俺たちが上空を漂って居ると、上の方から…
「ど、どいてくださぁ〜い!」
と、山田せんせーが降ってくる。
「はぁ、ババルウ。」
怪獣ガジェット14ババルウフェイカーを、山田センセーにくっつける。すると、どこからともなくパラシュートが……まぁ、ババルウフェイカーをパラシュートに変えたんだけど。
「ふぅ〜。助かりました。ありがとうございます。」
「まさか、俺らと山田センセーを戦わせるんですか?」
「そうだ。こう見ればなんだかなぁ〜と思うが、実戦での彼女の実力は凄まじい。…まさか、負けるのが怖いのか?」
まぁ、そう言われたんでやりますよ。
「デュノア、山田先生か使っているISを簡潔に説明しろ。」
「はい。あの機体は『ラファール・リヴァイブ』で、デュノア社製の第2世代量産機で…。」
転校生のラファール・リヴァイブの解説か始まる。
その間にも簪は、猛ラッシュを浴びせている。が、やはり距離取られている分ふりだ。向こうは、汎用機。攻撃を避けつつ、銃火器での連写を食らってしまうとキリがない。
『……レム、機は熟した。
『了解しました。』
無線(簪には聞こえない)を使い、レムにとある物を解放するように指示する。
『簪、『ジードクロー』を解放しました。使ってください。』
「じ、ジードクロー?」
『新たな戦力です。』
「わ、わかった。ジードクロー!」
『アクロスマッシャーへの移行もお勧めします。』
「うん!ジード !」
『アクロスマッシャー!』
ヒカリとコスモスでフュージョンライズする。
『クローの刃をライザーでスキャンして、真ん中の赤いボタンを。それから、手元のスイッチを3回押してください。』
言われた通りの行動をとる。クローの片方の刃をリードし、真ん中のボタンを押すとクローが展開した。そして、3回ボタンを押すと……
『シフトイントゥマキシマム!』
「ディフュージョンシャワー!」
光のシャワーを山田センセーに浴びせる。
「き、きゃー!」
「ヒ、ヒロ!今!」
「リミッター解除!デスシウム光線拡散式!」
体制を立て直し避けられるのを防ぐため、一直線の光線ではなく拡散して放つ。
「そこまで!ご苦労だった。降りてこい。 」
降りようとした時だった。ディフュージョンシャワーの使用により、SEが切れかけたのかジードがガクン!と崩れ落ちる。リミッター解除状態での高速移動でなんとかキャッチして、お姫様抱っこの感じで、ゆっとりと降下するのだった。それを遠くから見つめる、影があった。