IS〜悪しきウルトラの力を使いし者〜   作:proto

55 / 108
番外編 刀奈と海と釣りと。

場所は海。持ち物は竿とクーラーボックス。

海座博之の更識刀奈は釣りに来ていた。

 

「う〜ん、良い天気ね♪」

「そうだな。こんな日にはグビラなんか出て来たりして。」

「不吉なこと言わないでよ。今日は釣りを楽しみましょ?」

「そうしますかね。ってか、ISってなぜか怪獣には一切効果無いんだよな。」

「そうなのよねぇ。」

「怪獣に効果のある戦闘機でも作るか。」

「いいの?そんなにポンポンと色々作って。」

「世界の平和のためだ。仕方ない。」

と、世間話感覚で世界を守る話をする2人。その内容から、周りの釣り客は若干引いている。

 

と、まぁ何とも物騒とも思える話をしながら、釣りの準備をする。針に餌をつけ、釣り糸を垂らす。

「魚がかかるのを待つのも、釣りの醍醐味よねぇ〜♪」

「そっすねぇ〜。お?来たかな?」

と、糸を巻き針を確認する。

「釣れた釣れた。これは〜、アジかな?」

「博之君、早いねぇ〜。よーし!お姉さんも頑張っちゃうもん♪」

と、丁度イイ感じのタイミングで糸を引く感触が、竿を持つ手に伝わる。

「い!……これって……。」

「長靴…ですね〜。ま、こんな事もありますよ。」

「そ、そうだよね(´・ω・`)」

「次きっと釣れますよ!って、おっと!……それ!」

釣れたのはカツオだった。

「やっぱり、IS学園建設のために人工島を作ったせいで…水棲系生物の居場所が狂ってますね。」

「そうねぇ〜。お!重たい!今度こそ……よっと!…今度はタイヤァ?」

「なんか…運がないっすねぇ〜。」

「と、思ったらアナゴが5匹タイヤに入ってたわ♪」

「もう当たりなのかハズレなのか、よくわかんない。」

 

着々と魚等を釣っていく。

「たいりょ〜う まつぅりぃ〜!」

持って来たクーラーボックスに入りきらない量の魚等が見える。

「えーと…く、警護さぁ〜ん。」

多分、刀奈のボディガードの方がいると思い呼んでみたら…

「本当に居た。まぁ、今回は都合いいや。これ、皆さんで分けてください。」

無言で礼をして、受け取って行った。

「さて、帰って調理しますか。」

「わーい!わーい!博之君のご飯♪」

「まぁ、刺身とかもあるけどな。」

こうして、クーラーボックスをサイドカーに固定して、法定速度ギリギリで学園へと戻って行った。

 

 

学園のラボへと戻ると、そこには…

「おかえり、ヒロ。いっぱい釣れた?」

「カー君!待ってたよぉ〜。さぁ、ご自慢の腕を振るって束さんを満足させてよ!」

「ん?来たな。金は準備してある。」

食べる気満々のお迎えが俺たちを迎えるのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。