんから。」
「更識簪です。何故か、4組から1組に移動になりました。よろしくお願いします。」
その時、不思議な事が起こった。偶然にも、クラス全員が同じことを思ったのだ。
(なんでクラス入れ替わったの?)
と。
「えーと、オルコットさんがより実戦データが取れるようにと、通達が…来てます。」
「ちょっと待ってください!それは、一体誰が決めたんですか!」
と、まぁうん。織斑が出しゃばる。
「私だ。何か文句でもあるのか?」
「千冬姉……どうして?」
「今山田先生が言った通りだ。それから、織斑先生だ!」
その手に持った黒く薄い板が織斑の脳天目掛けて振り下ろされそうになったが、
「あの!いい加減にしないと、転校生が困り果ててますが?」
軽く殺気出してみたら、止まった。
「あぁ、すまなかった。と、言いたいところだが、今のお前の殺気で生徒の半数が失神しかけているぞ。」
「知ってますよ。その程度の殺気だった問題ないでしょう。全員気絶させられますし。これでも抑えた方なんですよ。」
「そうか。じゃあ、デュノアから自己紹介をしろ。」
「はい。えーフランスから来ました。シャルル・デュノアです。ここに同じ境遇の方が2人いると聞いたので来ました。よろしくお願いします。」
「「「「「「きゃー!」」」」」
と、感性が飛ぶ。「守ってあげたくなる系」だのなんだのとな。
「静かにしろ!ボーデヴィッヒ、お前も自己紹介しろ。」
「は!織斑教官!」
「ここは軍ではない。織斑先生だ。」
「わかりました。ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」
「い、以上ですか?」
「以上だ!」
泣き目の山田先生。がっつり構えるボーデヴィッヒ。その隣で苦笑いするデュノアという、面白い絵面を拝めた。
簪と移動する。まぁ、次の授業がアリーナなのだ。そして、俺たちは着替える必要性がない。
更に言うと、前方の織斑デュノアペアが上級生やらなんやらを引き付けているため、俺に害はない。
難なくアリーナへと着くと、汗だくの織斑が居た。
「海座、なんで一緒に行かなかったんだよ。」
「おい、近づくな。お前汗臭パナいから。」
「はぁ?だって、逃げ回りながらここまで辿り着いたんだぞ?汗だくにくらいなるわ。」
「
「いや、何がだよ!」
なんてないようの薄っぺらい話しをしてると、織斑の声だけ届いたのか、
「織斑、煩いぞ。」
と、織斑だけがセンセーに怒られました。しかし、出席簿を構えると鬼にしか見えんな。
「では、授業を始める。」
2組との共同授業が始まった。
「では、まず……海座、更識。前に出ろ。」
嫌々前に出る。
「これから、2人にはある人と戦ってもらう。」
「「はい。」」
「ISを装着しろ。」
「ナノマシン 装着モード。」
「ジード !」
『プリミティブ!』
ベリアルとジード、嫌々前に出る(二回目)。