アトロシアス化したイメージ画像となっております。
かつて
だが、今回はその心配はない。ザラブ星人が何の目的で……まぁ、だいたい想像はつくが、俺のカラータイマーに『レイブラッド星人』と『ガタノゾーア』のカプセルなんか入れたのかは知らねぇが、好都合だ。そもそも何でそんなもん持ってたんだろうな。
俺の闇は世界を覆い尽くした。これで、もう俺の世界だ。
『覚醒せよ、オーブオリジン!』
『我、王の名の下に!ウルトラマンジード!ロイヤルメガマスター!』
「銀河の光が、我を呼ぶ!」
「今、助ける!」
「来たか、小娘ども。」
世界の闇の中心と2つの光が今、対峙する。
その頃、織斑達TSSDは。
一夏「こっちです!押さないで!」
鈴音「落ち着いて避難してください!」
シャル「慌てないで!焦らずに!」
ラウラ「こっちで毛布を配っている!欲しいものはこっちだ!」
セシリア「スープも用意しております!1人一杯までとなってしまいますけど、欲しい方はこちらにですわ!」
箒「ね、寝袋はこっちだ!それから、非常食に水もある!」
シェルターでの避難作業に勤しんで居た。
カイザーベリアルはギガバトルナイザーを失った。それが劇中だったが、今回は持っている。さらに、切札……鬼札としてデモニックフュージョン・アンリーシュがある。カイザーベリアルの状態で使えば、どんな力に目覚めるかわからない。オーブとジード、彼らから借り受けた力のうちには、その記憶があった。オーブは詳細なデータが、ジードには実際に戦った時の記憶が。故に、早めに決めた方が良いことだけはわかった。
オーブカリバーとギガバトルナイザーが、火花を散らしてぶつかり合う。
その横からキングソードを振るうが、左手で止められる。ジードには蹴りを入れ、オーブにはギガバトルナイザーを少しずらして頭部目掛けてベリアルショットを放つ。ジードは学園校舎まで吹き飛び、オーブは近距離からの射撃でノックバックはあったが、カリバーを地面に突き刺して耐えた。
「くっ、やっぱり強いね。レム、なんか無い?」
『6兄弟カプセルが使えます。』
「そうね。ジャグラー、なんか手は?」
『ちょっと待て、オーブはベリアルと直接対峙したことがないんだ!だが、考えるから少し待ってろ!』
「はいはい。」
「お姉ちゃん、私が凸って攻撃させるから、その間に!」
「わかった!」
オーブカリバーのリングを回し、水に合わせる。
《オーブウォーターカリバー!》
ジードはカイザーベリアルへ突っ込んでいく。
「愚かだな、気でも狂ったか!デスシウム光線!」
普段なら考えつかない程赤黒く、また太い光線がジードに迫ってくる。一切手加減なしの本気だとわかるが、ジードはキングソードに6兄弟カプセルをセットし、手をかざしてトリガーを押す。
『ブラザーズシールド!』
6兄弟の力を使い、デスシウム光線を防ぐ。そして、ウォーターカリバーでベリアルを拘束する。だが…、
「少し侮って居たが、……お前らに免じて、少しだけ本気を見せてやる!」
『デモニックフュージョン・アンリーシュ!カイザーベリアル アトロシアス!』
基本形はアトロシアスだが、カイザーベリアル時の傷やマントはそのままだし、ギガバトルナイザーも保持している。しかし、以前までのアトロシアスとは全く違う気配だった。
「アトロスバースト!」
「ブラザーズシールド!」
デスシウム光線を防いだブラザーズシールドをいとも簡単に砕き、ジードを後ろにいたオーブごと吹き飛ばす。カラータイマーは点滅し、ジードはプリミティブに、オーブはスペシウムゼペリオンになってしまう。
「まぁまぁ楽しめたぜ、あばよ。」
カイザーベリアルの時よりもさらに鋭くなった爪で2人のカラータイマーを狙う。その一閃が、輝きの水晶を貫かんとした時だった。
「ぬぅ!ぐぅぉぉぉ!はぁ、まだ自我が残っているとはな。」
『2人……共、ここは…引くん…だ。』
「ヒロ!」「博之君!」
『長くは…もたねぇ…からな。』
突然、ベリアルが頭を抱えて、宇宙空間へと飛び立ち、闇は一時的に日本上空のみへと収まった。