バイクを走らせること数十分。目的地である海に着いた。
バス付近に停め、ヘルメットを取る。クラスメイトが降り始めてきたので、荷物を全部背負い簪をお姫様抱っこした状態で集合するであろう場所に向かう。この時の簪には恥ずかしさなど0.00001mm程もなく、幸せに包まれていた。
全員集まり、旅館の女将さんに挨拶をする時は流石に下ろした。無礼だからね。
「えー、今日からお世話になる女将さんだ。」
まぁ、軽く挨拶をする。え?別に挨拶なんて気にしてないでしょ?あ、メタい?ま、置いといて。
中に入って、着替えを済ませる。耐水仕様の上着を着て、帽子を被り、サングラスをかけ…クーラーボックスと竿を担いで、海へと足を運ぶ。
旅館の外に出ると、すでに簪も準備完了といった状態だった。そして、何故か隣にカメラを持ったのほほんさんが居たのはスルーしよう。
ってか、のほほんさんのそれは水着なんだろうか?」
「かいかい、聞こえてるよぉ〜。」
「え?あ、すまん。」
「まぁ〜確かに水着には見辛いよねぇ〜。」
「じゃ、じゃあ。釣り始めよっか。」
「「おー!」」
こうして、クラスメイト達から離れた位置へ移動した。
一方その頃
ビーチでは織斑がセシリアに逆セクハラされかけたり、凰に移動監視塔ごっこに付き合わされていたり、ビーチバレーしたりと Enjoy していたそうだ。
え?逆セクハラに関して聞きたい?そこは皆さんのご想像にお任せすると言ったところで。
今日なんかメタくない?って?気にすんな。
まぁ、セシリアが積極的になったってことで。
更に一方アメリカ・イスラエル合同開発局では
ナターシャ・ファイルスによるIS運用テストが行われていた。が、先程終わったようだったが……
「
「まさか、暴走!?」
「ハッチ強制的に開けられます。」
「何としても、逃がすな!全力で食い止めろ!」
「……ダメです!ゴスペル発進します!」
「クッ!進行方向は?」
「日本方面です!」
「IS学園に連絡しろ!」
「パイロットはどうしますか?」
「この際構わん!なんとしても止めさせるんだ!」
「は、はいぃ!」
こうして、銀の福音は原因不明の暴走を起こし、パイロットを乗せたまま日本へ飛び去った。
「計画通り行ったぜ、スコール。」
「わかったわ。すぐに撤収よ。」
「あいよ。オータム帰還する。」
「今頃、エムも首尾よく運んでるはずよ。」
銀の福音暴走の裏で暗躍者達がいることを、彼らはまだ知らない。