IS〜悪しきウルトラの力を使いし者〜   作:proto

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今回、まず1人目の敵です。


第61話 争奪と第1の刺客とCQCと。

「な、なんなんだ?」

のほほんさんに、説明もなく衣装を渡され、とりあえず着替えてみたものの、全く話が読めてこない。

すると、急に副隊長のアナウンスが聞こえる。要約すると、頭の上の王冠を取った者が同室になるらしいぃ!

真っ暗だった視界に、光が訪れる。その光は徐々に強くなり、やがて……観客が見渡せるようになった。

「どうなってんだよ。」

辺りを見渡していると、どこからか弾丸が飛んでくる。音を頼りに探していると…

「セシリア……、なんで!」

「……。」

獲物を狙う鷹の如き目は、寡黙なスナイパーという雰囲気を感じさせる。

が、実際の思考はこうだ。

(王冠だけ撃って、後はワイヤーで取る。そしたら、一夏さんと…。)

煩悩だらけだった。次弾を避ける準備をしていると、刀が飛んできた。

(ひ、ひぇぇ。な、なんなんだよ一体!)

出ていたのは純白のドレスに身を包んだ……サムライだった。

(この流れだと鈴が来る、こうなりゃ…。)

「織斑家に代々伝わる戦術を使うしかねぇ!」

その言葉に周りが警戒する。どのような攻撃が来ても良いようにしっかり構えるが…。

「にぃげるんだよぉぉぉぉ!」

まるで大型モンスターから逃げる脱兎の如く、スピーディーな逃走を披露した一夏に、周りは呆然とした。

 

「さぁ、ここからは一般生徒も参加していいわよぉ!」

このアナウンスで観客席にいた生徒らも一夏の方へと向かう。

「因みに、王子様の王冠を取られると、電流流れるからねぇ〜。」

遠くから「それ先に言ってぇ〜!」と、いう悲鳴が聞こえたのは気のせいだろう。

 

と、まぁ仲間の愉快な姿をご満喫した俺たちの前に現れたのは、ラウラ・ボーデヴィッヒだった。

「宇宙人…では無いな。なら、目的は簪か。」

「そうだ。今日こそ、簪を手に入れる!」

「残念ながら、そういう訳にもいかねぇんだわ。俺にも意地とプライドってもんがあってな。」

「百合を愛し、百合に愛されたこの私が、最終的には勝つのだぁ!」

「おもしれぇ、やってやんよ!」

と、腰から警棒を出す。割と柔らかい素材でできているため、さほど痛く無いはずだ。

そう、殺傷性皆無の獲物を持っている俺に対し、向こうはドイツ軍のナイフ?……殺傷性がバカみたいな数値叩き出す獲物を取りやがった。

 

 

「おいおい、マジかよ。」

某蛇な方のCQCを簪と共に真似してやってたのがこんなところで生きるとは。

流れはこうだ。

ボーデヴィッヒがナイフで突きを繰り出す。が、軽く避けて直投げCQC!で気絶した。

「流石、ヒロ。もう完璧だね。」

「それほどでも。…しかし、そろそろ奴らも動いてる頃か?」

と、学園祭の裏で暗躍(笑)をしてるであろう組織を考えるのであった。




あっけない?仕方ない、いくら軍人とはいえ
ウルトラマンの力を持つ彼に勝とうなんて無謀なのだから、

私情ではありますが、イヤホン無くなって萎えました。
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