IS〜悪しきウルトラの力を使いし者〜   作:proto

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第29話 挑発と解放と拡散式と。

俺たちが上空を漂って居ると、上の方から…

「ど、どいてくださぁ〜い!」

と、山田せんせーが降ってくる。

「はぁ、ババルウ。」

怪獣ガジェット14ババルウフェイカーを、山田センセーにくっつける。すると、どこからともなくパラシュートが……まぁ、ババルウフェイカーをパラシュートに変えたんだけど。

「ふぅ〜。助かりました。ありがとうございます。」

「まさか、俺らと山田センセーを戦わせるんですか?」

「そうだ。こう見ればなんだかなぁ〜と思うが、実戦での彼女の実力は凄まじい。…まさか、負けるのが怖いのか?」

 

 

まぁ、そう言われたんでやりますよ。

「デュノア、山田先生か使っているISを簡潔に説明しろ。」

「はい。あの機体は『ラファール・リヴァイブ』で、デュノア社製の第2世代量産機で…。」

転校生のラファール・リヴァイブの解説か始まる。

その間にも簪は、猛ラッシュを浴びせている。が、やはり距離取られている分ふりだ。向こうは、汎用機。攻撃を避けつつ、銃火器での連写を食らってしまうとキリがない。

『……レム、機は熟した。()()を解放しろ。』

『了解しました。』

無線(簪には聞こえない)を使い、レムにとある物を解放するように指示する。

『簪、『ジードクロー』を解放しました。使ってください。』

「じ、ジードクロー?」

『新たな戦力です。』

「わ、わかった。ジードクロー!」

『アクロスマッシャーへの移行もお勧めします。』

「うん!ジード !」

『アクロスマッシャー!』

ヒカリとコスモスでフュージョンライズする。

『クローの刃をライザーでスキャンして、真ん中の赤いボタンを。それから、手元のスイッチを3回押してください。』

言われた通りの行動をとる。クローの片方の刃をリードし、真ん中のボタンを押すとクローが展開した。そして、3回ボタンを押すと……

『シフトイントゥマキシマム!』

「ディフュージョンシャワー!」

光のシャワーを山田センセーに浴びせる。

「き、きゃー!」

「ヒ、ヒロ!今!」

「リミッター解除!デスシウム光線拡散式!」

体制を立て直し避けられるのを防ぐため、一直線の光線ではなく拡散して放つ。

「そこまで!ご苦労だった。降りてこい。 」

降りようとした時だった。ディフュージョンシャワーの使用により、SEが切れかけたのかジードがガクン!と崩れ落ちる。リミッター解除状態での高速移動でなんとかキャッチして、お姫様抱っこの感じで、ゆっとりと降下するのだった。それを遠くから見つめる、影があった。

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