イギリス代表候補生セシリア・オルコットは、下等だと見下していた男への認識を改めた。その理由は、海座博之にある。
(……まさか、このご時世にあんな風に戦える男性がいたとは…。驚かせれましたわ。是非また手合わせを…そして、今度こそは勝ってみせますわ!)
オルコットが海座に敗北した事により、見方が変わっていたのだ。だが、それ以上に…。
(織斑一夏…あの純粋な眼差しを、もっと側で見ていたい。)
そう思うようになっていた。だが、この時はまだ自分の感情を把握しきれていなかった。
この感情を見つけ出したのは、4組に移動させられた時の事だった。
(なぜ私が移動を?たしかに、クラス代表として戦闘経験は詰めます…でも、一夏さんと離れてしまいましたわ。……そうなのですね。これが…恋に落ちる。いえ、もう落ちていたのですね、クラス代表決定戦の時から。ならば!後悔しないように、貴族としての振る舞いは忘れずに、でも積極的に!一夏さんと関わらないとですわ!)
こうして、セシリア・オルコットの一夏へのアタックが始まった。ラウラ・ボーデヴィッヒにボロボロにされた時、見舞いに来てくれた一夏に、深い好意を抱いた。だが、織斑一夏の単一仕様である『唐変木』に苦戦を強いられていた。しかし、彼女は諦めなかった!なんとか、臨海学校の水着買いへと繋げたのだった。そして、一夏が選んだ水着を買い付けるまで成功する。
(これで、また少し一夏さんに近づけましたわ!)
と、内心ガッツポーズをするのだった。
だが、事件は起こった。銀の福音に一夏が凸った事で、一夏の生死は不明。当然、彼女は一夏の救出に向かおうとした。愛する者を死なせたく無いという感情が、思考能力を低下させ体を突き動かした。が、周りが必死に食い止め尚且つ、ゼロの力によって助かった一夏を見て安堵を漏らした。が、それは周りの連中も同じだった。それに対して少し危機感と焦りを感じ始めた。
(このままでは、私はただの友人になってしまいますわ。私は一体どうしたら…。)
後に、この心の隙間に付け入られ…ペガ星人に洗脳されてしまうのだった。
洗脳を解かれた後は…ウルトラマンゼロによって正しい力の使い方を知り、一夏を支え…博之をライバルとして倒すべく、和解した。そして、TSSD(仮)の一員として、一夏のいるこの地球を愛する者と共に守ると決めたのだった。
これが、セシリア・オルコットの心境と状況の変化の流れである。
えーと、ヒロインsがおちすぎだ!
との指摘を受けたので…空白の期間を
ダイジェストでお楽しみいただこうと思い書きました。
これで納得していただけると、底辺作者としては
嬉しい限りでございます。
次回はボーデヴィッヒを予定しております。