「やっと、やっと見つけたぜ。ここに、この宇宙にある地球に……ベリアルが居る!」
ゼロ、ウルティメイトブレスのエネルギーを三回使い果たしながらも、ベリアルのいる平行宇宙に到達。
ちょうどその頃
一夏はセシリア、シャルロットとショッピングモールに来ていた。IS学園はもうすぐ臨海学校の時期。それに合わせて水着を買いに来ていた。
「なぁ、セシリア。どうして俺と来たかったんだ?」
「えっと、まぁ、その……。」
「あ、着いたよ!」
気を利かせシャルロットがすかさずカバーを入れる。
「お、本当だな。じゃあ、シャル、セシリアどっちからにする?」
「どうぞどうぞ。」「どうぞどうぞですわ。」
と、某ダチョウなクラブのようなやりとりを始めた。
「じゃあ、僕から先に選ばせてもらうね。」
結果、シャルはオレンジのビキニ。セシリアは青のパレオだったか?を選んでもらっていた。
その隅で、楯無と簪を連れている博之の姿。いや、その逆のようだ。
「ったく、別に泳がなくたっていいだろ。」
どうやら、臨海学校で泳ぎたくないらしい。
「ヒロの、水着が見たい。」「博之君は、面倒くさがる思ったんで、仕事用意しました。」
バン!と、一冊の冊子を取り出す。それは、去年の会誌だった。
「特集ページの記事に使うんで、よろしく。」
「お姉ちゃん、他の人にも見られるけど……いいの?」
「……良くないわね。……はぁ、どうしよ。」
「肌焼きたくないし…。」
『それ、俺の力でなんとかなるんだが。」
「「「え?」」」
突如後ろから聞こえた声に反応し、全員振り返る。
「今、ベリアルの声がしたような。」
『念話だ。俺だって元ウルトラ戦士だぞ。その位できるわ。』
「で、お前の力でっていうのは?」
『俺は元々太陽エネルギーを使って戦ってたんだ。俺が吸収すればいい。ストルム器官もあるしな。』
「うーん。いや、やめとくよ。ありがとな。」
『そうか。』
(ずいぶん大人しいな。)
「そうだ!釣りだ!釣り人キリ〇みたいな格好で、釣りしよう。」
「じゃ、じゃあ私もそうする。」
と、釣りに賛同しだす簪。
「……博之君。今度、私も連れて行くこと。」
「はいはい、わかったよ。ワガママな刀奈ちゃん。」
あ、カァーって赤くなってる。
「さて、買い物済ませて帰りますか。」
「「おー!」」
そこから、釣り用品を揃えて学園に戻った。
(一応準備したけど…。今の箒ちゃんに必要……かな?)
束は自分のラボで、自らが妹のために開発した機体『紅椿』と向かい合い悩んでいた。
(アメリカとイスラエルが共同開発してる軍用機
束は悩んでいた。この機体を渡すに相応しいか。ISは戦争の道具じゃない。宇宙への翼なんだ。でも、冷静さを持てなければ、どんなに優秀な物もただの殺戮機械と化してしまう。現状、篠ノ之箒がこれをどう使うかは目に見えている。
(きっと、いっくんと共闘してかー君を叩き潰そうとするに違いない。そして、返り討ちにされ…。)
そんな束の元に一本の電話があった。
「もすもすひねもす〜⤵︎はぁ〜い⤵︎みんなのアイドル 篠ノ之束でぇす⤵︎」
「姉さんに頼みがある。私にISを……専用機をくれ。」
「なんで?」
「私には力が欲しい。一夏を守るための力が。」
「それは、いっくんに賛同しない者たちを叩き潰すためでしょ?」
「うっ!だが!助ける事には変わりない!」
「……わかった。」
ここで、電話が切れた。
(よし!姉さんが専用機を作ってくれる!それがあれば、海座など敵ではない!一体どんな小細工をして買ったかは知らんが、私がこの手で叩き潰す!)
その日、学園の寮には不気味な高笑いが響いていたが、少ししたらドゴッ!という音の後、聞こえなくなったとさ。