IS〜悪しきウルトラの力を使いし者〜   作:proto

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第51話 回収と修理と一方的と。

あの後、織斑先生から日程の調整がついた事を教えられた。

そして、少しだけズルかもしれないがやらなければならないことがあった。それは、戦いの前日のことだった。

「ゼロアイ……回収完了。ふぃ〜、寮からラボまで運ぶのに苦労したぜ。」

博之はガジェットを使い、ゼロアイNEOを回収していた。

「織斑には大きすぎる力だ。負ける気など無いが、あいつには……まだ早すぎる。」

『お前、変わったんだな。』

「俺はベリアルじゃない。あいつに体を乗っ取られかけて、神にコントロールする力を貰っただけだ。」

『あ、本当にベリアルじゃなかったんだな。』

「まだベリアルだと思ってたのか。まぁ、直接ベリアルになったように見えたから、仕方ないか。」

『俺は、あいつを見殺しにしないために融合した。ウルトラマンとして、人を守るために。』

「俺は…守りたい奴らがいる。俺なんかのことを愛してると言ってくれた奴らを。」

『それでいいんだ。守るものがある奴は強いからな。』

「明日、俺は奴を叩き潰す。」

『…ま、あれは自業自得だ。』

「最初から……で行こうと思ってさ。」

『あぁ、いいんじゃねぇか?』

「じゃあ、俺は寝る。自由に動きたかったら、そこに調整済みの躯体(からだ)があるから、自由に使え。ブレス直すんだろ?資材とか使えるんなら、好きに使ってくれ。」

『そうさせてもらうぜ。』

こうして、ゼロはブレスを直す作業に入った。

 

次の日、アリーナにて。

「おい、海座!お前、俺のゼロアイどこにやった!」

「ゼロなら、うちのラボでブレスの修理中だ。それに…お前のじゃない!」

「俺と融合したんだろ?じゃあ、俺のじゃないか!」

「守るものもないくせに、ウルトラの力にすがるんじゃねぇ!行くぞ!」

『デモニックフュージョン・アンリーシュ!

エンペラ星人!ダークルギエル!ウルトラマンベリアル! アトロシアス!』

かつて、人々を恐怖のどん底に陥れた姿が、人を守ることを教えようとしていた。

「俺の実力、見せてやる!来い、白式!」

(あれに光線技は効かねぇ。ならば!)

「来い!ガジェットたち!」

博之は怪獣ガジェット25グローザーリング 26モズイシューズ 27ナックルアームを呼び出し、ギガバトルナイザーを後方へぶん投げる。怪獣形状のそれらは、形をリング、靴、籠手へと変える。

「さぁ、地獄を楽しみなぁ!」

おい!それ別作品のセリフゥ!

「うせぇ!」

地文に突っ込まないでー。あ、メタメタしさ満載ですみません!

 

グローザーリングの力で突っ込んでくる織斑の手前に攻撃をし、ギリギリ躱せたと油断した織斑に、モズイシューズの力で高速移動、上空から加速しつつナックルアームでオラオラオラオラし、最後の一発で爆発ダメージモードを起動。殴った回数ぶんの爆発ダメージが織斑を襲う。

「やっべ、アトロシアスで使う計算で設計してないから、全部壊れた!」

通常形態のパワーを基に設計したため、アトロシアスについてこれなかったのだ。

「ま、今回のデータを基に作り直すとして……、織斑はどうだ?」

博之の予想通り、地面に大きな穴を開けて倒れていた。

「弱い。自分の身丈に合わない力は、自身を傲慢にし、力を暴走させる。」

これ以上の戦闘は不可能だと判断し、ピットに戻ろうとした。

 

 

その時だった。後ろから何かに斬られたような感覚に襲われたのは。

博之は、その衝撃を利用しギガバトルナイザーを回収。即座に態勢を整えた。

そして、後ろを振り返るとそこには…。

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