IS〜悪しきウルトラの力を使いし者〜   作:proto

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もし56話を読んでいなければ、まず
そちらをご覧ください。お願いします!


第57話 会議と鼻血と封印と。

班分けが決まったところで、必要なものをピックアップせねばなるまい。まずは、メイド服と一夏用の燕尾服だな。表舞台の方には必要だ。で、裏方の俺らには…コック服か?それと……割烹着?食堂のおばちゃんかよ。……でも、割烹着姿の簪を見てみたい気はした。

 

「さて、第1回目の会議な訳ですが。必要な食材やらをまとめて行こうと思います。それから、前後半の分け方についても意見が聞けたらと思ってます。では、まずは食材や調味料などについてですが……コーヒー豆はこちらで準備しておきます。それから…オムライムに使う米や卵なんかは?」

「はい、私の実家米農家だから送ってもらえると思うよー!」

「私は、卵を用意します。大量に作ってますから。」

「では、お願いします。それから、何かメニューに加えたい料理やドリンクはありますか?」

結構丁寧な口調で進める博之。周りの空気を崩さないように最低限のセリフ周りは可能なのだ。

「パフェなんかどうでしょうか?」

「パフェ……うん。良さそうですね。それにクレープなんかできる方は?」

「うーん、焼くとこさえ作れればやれるわ。」

「では、作りますので。準備お願いします。」

「作るって、焼き機を?」

「えぇ。円形のやつですよね?」

「うん。あ、それならソフトクリームサーバーも作れたりする?」

「……可能です。」

「なら、パフェにソフトクリーム乗せない?」

「「「賛成!」」」

「では、そちらも作りますね。」

白熱していく会議、気づけば下校時刻となっていた。

「それでは、大まかに決まりましたので、表舞台側にも明日伝えておきますね。では、解散で。」

「「「「お疲れ様でしたー!」」」」

こうして第1回料理班会議が終わった訳なのだが……。

 

その日の夜。刀奈の部屋に呼ばれた。

「博之君、表舞台に立たないの?」

「はい。今回は料理提供に回ります。」

「じゃあ、1組には行かなくていいかな?」

「はぁ、じゃあ。俺が他の人の執事になってもいい?」

「……(プクー」

頰を膨らませた。可愛い。うーん、う〇ちゃんを想像してくれ。

「わかりましたよ、お嬢様。少々お待ちください。」

俺は一旦刀奈の部屋から出て、自分の部屋に戻る。

「お待たせいたしました、お嬢様。今宵この瞬間から、私は教えての執事を勤めさせていただきます。」

と、燕尾服に着替えた。

「カッコいい!あ、ダメ…逝く。」

急にベッドに倒れこんだ。急いで近くに行くと、鼻から血が出てきた。救急セットを取りに部屋から出ると、ちょうどお風呂上りと見える簪がいたので、助けを求めようとした。

「なぁ、簪!刀奈が倒れた!」

「え?あ、うん。カッコ…いい……ね。」

と、簪も倒れた。鼻から血が出ている(2回目。逆上せたのだろうか?

仕方ないので、お姫様抱っこで刀奈の部屋まで運ぶ。とりあえず、鼻を冷やして燕尾服を脱ぎ、クローゼットの奥底に封印したとさ。

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