IS〜悪しきウルトラの力を使いし者〜   作:proto

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第41話 大漁と刺身と心境と。

釣りは順調だった。餌をたらせば食いつきはいいし、結構上質なネタが取れる。サケやらマグロやら、ここはオールブルーかってくらい釣れた。

釣り上げた魚をクーラーボックスへと詰め、持ち帰る。

その場で一匹捌いて食べたが、上品な脂に、舌がとろけそうだった。

 

釣りを終えたのは、夕方直前ぐらいだろうか。急いで旅館へ戻る。そして、食事を済ませる。そして、織斑センセーに渡す。

「海座、これで何か……つまみ作れないか?」

「……許可するんだ。わかりました、作ってきまーす。」

厨房を借りる旨を女将さんに伝え、サクッと調理に移行する。

 

「まぁ、この魚達だったら…無理に調理して味損ねるよりは刺身で食った方が美味いか。」

と、刺身提供で魚を捌き始めた。

 

軽く5分ほどで、盛り付け等を終わらせた。すぐに、織斑センセーの部屋へ向かう。

「すんませーん。海座なんですけど?」

「おー、空いてるから入れー。」

「しっつれいしまーす。」

ドアを開けて入ると、7人。織斑センセーを目の前に、篠ノ之箒、凰鈴音、セシリア・オルコット、シャルロット・デュノア、更識簪…と、簪にくっつこうとしているラウラ・ボーデヴィッヒ。

「おいコラ、簪から離れろ。」

私用することは無いが、マジでBelialを使おうかと悩んだ。

「なんだ、嫉妬か?w」

と、挑発される。が、ここの対応は彼らしく…

「お待たせしました。刺身の盛り合わせです。」

「お、こりゃ随分力の入った盛り付けだな。」

「そうですかね?とれたて新鮮な魚なのでそのままの状態でと思って。」

「うむ、いただきます。」

「他の皆さんもどーぞ。」

篠ノ之から順番に箸を4本渡していく。

「おい!私の分が無いぞ?」

「ヒロ、私のも無い。」

「あ、簪のは大丈夫。ボーデヴィッヒのは最初から無い。」

そう言うと、刺身を箸で簪の口元へと運ぶ。

「はい、あーん。」

「あ、あーん///」

少々照れながらも、しっかりと食べていく。

「どう?美味しい?」

「…大変美味しゅうございます。」

何故か口調がおかしくなっているが問題ない。

これで、刺身も食えない。簪にあーんする姿を目の前で見せつけると言う屈辱をボーデヴィッヒに与えられた。

 

空気を読んで退出しようとした時だった。

「おい、海座何してる。お前も座れ。」

「え?あっはい。」

と、胡座で座った、その上にチョコンと簪を座らせる。

「お前たち、一夏のこと…どう思ってる?」

篠ノ之「好きです!」

凰「好きです、何があっても。」

オルコット「1人の男性として。愛してると言っても過言ではないですわ!」

デュノア「まぁ、ちょっと惹かれてます。」

と、想いを寄せる者達の言い分だな。

「で。お前達は?」

俺「自己中、シスコン、朴念仁。」

簪「ヒロがいるのでなんとも。」

ラウラ「簪が好きなので、なんとも。」

と、まぁどうでもいい組はこんな感じになった。

「海座のは暴言に聞こえなくもないが、あながち間違ってないからなぁ。」

と、肯定する織斑センセーでした。

「まぁ、お前ら小娘じゃ一夏の相手はできんよ。」

と、まぁ強気な発言しながら酒を飲んでいた織斑センセーが酔い潰れて、なんかお開きっぽくなった。

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