「では、専用機持ちは分かれて、それ以外は均等になるように分れろ。」
こう言ったが、無論織斑とデュノアに多く行く。俺のとこには誰来ない、イイね。何もしなくてイイって。
「お前たち、わかった。私が振り分ける。」
と、適当に振り分けて行くちーちゃんせんせー。俺の所には誰もいないのは変わらない。
「海座、お前には……更識と連携しなかった理由を聞かせてもらおうか。」
先の山田センセーとの戦闘で、俺は拡散式デスシウム光線以外は何もしていない。あまり聞かれたくないので、場所を移動した。
「簡単な話ですよ、する必要がなかった。彼女の実力なら山田先生くらいなら容易いと。」
「それは、教員を舐めプで相手しているという事か?」
「いえ、そういうわけではないです。現行ISを超える性能を持つ機体と束様からお墨付きをいただいておりますので……まぁ、ハンデにちょうどイイかと。」
「何?束の?なんで……。」
「経緯を聞きたいですか?」
「それは……、そうだな。」
「わかりました。では、今日の夜寮隣のラボに来てください。」
「あの正体不明のラボにか?」
あ、俺住んでるって知らないんだ。
「えぇ、今夜7:30にそのラボへ。」
「……まぁ、少々胡散臭い気もするが。」
「では、失礼します。」
こうして、俺の授業時間は幕を下ろした。
放課後
「ねぇ、博之君♪これどういう事?」
博之の目の前には一枚の写真が突き出されていた。そう、授業の時SEの切れた簪をお姫様抱っこして降下している写真だ。
「楯無さん?そもそも、なぜこんな写真を持っている?」
「……そ、それはぁ……そのぉ〜。」
「はぁ、まぁいい。さぁ、こっちへ。」
楯無をこっちへ迎え、お姫様抱っこをする。
「全く。甘えん坊だな、楯無は。」
「………た…な。」
「え?」
「刀奈って呼んで。それが、私本来の名前だから。」
「わかった、刀奈は本当に可愛いな。」
恥ずかしくなった刀奈はギュッ!と、博之に抱きつく。そこで、『ピッンポーン!』とインターホンから呼び出し音が鳴り響く。
「来客だ。多分織斑センセーだろ。」
「え?あわわわ。ドンッ!)痛!」
織斑センセが来ると知って慌てたのか音を立てて地面に落ちる刀奈。
その間に玄関に移動していた博之は、ササっと対応する。
「ようこそ、我が家へ。」
「邪魔するぞ。……更識、何故ここにいる。」
「えっ……と、ここで暮らしているからです。」
「ここで?なるほど、引っ越し場所とは、ここの事だったか。」
「はい。」
『ロケット着艦待機状態へ移行します。』
「着艦待機状態?」
「あぁ、来ますか。では、こちらへ。しばらくくつろいでいてください。」
「あ、あぁ。」
博之は台所へ駆ける。
人参ロケットからウサギが1人出てくる。
「ふぅ〜、さてリビングに行きますか。」
ロケット発着所を作り、来やすくしたのだ。
「さてさて、カー君のラーメン楽しみだなぁ〜。」
その足取りは、とても軽かった。