IS〜悪しきウルトラの力を使いし者〜   作:proto

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第62話 鬼ごっこと妨害と不調と。

ボーデヴィッヒと戦いを繰り広げていた博之。その裏では…。

鬼(学園生徒大半)vs織斑一夏という混沌なるカオスな状況が起きていた!

ん?混沌とカオスは同じ意味?んなこったあ知ってるんだよ。アレだよ、恋がしたい的なアニメ的なアレだよ。

 

と、まぁ織斑一夏が学園内を逃げ続けるという状況が続き、位置が特定できずにいる。

「亡国の狙いはアイツの可能性が高いだ。早々に合流せねば。」

千冬は焦っていた。亡国機業が学園内で大規模な活動を起こすのでは?と。

「とにかく、早く見つかることを…。」

「うぉぉぉぉ!」

「む!一夏の声?感じからして悲鳴か?」

一夏の声が聞こえた方めがけて走り始める。

 

 

一方その頃。

誰からに足を引っ張られる感覚を覚え、尻餅をつく。

「ここなら、安全ですよ。」

「ありがとうございます。えっと、確か…亡国機業の『オータム』さん。ですよね?」

「……くっく、あははは。はー、最初っからバレてたってことか。そうだよ、私は亡国機業のオータム様だ。」

「TSSDだ。大人しく投降しろ。」

と、対人武器である麻痺銃的な試作武器をオータムに向ける。

「そんなもんで、このオータム様が止められる訳ねぇだろぉ!」

オータムはISを展開する。見た目は完全に蜘蛛だ。

「チィ!とりあえず、隊長に連絡を。」

『こちら海座、どうした?』

「亡国機業…オータムと接触。」

『了解、位置は?」

「位置情報を、送ります。それで?」

『……アレは持ってるか?』

「…はい。」

『使用を許可する。そして逃げろぉ!』

「了解!使用許諾確認!対IS用妨害機発射ぁ!」

デザートイーグル型の射出装置から、強烈な光が発せられる。その光は視覚を、そして目に見えないナノマシンはISのハイパーセンサーを一時的に妨害する。

「チィ!逃すか!」

蜘蛛型のIS『アラクネ』は、生徒がいる校舎に姿を現し、織斑一夏を探す。が、

「そこまでだ。」

「ん?お前は……。2人目の!Belialとかいう!」

「これ以上は、好き勝手にやらせない。来い、Belial!」

Belialを纏った博之は、ギガバトルナイザーを構えるが。

(なんだ、体のコントロールが上手くいってない。)

体に不信感を覚えた。健康であるはずの体が、どうにも鈍い。キレがない、なさすぎるのだ。

「おいおい、どうしたぁ!そんなもんかぁ!」

「チィ!ベリアルジェノサンダー!」

人体に影響を及ぼす危険性があったため、今まで一切使用してこなかった技を使う。なんとかアラクネに当たり、全体に電気が走り、嗚咽が漏れる。

「はぁ、はぁ、なんだ。こんな隠し球持ってやがったのか。ここは引くか!」

「させるか…うっ、…無理か。」

なんとか、追おうとするが体の異変が酷く動くことがむずかしい。一方で、オータムは引こうとしたその時、ハイパーセンサーが回復し、織斑一夏を発見してしまう。

「その前に、そいつは頂くゼェ!」

と、一夏めがけてぶっとびジャンプする。蜘蛛の脚を使った超跳躍に追いつける状態ではなく、博之は手を伸ばす。

「一夏ぁ!逃げろぉぉぉ!」

「安心しろ、私がいる。」

一夏に向けられた蜘蛛の前足が切断される。そこに居たのは、IS用のブレードを持った織斑千冬だった。

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